
こんにちは、ochanです。
今回はキャンプでリラックスするために一番大切な道具=チェア(椅子)のお話です。
キャンプで使うチェアにはローチェア、ハイチェア、グランドチェア、ベンチ、ヘリノックスタイプetc.いろいろとありますが、みなさんはどんなタイプのチェアがお好きですか?
僕のキャンプのテーマは癒されることです。
そんな僕は、キャンプで癒されるには背もたれの角度を変えられるリクライニングチェアを選ぶことが最善だと思っています。
チェアの背もたれをめいっぱい倒してお昼寝、そして起こして食事をして満腹になったら、まためいっぱい倒して今度は星空観察・・・なんて感じでキャンプで過ごせば100%癒されるのですよ。
だけど、そんなリクライニングチェアにも深刻な弱点があります。
それは、
「リクライニングチェアはとても壊れやすい!!」
ということ。
それでも僕は癒されるためにリクライニングチェアが一つ壊れるたびに、もっと丈夫なリクライニングチェアを探し続けますよ。
そんな僕がこれまで選んできたリクライニングチェアについてこの記事でまとめましたので、みなさんの参考になれば幸いです。
それでは今回も最後までごゆっくりとどうぞ。
僕のリクライニングチェア履歴
それでは、僕が購入したリクライニングチェアの変遷と、使ってみた結果について購入順にお話します。
- まず一脚目は折りたたみ式のローチェアです。
キャンプテンスタッグのエクスギアUC-1502という製品。
このチェアはリクライニングした時に負担のかかる長いボルトが折れてしまいました。(自分で修理したのでまた使える状態に戻りましたが。)
リクライニングチェアはリクライニングした時にどうしても体重による負荷が集中してしまうパーツが出てきます。
そんなパーツが壊れないように、どうやって補強しているかを確認することが購入する際に大切だとこの時思いました。 - 2脚目はコールマンのレイチェア ハイスタイルのリクライニングチェアです。
このリクライニングチェアはかなり丈夫です。
ただし既に廃番になっているのが残念。
鉄フレームなのでかなりの重量級で持ち出すのが億劫になりほとんど使わなくなってしまいました。
このチェアは背もたれのフレームが専用のx型フレームで補強されています。 - 4脚目はNEMOのスターゲイズリクライナーラグジュアリー
新発想のリクライニングチェア、座り心地も最高です。
ゆりかごのような吊り下げ構造なので、リクライニングにしても負荷が集中するようなフレームがありません。
長年使っているうちに生地の部分が一部破れてしまいましたが、縫って修理しました。
使用時の姿が大きく設置スペースをとるので広いテントで使う必要があるため最近は出番は少なめ。
スペースさえ気にしなければ、結構おすすめのチェアです。 - そして5脚目はキャプテンスタッグのCSブラックラベル UC-1699。
最近は4段階に背もたれの角度を変えられるリクライニングチェアが増えてきましたが、このUC-1699は3段階です。
UC-1699は設計が少し古いのかもしれません。
ただ結局のところ一番起こした時と一番リクライニングした時の2つの角度が重要なだけで、その間は何段あろうがあまり使い勝手には関係ないかなと思ってます。
UC-1699はハイバックで座り心地が良いチェアで1年半くらい使っていました。
こんなチェアです。
このフレームの特徴はリクライニングした際に大きな負荷のかかる背面フレームを、X字のサブフレームがサポートするようになっています。
このチェアを壊れるまでに使用した回数はザッと50泊。
この回数を多いと感じるか少ないと感じるかは人によって違ってくると思いますが、僕的にはリクライニングチェアにしては長持ちだったなぁという印象を持っていますので買って後悔はしていません。
ただし現実的にはこのチェアの価格が約12,000円だということを考えると一泊当たり240円払っている計算になるわけで、これだともう少し長持ちしてほしいと思ってしまいますよね。
お気に入りだった鹿番長のチェアが壊れたのはココ
というわけで、ここでリクライニングチェアの弱点を考えるために5脚目にとなった鹿番長のCSブラックラベル UC-1699の壊れた原因について考えてみたいと思います。
どうして壊れたか?
まず壊れた箇所ですが、背もたれのフレームではなく下の写真の位置です。
ちょうど右側の脚のフレームが座面のフレームを支えている部分です。
フレームにピンが貫通しているので構造的に強度が弱いのと、座った時の過重がここに集中したのが直接の原因と考えられますね。
これだけみると破損原因はリクライニングチェア特有の話ではない感じを受けるかもしれませんね。
ではこの部分が壊れた理由について考えてみます。
チェアを一番後ろにリクライニングさせた状態で座ると、足の裏が地面から浮くような状態になりますよね。
今まで地面にかかっていた体重の一部が、この時には座面の先端部分に脚全体の荷重がかかることになります。
つまり下の図のような力が生じチェアの破損に至ったというわけです。
壊れた原因を払拭する構造とは?
このチェアの壊れ方をみてもっといい構造のチェアがないかといろいろ探してみたところ、いいのがありました!
それは座面の先端部をすぐ両側で支える補強フレームが入っているチェアです。
UC-1699にはこの補強フレームが無いのですよね。
フロント面のXフレームだけでは座面の前側にかかる荷重を支えきれないことが分かったので、やはりこの補強フレームは欲しいところす。
それでもリクライニングチェアを手放せない
お気に入りチェアが壊れるとキャンプをするのに直ぐに困るので、ここまでの経験をベースにしてすぐに代わりとなるリクライニングチェアを探しました。
この記事を書いている時点では既に手元に届いていて、まだキャンプでは使っていないものの部屋で試しに使っています。
座り心地は間違いなくUC-1699以上、価格も比較的お安めで今までで最高のリクライニングチェアになる予感がします。
というわけで発表しますね。
購入したのはKOHAMIというブランドのアウトドアチェアです。
背もたれのフレームに補強フレームが追加されており、かつ座面の先端部を両側で支えるフレームも入っています。
フレームに関しては理想通りのチェアですね。
はじめて聞くメーカーなので購入に際して心配な面はありましたが、実際に座って見たところ生地も厚め(600D)でフレームの剛性感(特に腰の周辺)が非常に高くて快適でした。
耐久性の検証はこれからですので、また何か気づきがあれば当ブログでお伝えしたいと思います。
それでは今回はこのへんで。
みなさん楽しいキャンプを!