春咲くタンポポは一年中咲いているのか

2017年10月12日、近所の公園にてタンポポの観察です。

タンポポのことで、前から気になっていたことがあります。それは春になるとタンポポの花がいっせいに咲き始めるので、なんとなくタンポポの開花時期=”春”というイメージがあったのですが、ご存知の通りタンポポの花は春にだけ咲いているわけではなくて、四季を通じて花の数は減りますが常に咲いているようなのです。何故、そんな現象が起きるのでしょうか?

調べてみると、タンポポには大きく分けて在来種の二ホンタンポポと外来種のセイヨウタンポポがあり、ニホンタンポポは春にだけ花が咲くのですが、セイヨウタンポポは春・夏・秋・冬とずっと花を咲かせるようです。

なるほどー。

この2つのタンポポの開花時期を重ねあわせれば、タンポポの花が春に一番多く咲くけど、常に一年中咲いているという現象が説明できますね。

ところでセイヨウタンポポは単為生殖できるので、虫が花粉をつけなくても種子を作ることが出来るようです。だから虫のすくない冬でも、花を咲かせるわけです。

一方、二ホンタンポポは他の花の花粉を受粉しないと種子が出来ません。というわけで、春に増える虫さんの協力がどうしても必要なのです。

それでは一年中種子を作っているセイヨウタンポポの方がタンポポの勢力争いにおいて有利なのでしょうか。

実は、そんなに単純な話でもない様ですね。

公園で写真7_わたげ02

ニホンタンポポとセイヨウタンポポの戦略

ニホンタンポポは春に種子をつくりますが、他のもっと背の高い草花が成長する夏は喧嘩をせず、種子の状態で夏をやりすごすようです。

夏がすぎて、大きかった草花が枯れ、背の低いタンポポにも日があたるようになった頃、ニホンタンポポの種子は発芽するというわけ。さすが在来種ですね、日本の四季を何度ものりこえた経験が生きてます。(笑)反対に、夏でも花を咲かせるセイヨウタンポポは、この季節は他の植物と喧嘩をしなければならず不利になります。

セイヨウタンポポの種子はニホンタンポポよりも小さくて、わたげが遠くまで飛ぶそうです。下の写真では、わたげがほとんど飛んでいってるのに種子だけが何故か残ってますね。現実には、そんなこともあるみたい。(笑)

公園で写真7_わたげ01

二ホンタンポポの種子は大きいので遠くまで飛ばないのかもしれませんが、大きな種子はそのぶん育ちやすいわけで、それぞれのタンポポに子孫を残す戦略があるようです。

セイヨウタンポポが最近増えているといわれていますが、果たして二ホンタンポポはこの先どうなるのでしょうか。

とても気になりますね。(^-^)

公園で写真7_わたげ03

それでは、今回はこのへんで。

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