こんにちは、ochanです。
今回はTOKYO CRAFTSのカトラリー「職器シリーズ」の箸とカトラリーをご紹介します。
みなさんはキャンプの時に使用するカトラリー(お箸・ナイフ・フォーク・スプーン)はどうされていますか。
僕がキャンプを始めたころ、割りばしや家庭で使っているスプーンなどを持ってきていました。
最初はきっと僕と同じような方が多いのではと思います。
それからキャンプを続けていくうちに、キャンプ専用のカトラリーが揃うようになりました。
箸だけは今でも割りばしを使うことがあるものの、カトラリーも含めて今はチタン製品を好んで使っています。
チタン製の箸やフォークはとても軽量で、キャンプ道具としてこれ以上のものはないように考えていました。
今回はTOKYO CRAFTSさんより新製品のアルミ製の箸とステンレス&アルミ製のカトラリーをいただく機会がありましたので、このような価値観を持つ管理人ですがしっかりと評価しながらご紹介していこうと思っています。
それでは最後までごゆっくりとどうぞ。
目次
今回ご紹介する職器シリーズ箸&カトラリーは、Tokyo craftsさんのご厚意によりご提供いただいたものです。
製品に対する所感は、すべて管理人自身が実際に使ってみたあとの感想によるものです。
TOKYO CRAFTS 職器シリーズ「箸」の紹介
最初に職器シリーズ「箸」シルバーをご紹介します。
職器シリーズ「箸」の主な仕様
職器シリーズ「箸」の主な仕様から見ていきましょう。
材質 | アルミ合金 |
サイズ(展開時) | 全長約23cm |
サイズ(収納時) | 全長約14cm |
重量 | 約23g※1 |
原産国 | 日本 |
アイテム | 本体、収納ケース |
※1:チタンの中空の箸で、同じ23cmサイズのものであれば標準的な重量は約16gです。重さという点ではチタン箸に及ばないものの、職器シリーズの箸はアルミの削り出しによりかなり軽量化が図られています。実際に持ってみた感じもかなり軽く感じられました。
ギミック溢れる職器シリーズ「箸」
下の写真が、そのTOKYO CRAFTSの箸です。
これは2本の箸が収納されている状態ですが、どうなっているかわかりますか?
僕はすぐに箸を展開する方法を思いつきませんでした。
まるで知恵の輪みたいです(笑)
よくある収納タイプの箸は、真ん中で2つに分かれて、同じ箸の持ちて部分の中に先端が収納されていることが多いのですが、職器シリーズの箸はそこが違うのですよ。
つまり相手の持ち手部分の中に先端を収めるようになっているのです。
下の図をご覧ください。
そこで端部を引っ張ると2つに分かれます。
下の写真は引っ張って2つに分かれたところです。
これだけでもかなりのギミックだと思いますが、この続きの組み立ても凝っています。
このままヒンジになっている個所を箸の持ち手の中に戻し、ねじを回すことで1本の箸になるというギミックです。
収納時からずっと持ち手部と先端部が離れない構造になっているので、これならパーツをなくすこともなくていいですね。
これで箸が完成しました。
なかなか格好いいデザインですよね。
こだわりのポイント
とても機械のツールっぽいイメージで作られた箸ですが、ナットになっている部分をよく見るとTOKYO CRAFTSのロゴが入っていてコダワリを感じます。
またこのナット、外周形状が角ばっていることで箸が傾いたテーブルの上をコロコロと転がっていくのを防ぐように工夫されています。
これもアウトドアで使う箸では重要なポイントです。
TOKYO CRAFTS 職器シリーズ「箸」まとめ
TOKYO CRAFTS 職器シリーズ「箸」はアルミ削り出しで精悍なデザインの箸で、個人的にはかなり気に入りました。
このデザインは使いやすさとも両立しており、バランスの良い箸だと思いました。
また組立・収納の手順など、似たようなキャンプ用のお箸とは少し違ったギミックのみられる面白いところもあり、購入すれば所有欲をきっと満たしてくれると思います。
