粕川オートキャンプ場によく訪れる方は既にご存知かもしれません。ご存知ではない方も、湿った地面に黒いブチュブチュした塊が育っているのを見たことは無いでしょうか。

今回は、イシクラゲという植物のお話です。

粕川オートキャンプ場で最近成長しているノリの様な植物って

雨の多いこの季節になると、パパーマンが通う粕川オートキャンプ場の地面に黒い海苔(のり)の様な物体が見られるようになります。

この正体はイシクラゲと呼ばれる植物です。

正直言って見た目がブヨブヨで気持ち悪いので、パパーマンはテントを張るときに、このイシクラゲを避けますよ。避ける理由はもう一つあって、雨が降ると水たまりが出来てしまうような、水はけの悪いところにイシクラゲが育つのです。

このイシクラゲですが、雨が長い間降らない時にはパリパリに乾燥して地面にしぶとく張り付いているのですよ。この時、本当に海苔を乾燥させた感じに見た目がにています。それがですね、雨が降ると水を吸ってブヨブヨの姿に復活するのです。

復活したブヨブヨのイシクラゲを撮影したのが下の写真です。

このイシクラゲについて、もう少し調べてみました。意外なことも分かったのですが、次のページには、もっと近づいて撮ったイシクラゲのグロい写真が載っていますので、お食事中の方は閲覧に注意してくださいませ。(笑)

いしきくらげ1

黒いイシクラゲをよく見たら

じゃじゃーん!

問題のイシクラゲを拡大してみると、小動物のウ〇コの山みたいに見えないこともないのですが、もちろんニオイはありません。

いしきくらげ3

このイシクラゲですが、調べてみると陸棲の藍藻(らんそう)だそうです。海苔に似ているという第一印象は、あながち外れでは無い様でしたね。日本では北海道から九州まで広く分布している様です。

イシクラゲは食べられるみたいだ

ところで驚くことに、このイシクラゲは日本では昔から食用とされてきたようです。寒天質で出来ているので、きれいにゴミや土を除去して洗えば、ワカメや海苔の代わりに食べられるかもしれませんね。ネットでイシクラゲを検索すると、圧倒的に駆除方法の記事が多いのですが、中には少数ですがイシクラゲを食べてみたという記事もありました。

いしきくらげ2

パパーマンはイシクラゲが食べられることがわかり、これまでの不気味な印象が少し薄れましたが、みなさんはどうでしたでしょうか。もし食べられた方がいましたら、味についての感想など教えていただきたいです。

最後に、YOUTUBEでイシクラゲを食べてみた動画を見つけましたので、貼っておきますね。興味のある方はご覧ください。

それでは、また。

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