こんにちはochanです。
今回はQUICKCAMPから発売されているアンティーク風LEDランタン「メノーラ」を紹介します。
最近、ベアボーンズリビングのレイルロードランタンLEDやロゴス(LOGOS)のBambooコテージランタン、バルミューダ LEDランタンなど、アンティーク風、モダン風なデザインのLEDランタンが次々と発売されていては直ぐに売れ切れになっていますね。
僕はデザイン性の高いLEDランタンのちょっとした流行を感じています。
LEDランタンは今後、これらデザインに特化したランタンと、ルーメナーのような明るさとバッテリーの持ちを追求した高性能ランタンに人気が2分されていくのではないかと思うのです。
今回は、デザイン性の高いLEDランタンにご興味のある方のために、僕が購入してソロキャンプで使っているクイックキャンプのメノーラについて詳しくお話しようと思います。
この記事がランタン購入の際のご参考になればと思います。
それではさっそく見ていきましょう。
目次
メノーラの細部をじっくりと観察する
デザイン性重視のランタンですので、まずは外観からみていきましょう。
全体的に黒とシルバーを基調にした落ち着いた感じのするデザイン。
その中に竹や麻紐などの天然素材を取り入れているため、LEDランタンなのに使っていて暖かみを感じます。
次は90度向きを変えたところです。
本体が軽量な上に底面が広く、置いた時に安定するデザインになっています。これはアウトドアでは重要なポイントです。
ホヤの部分質はプラスチックですが、ガラスのフロストホヤのように光を拡散するような材質を使っているので、目に優しいのがこのランタンの良いところ。
最近は明るすぎて直視できないLEDランタンも多いですが、これならテーブルランタンとして使うには都合がいいですね。
ホヤを守るプロテクター部分にはクロムメッキがほどこされています。
明るいところで見ると、どうってことないのですが(笑)、夜にランタンを点灯させるとこのプロテクターが光って良いアクセントになるのですよ。
アンティーク風な麻縄(あさなわ)ハンドル
このランタンを手にしたとき、一番意外に感じたのはハンドル部分が太い麻縄で出来ていたことです。
昭和生まれの管理人は、「昔はこんな縄がよく使われていたなー」とノスタルジーにしばし浸ってしまいました。(笑)でも最近は、こういう麻縄なんて見ることが無くなりましたね。
まさにアンティーク風LEDランタンという、メノーラの売り文句にぴったりの素材。
ランタンの頂点には金属製の輪っかがついています。
これはきっとハリケーンランタンの頂上にある、トップリングと呼ばれる部品をデザインしたものだと思います。
ここをランタンフックなどにひっかけてもいいのですが、実際にランタンフックにかける場合は、きっと麻縄の方が使いやすいと思いますので、この輪っかの出番はないかもしれませんね。まぁ、デザイン性重視ってことで。(^▽^;)
底部の竹素材とツマミの使い方
一番下の素材は竹風のプラスチックではなく、正真正銘の竹がおごられています。このパーツがある効果で全体に高級感が出ていますね。
また正面にはシルバーのダイヤルがついていて、長押しをすることでON/OFF操作が出来ます。
このダイヤルを回すと明るさが20〜370ルーメン まで無段階に変えられます。自分の好きな明るさに調整出来るのがいいところ。
LEDランタンはボタンを押して明るさを調節するタイプが多いのですが、このようなダイヤル式の方がずっと使いやすいと感じます。
付属USBケーブルで充電し本体からスマホの充電も可能
裏側にはUSBのポートがついています。
付属のUSBケーブルのマイクロUSB側をここに差し込みUSB側をPCやコンセントに差し込めば充電ができるようになっています。
また本体のUSBポートからスマートフォンへ給電が可能ですので、スマホの充電用バッテリーとしても使えます。
写真の通り防水ゴムのフタがついていますが、防水クラスはIPX4(全方位からの水しぶきに10分間耐える。)、つまり防滴ですね。水の中に落としたり何時間も雨の中にさらすとダメですが、少しくらい雨で濡れても良さそうです。
バッテリーは市販の18650が使える
裏には丁寧に滑り止めのゴムが3か所ついています。
