海なし県と人々は言うけども岐阜にはコレがある
日本は周りを海に囲まれた島国ですが、都道府県の中で海に接していない県は、俗に「海なし県」と呼ばれたりします。
この「海なし県」という呼び方には、ちょっと残念なイメージもあるように感じませんか。海なし県は全部で8県、北から栃木県、群馬県、埼玉県、山梨県、長野県、岐阜県、滋賀県、奈良県です。
そんな海なし県の一つ、岐阜県に住んでいるパパーマンですが、海釣りが趣味だし、海の近くの食堂でとびっきり美味い魚料理を食べたりすると、やはり海が近くにあるといいなと思ってしまいます。
うーん、岐阜にもぜひ海が欲しいものだ。(←それはムリだが。)
そんなことを想っていたある時、小さい頃から岐阜に住んでいる方に、「岐阜では美味い魚が食べれないのが残念だ。」という話をしたら、「岐阜には鮎(あゆ)がありますよ。」と返されました。
なるほど、鮎なら岐阜でも捕れたてを食べることが出来ますね。
次に、鮎は確かにおいしい魚だけど自分で料理しても限界があるから、おいしい鮎を食べさせてくれるお店はないかと聞いたところ、観光ヤナの鮎がたまらなく美味いとのこと。
その後、観光ヤナで一度鮎を食べたら、これが美味しいのなんのって。
いまのところ実家から親が出て来たら、ぜひ連れていきたいお店のナンバーワンはここです。
・・・というわけで、タイトルに戻りますが
今回は海なし県の岐阜で、おいしい魚(あゆ)を食べる方法について紹介します。
家族で洞戸(ほらど)観光ヤナに行こう
さて、向かった先は「洞戸(ほらど)観光ヤナ」です。ヤナというのは魚を捕るために川に仕掛けるワナのことですが、このヤナで料理を出してくれるのです。
つまりとれとれというわけです。また、パパーマンが訪れた時は、子供向けに鮎のつかみ取りをやっていました。
つかみ取りのイベントは1時間おきにやっているようでしたので、お子様づれの方は楽しめそうですね。
洞戸観光ヤナの場所は下のマップをご覧ください。
前回紹介したモネの池からは近くて、車で40分くらいです。
洞戸観光ヤナのHPです。
8月28日(日)に家族で訪れました。日曜日のお昼時だったこともありますが、お店は大繁盛していましたよ。
郊外の大型スーパーマーケットの駐車場と同じくらいの駐車場なのですが、ほぼ満車状態でした。また、店内もかなり広いのですが、それでもお客さんでいっぱいでした。
鮎料理のはじめはコースの選択から
さて、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、Bコースをいっちゃいます。ちなみにコースの価格の差は、出てくる料理の数の違いだけです。
つまり価格が高いコースを頼むと、鮎をたくさん食べることになるのでお腹とも相談してくださいね。
初めに出てきたのは、鮎の煮つけでした。小さいころ実家で釣ってきた川魚を良く食べていましたが、その頃を思い出すなつかしい甘い味です。
お次は、アジフライのようなアユフライです。アユは肉が柔らかくて美味しいですね。これは丸ごと食べられました。子供にぴったりじゃないかと思います。
さて、この装置がすぐれものなのです。ガスで鮎を焼くコンロなのですが、なんと熱源は網の上にあります。
すると、焼いている魚から出てくる油や汁などが、下のパンに張った水のなかに落ちるのです。普通のコンロは下に熱源があるのでたれた油が燃えたりするのですが、これだとそんなことはありません。これはアウトドアでも、絶対便利なので、
iwataniさん、炉端大将 改 としてコレを商品化しませんか。(笑)
・・・CB缶式にして5000円くらいで。
焼き魚はセルフなのです。
ここはお父さんの腕の見せどころですよ。(笑)
ここぞとばかりに、キャンプで鍛えた技術を家族にみせつけましょう。
実のところ、この装置がとてもスグレものなので、誰が焼いてもきっとうまく焼けると思いますよ。
(ということは、家族には内緒でネ!)
鮎の塩焼きの完成です。塩を振らずに味噌でも食べられます。鮎が大きくて、食べごたえがありましたよ。
続いて、鮎の一夜干しです。どうですか、この油。ハラワタの苦みが嫌いな子供も、これなら大丈夫ですね。
一夜干しは塩焼きと一味違って、たまらなくおいしいですよ。
仕上げは、アユ雑炊です。いいうま味が出ています。最後に、この暖かい雑炊をいただくとホッとしました。
今回紹介した洞戸観光ヤナの営業は、10月いっぱいまでですので注意してくださいね。(念のためHPをよく確認してください)
みなさん、岐阜にお立ち寄りの際は、是非観光ヤナで一度アユ料理を味わってくださいませ。
でも、焼きサバも大好きなパパーマンですが・・・。
それでは、また。