気になる価格は税込み4,950円。
チタンの箸が一善1,000円程度で購入できることを考えると、正直なところ安くはないですね。
それでも、この分野では先駆者のスノーピークの和武器が4,400円であることを考えると、職器シリーズ「箸」はコストパフォーマンスはいいと感じます。
日本製だし、アルミ削り出しで作られた箸なので、それに見あった価格であることは間違いないと思います。
ただ、ファミリーキャンプで家族全員分の箸をこれで揃えるのは難しいと思いますので、とどのつまりは「おやじのソロキャンプ専用箸」という位置付けになりそう(笑)
というわけで、もしこのデザインやギミックに少しでも魅力を感じるならば、購入してもきっと後悔はしないと思います。
TOKYO CRAFTS 職器シリーズ「カトラリー」の紹介
それでは次に、TOKYO CRAFTS 職器シリーズの「カトラリー」についてみていきましょう。
カトラリーとは通常はスプーン、ホーク、ナイフのことを指して呼びます。
職器シリーズの「カトラリー」は、これら3点がセットになったものです。
職器シリーズ「カトラリー」の主な仕様
まずは主な仕様から見ていきましょう。
材質 | 刃先:ステンレス 持ち手:アルミ合金 |
サイズ(展開時) | フォーク:全長約21cm ナイフ:全長約23cm スプーン:全長約20.5cm |
重量 | フォーク:約48g ナイフ:約57g スプーン:約52g |
原産国 | 日本 |
アイテム | フォーク ナイフ スプーン 収納ケース |
さきほどの箸はすべてアルミニウム合金でしたが、カトラリーの先端部にはさびにくく硬度のあるステンレスを採用しています。
グリップの良い持ち手
職器シリーズ「カトラリー」の特徴は持ち手部分にあります。
細かい凹凸(ローレット加工)により、カトラリーを握ったときに滑りにくく力が入りやすいように工夫されています。
このローレット加工は他にナットや工具の持ち手、カメラのレンズなどグリップが必要な部分によく使われている加工ですが、こうしてみるとツール感のある武骨なカトラリーですね。
ただし汚れがこの凸凹の間に入ってしまうとスポンジで除去しにくい点もありますが、これについては「職器」をテーマにしたデザイン性を重視しているものと思います。
実際にステーキを食べてみましたが、さすがにステンレス製だと肉を簡単に切ることができます。
カトラリーとしては十分合格点じゃないでしょうか。
今まで管理人はチタン製のフォークやスプーン類を好んで使っていたので、こうしたステンレス製の固いエッジのカトラリーも一つあると良いと思いました。
TOKYO CRAFTS 職器シリーズ「カトラリー」まとめ
TOKYO CRAFTS 職器シリーズ「カトラリー」は細部まで丁寧に作りこまれているだけあって高級感を感じました。
ステンレスとアルミだけで作られているので、錆びることなく長く使えると思います。
気になる価格ですが、このカトラリーも箸と同じで税込み4,950円。
キャンプ用のカトラリーとしてはだいたい2,000円前後で売られているものが多く、すべてチタン製だとしても3,000円もあれば購入できるため、 この職器シリーズ「カトラリー」の価格は高いと感じるかもしれませんね。
ただし先にご紹介した箸と同じで作りがとても凝っているので、このくらいの価格はするだろうなという感じは受けます。
この商品はアウトドアで使えるへビューデューティーな作りに加え、自宅でも使えように上品なデザインに仕上げているとのことなので、もし自宅でもこのカトラリーを使うとしたら、この価格の見方が変わってくるのかもしれません。
というわけで、TOKYO CRAFTSの職器シリーズ「箸」と「カトラリー」についてここまでご紹介してきました。
それでは、今回はこのへんで。
みなさん楽しいキャンプを!
最後にTOKYO CRAFTSのページです。
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