こんにちは、ochanです。
前回の記事「北海道ソロキャンプ旅2023 第二話 北海道に上陸の朝」の続きです。
能取岬灯台から小清水原生花園へのルートは左に海が見える心地よい国道になります。
JRの線路と並行して走るのですが、思わず立ち止まってみたくなるような趣のある小さな駅が続きます。
ハマナスの花と小清水原生花園
小清水原生花園の駐車場に到着したころには天気もだいぶ良くなり、日差しも出てきました。
車から降りてはじめに見つけた花がハマナス。
夏の北海道を代表する花です。
この小清水原生花園にはJR北海道の釧網本線の原生花園駅があります。
原生花園駅は下の写真のような喫茶店にも見える外観の駅です。
実際に春から秋にかけての期間だけですが、ちゃんと駅として使われていますよ。
その駅の横の道を歩いて抜けると海側に砂丘が広がっていて、そこが北海道遺産になっている小清水原生花園になります。
夏場はここに天然の花畑が広がっていて、僕がとても好きな場所の一つです。
さっそくカメラを片手に花を探すために散歩を始めました。
花の散歩道
それでは撮ってきた写真を紹介しますね。
薄紫色のエゾフウロの花。
このピンク色の花は一番たくさん見かけました。
キタノコギリソウの花です。
名前は分かりませんが、この白い花もよく見かけました。
ナミキソウの花。
ハマエンドウの花。
ハマヒルガオの花。
ハマニガナの花。
カセンソウの花。
エゾキスゲの花。
原生花園から海はすぐそこです。
全ての花はこのサラサラの砂の上で成長してるわけです。
足元についた砂は、このポンプで流しましょう。
濤沸湖の馬の群れ
線路の南側には濤沸湖(とうふつこ)という大きな湖があり、その間に広い草原が広がっています。
そこに放牧されている馬。
馬の向こうに車が見えますか?
この大きな草原を線路と道路が通っているのですよね。
この馬がいる草原でも花を見つけました。
浜小清水前浜キャンプ場へ
さて、この原生花園駅からさらに国道244号線を走り、一つ先の浜小清水駅まで移動。
この駅には「道の駅 はなやか(葉菜野花)小清水」が隣接していて、結構大きなモンベルショップが併設されています。
ちょっとした食材やアウトドア用品なら揃う、キャンパーにとって便利なエリアでもあります。
そんな浜小清水駅には施設がもう一つがあり、それが浜小清水前浜キャンプ場。
ちょっとだけ話がそれますが、北海道でキャンプをするなら「北海道キャンプ場ガイド2023」を持っておくことをおすすめします。
昔からある本だけあって、とにかくキャンプ場の情報が詳しく載っているのですよね。
僕はこの本を旅の前に事前に購入していたのですが、この浜小清水前浜キャンプ場は北海道のキャンプ場の中では貴重なクマの出ない場所です。
小樽でフェリーを下船してからここまで一気に走ってきて来たこともあり、ここで猛烈な眠気に襲われていました。
というわけで、本日はまだお昼ですがここにテントを張ることに決定。
下の写真は浜小清水前浜キャンプ場から見える海の景色です。
釣り具を持っていれば、釣りも楽しめそうですね。
7月なのに日中でも気温が20℃もないので暑さは全く感じないのですが、逆に日が落ちると気温が一気に下がって寒く感じます。
ちょうど車の中に薪が一束入っていたので、この薪で焚火をすることに。
するとキャンプ場に泊まっているキャンパーが自然に集まって焚火を囲って楽しい宴がはじまりました。
キャンプっていいですよね。
それでは今回はこのへんで。
この続きは次回「北海道ソロキャンプ旅2023 第四話 熊出没注意!!」の記事をどうぞ。