パパーマンとオガ備長炭の戦いの経緯
今回のBBQで使用するのはオガ備長炭です。
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備長炭は火持ちが良いのが特徴です。ですが、なかなか手ごわい炭なのですよ。オガ備長炭というのはホームセンターにもたいてい売られている炭ですが、特徴としては普通の炭とは違って成型されて作られているのでチクワみたいに真ん中に穴があいています。
というわけで、けして珍しい炭では無いのですが、このオガ備長炭の最大の弱点はとても火がつきにくいことなのです。
パパーマン家が、このオガ備長炭を購入したのは4、5年前のことです。それから何回か火おこしに挑戦しましたが、うまく着火しなかったり、「おおっ着火した!」と思っても、使っているとすぐ消えてしまったりするので手の打ちようがなく毎回挫折しました。
使えないので捨ててやろうかと思いましたが、それも惜しい(くやしい)のでとりあえず倉庫にずっとしまっていました。最近は炭おこしの腕が昔より上がったと実感しているので、このオガ備長炭を火おこしして今回はBBQに再挑戦したいと思います。
オガ備長炭とはどんな炭
パパーマンがキャンプで良く使っているのはマングローブ炭です。これはホームセンターで3kg300~400円で売っている価格の一番安い炭です。火をおこしてから、だいたい1.5時間くらい使えます。このマングローブ炭より、もう少し価格は高いのですが2倍くらい火持ちがいいのがオガ備長炭の特長です。
形状としては真ん中に穴があるのが特徴です。
オガ備長炭は、オガくずを固めたオガライトで作られた炭です。製材で出てくるオガくずを原料とするのでエコですね。
さっそくオガ備長炭で火をおこす
火のつきにくいオガ備長炭の火おこしのために、火おこし器は必需品です。パパーマンの使用している火おこし器は、この記事で紹介していますので参考にしてください。
炭の穴に火が通るので、オガ備長炭は炭おこし器の中に立ててならべます。着火剤はいつもの固形タイプを、今回は2かけら使用しました。
着火時のポイントですが、着火剤は火おこし器の底についている網の上に置いて点火します。網の下に置くと、炭から火が遠いので着火が難しい様です。
炭へ火が移ったら後、長細いオガ備長炭の下の方から赤くなってきます。ここで2つ目のポイントです。
炭が上の端まで赤くなるまで気長に待ちましょう。オガ備長炭は火がおきたとみえて、横に並べて使っていると消えてしまうこともしばしばあります。上まで赤くなったら、使用開始の合図です。ポイントを押さえてやれば、オガ備長炭の火おこしも特に難しくありませんでした。
楽しいBBQをオガ備長炭でやりますよ
オガ備長炭の火おこし成功を祝して、パパーマン家のウッドデッキで行ったBBQの様子をしばらくご覧ください。BBQのはじめは、やはり塩味の牛タンですね。我が家の基本です。
ミッチーは塩加減にうるさいので、必ず自分で肉に塩をふりかけます。
あっくんが、ご飯に牛タンを巻いて食べます。この食べ方が、うまいのですよね。
いったん火が起きたら、安定して燃えるのが炭のいいところです。ハマグリも、ホクホクにできました。これも、うまかったです。
続いて渦巻きウインナーです。も、初めて食べましたが、いい塩加減でうまかったです。
ステーキ肉を焼きます。このあたりで、ミッチーとあっくんが満腹になります。
満腹の二人をよそに、ここからパパーマンが一人でホルモン焼きにいかせてもらいました。ホルモンは、ゆっくり油を落としながらカリカリに焼きあげると最高です。カリカリにできるのも、強力な炭の火力だからこそですね。
あぁ、脂がジューシーでおいしいなぁ。
オガ備長炭の火おこしまとめ
BBQが終わってから、炭を網の上にあげてみました。
マングローブ炭なら、そろそろ燃え尽きている時間ですが、オガ備長炭は写真の通りまだ長い時間く燃えてくれそうです。キャンプ場で、長時間まったりと炭の前で焼き物をする場合は途中で炭を足さなくていい、オガ備長炭の特長を感じることができました。
オガ備長炭の火おこしのポイントは
- 火おこし器を使用する
- 火おこし器の中は、火が通るようオガ備長炭をたてて並べる
- 着火剤は火おこし器の網の上に置き、火をつける
- 炭全体が赤くなったら火おこし完了
の4点です。
炭で焼くと、落ちた油や炭自体の煙で食べ物が、いぶされる効果で味が良くなります。秋の夜長にオガ備長炭でBBQなどいかがでしょうか。それでは、おいしいBBQをお楽しみください。