キャンプで使うクーラボックスには釣り用がおすすめです
暑い季節のキャンプには欠かせないのがクーラーボックス。パパーマンは、このキャンプで使うクーラーボックスこそ世の中に選択肢がありすぎて、選ぶ時にとても迷うのじゃないかとつねづね思っています。
もちろん価格が高ければ、それだけ高性能なクーラーボックスも買えるわけです。
でも高性能なクーラーボックスを求めたために断熱材が厚くなり、結果として重すぎて使いにくかったりすることもあります。ですので価格、性能をふくめて適正なものを買いたいと思うわけです。
そこで、パパーマンは釣り用のクーラーボックスをキャンプで使うことを提案したいと思います。
国内の釣り用のクーラーボックスのメーカーとしては、ダイワとシマノの2社が有名です。これら釣り具メーカーのクーラーボックスは釣れた魚の鮮度を保つことに対して性能をシビアに要求される上に、価格競争も激しいため、キャンプ用品メーカの製品と比べると概してコストパフォーマンスが高いものです。
そのうえ、アウトドアで鍛えられているのでタフに作られていますし、製品によっては便利な機能が付加されていて、きっと気に入る一品が見つかると思います。
さて、現在パパーマンが週末の1泊2日のソロキャンプで使っているのは、ダイワ(Daiwa) クーラーボックス RX SU X 2600Xという商品です。
このRX SU X 2600Xはキャンプ専用のクーラーボックスとして、ちょうど1年前に購入し現在まで使用してきました。このあたりで、このRX SU X 2600Xを選んだ理由と、機能と使用感について書いてみたいと思います。
ダイワ RX SU X 2600Xを選んだ理由
さて、はじめにこのダイワ RX SU X 2600Xを選んだ理由からお話ししますね。以前、ソロキャンプで使用するクーラーボックスの容量について、記事に書いたことがあります。
この記事の中で、クーラーボックスのサイズについては、シマノだったら22Lクラス、ダイワだったら20L、21Lクラスをおすすめしていました。ダイワ RX SU X 2600Xは26Lなので、おすすめした容量より少し大きめのサイズになりますね。確かに容量としては、少し大きめだと使ってみて感じています。
もちろん、大きめであることを承知でこのサイズを選んだのです。理由は下の写真の様に2Lのペットボトルをタテに入れられることです。これは実際に、冷たいお茶をよく飲むパパーマンにとってありがたい機能で、特に夏場は重宝しました。キャンプ用のクーラーボックスとして、これは大きな付加価値だと思います。
さてもう一つ。上ブタに、さらに小さなフタがついていますね。
この小さなフタは、釣りをする時にはクーラーボックスの中からエサをとったり、または釣れた魚を入れる動作が結構ひんぱんにあるので、この時にクーラーボックス内の温度が上がらないよう、上ブタを開閉するのではなく、小さなフタの開閉だけで済ませてしまうためのものです。
そこで・・・。
夏場は冷たいお茶をここから取り出せば、クーラーボックス内の温度上昇が最小限に抑えられるという訳です。もちろん、この穴の下に、よく使う調味料をおいたりしてもいいですね。
ちなみに、この小さなフタはシマノのクーラーボックスにはあまりついているものがありません。シマノのクーラーボックスは代わりに開閉動作自体がシンプルで、開閉時間が短くなる様に工夫されていますよ。
それに対して、ダイワRX SU X 2600Xのクーラーボックスの開閉には少し力が必要です。でもその分、しっかり密閉されている感じがしますので、これはこれで悪くはないと思います。
フタは前後どちらからでも開閉できますが、キャンプではあまり便利だと感じることは無いようです。
取っ手は、はじめからついています。特別に重いクーラーボックスではないかぎり、ショルダーベルトより、この様な取っ手の方が使いやすいと思います。
このRX SU X 2600Xの取っ手は、写真の様に独特の形状をしていますが、これはたたんだ時にクーラーボックスのシルエットの中に納まる為の形状になっています。置いているときにコンパクトになるのが特徴です。
というわけでRX SU X 2600Xの特徴を一言であらわすと、2Lのペットボトルのお茶をたくさん飲みたい時に、とても便利なクーラーボックスですね。
今回はあまり釣り用のクーラーボックスをご存じない方に参考になればと思い特長を並べてみました。
釣りをされる方にとっては、当たり前のことばかりで退屈だったかもしれませんね。ご容赦ください。この後も、詳細に見ていきます。
それでは、今回はこのへんで。
続きは次回「キャンプでは保冷力の高い釣り用クーラーボックスがおすすめ 中編」をどうぞ。