写真で見えているシルバーの小ネジ(2か所)を細いドライバーで開けると中にリチウムイオン電池(18650)が2本(5000mAh)入っています。
18650はリチウムイオン電池の規格ですが、その気になれば充電池が劣化してきたら自分で電池交換ができそうですね。この蓋をあける細いプラスドライバーは本品に付属していました。
ちなみに18650という電池は家電量販店では法律の関係で単品では売られていないと思いますが、アマゾンなどのネットで購入できます。同じくらいの容量の電池なら2本で2000円をきるくらいで売られているようです。
メノーラのスペックを確認しよう
それではメノーラの主な仕様を紹介します。
明るさ | 20〜370ルーメン 無段階調節 |
連続使用時間 | 約3.8時間(high)〜75時間(low)※最大充電時 |
バッテリー | 充電式 5000mAh(18650リチウムイオン電池×2) |
LED色 | 電球色(暖色) |
充電時間 | 約7時間 |
ワット数 | 6W |
使用可能温度帯 | -10℃〜40度 |
サイズ | 約26×φ12.5cm |
素材 | スチール/プラスチック/シリコン/竹/麻 |
生産国 | 中国製 |
付属品 | 本体 バッテリー USBケーブル |
暖色LEDランタン灯りで癒される
メノーラは温かみのある暖色LEDを使った最大370ルーメンの明るさのLEDランタンです。370ルーメンといえばメインランタンとして使うには物足りない明るさですが、テーブルランタンとして使うならちょうどいい明るさですね。
また、このメノーラの良いところはホヤが透明ではなくて光を拡散してくれる「すりガラス」のような素材だというところ。
このホヤのおかげでテーブルの上に置いてもまぶしくなくて、優しい灯りに感じられるのです。
メノーラは部材に天然素材を使っていることに加えて、ホヤで光が拡散される工夫により、見ていて癒されるランタンだと思います。
他社からも同じようなLEDランタンが出ていますが、テーブルランタンとして使う場合はLEDの光源が直接見えるランタンだと明るくした時にまぶしいと感じることがあるので、LEDランタンを選ぶときはこの点には注意をした方がいいと思います。
キャンプの夜道を照らす灯り
僕はこのメノーラをテーブルランタンとして使っていますが、夜中に用があって暗い夜道を歩く時などは、このメノーラを片手に持って出かけます。
足下を照らすランタンとして、明るさは十分ですね。
少し欲を言えば、もう少し傘の部分が大きいと足下がもっと明るくなるのですが、テーブルランタンとして使うときは傘が小さい方が光が上に広がるという利点があるわけで、ここは仕方ないといったところですね。
QUICKCAMPのメノーラは価格設定が安い
気になるメノーラの価格について触れておきます。
実はQUICKCAMPのメノーラは、同じカテゴリーのLEDランタンに比べてかなりお手ごろな価格設定になっているのですよ。
メーカー/機種名 | 明るさ | 価格(税込み) |
QUICKCAMP/メノーラ | 370ルーメン | 3,980円 |
ベアボーンズ/ ミニ エジソンランタンLED |
100ルーメン | 4,180円 |
ベアボーンズ/ レイルロードランタンLED | 200ルーメン | 9,680円 |
バルミューダ/LEDランタン |
195ルーメン | 15,180円 |
ロゴス/Bamboo コテージランタン |
247ルーメン | 14,960円 |
もちろん、あくまでも価格というのはモノを選ぶ上での一つのポイントに過ぎませんが、やはりメノーラというランタンはQUICKCAMPの良心だと言っていいと僕は思うのです。
また明るさについては、同じカテゴリーのランタンの中ではとても明るいランタンになりますね。
メノーラの特長まとめ
今回ご紹介したQUICKCAMPのメノーラの特長についてまとめておきます。
- 電池が交換できるので、いつまでも使える安心感がある。
- USBケーブルでスマホの充電が可能。
- ホヤが光を拡散してくれるので優しい灯りになる。
- テーブルランタンとしてちょうどいい
- お手ごろな価格。
最後になりましたが、今回ご紹介したクイックキャンプのメノーラ、
デザインだけじゃなく、実用性も重視したい方にぜひオススメしたいランタンです。
それでは、今回はこのへんで。
みなさん、楽しいキャンプを!