前回の記事「平湯キャンプ場から行く秋の上高地ハイキング」の続きです。
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯にある平湯キャンプ場でのファミリーキャンプ 2019年11月3日(日)2日目の夜。
上高地ハイキングの後にバス停近くの「平湯の森」でどっぷりと温泉につかったら、もうそれから体が骨抜きになってまったく動かなくなりました。
動かないというか、脳が「もう動きたくない」という指令を出しているような感覚です。
しばらく平湯の森の休憩所で寝たあと、平湯キャンプ場に戻ってきました。
目次
キャンプの定番カレーライス
ハイキングをした夜は疲れているはずなので簡単に作れるカレーにしようと、あらかじめ作戦を立てていました。
ところが僕もみっちーも、もうカレーさえ作る気分にならないほど疲れていたのですよね。
そこで一人、カレーを作り始めたあっくん。さすが中学生はスタミナが違います。あっという間にカレーライスが完成しました。
疲れてペコペコのお腹に、温かいカレーが入りました。
「これは、うまーい。」
薪ストーブを眺めながら夜が過ぎていく
今夜も暖房は薪ストーブで。
2日目は、炎が安定してきたらダンパーを絞るという操作手順を学習しました。
すると、昨日よりも薪の消費も少なくなったし、なにより幕内が暖かくなってきた気がします。
使い始めて2日目ですが、ステンレスのストーブが焼けて味わいのある色になってきました。
僕が薪ストーブの番をしていると、ミッチー、そしてあっくんの順に
「ちょっとテントに行ってくる。しばらくしたらまた戻ってくるから。」
という言葉を残したままサーカスTCから出ていって、なかなか戻って来ません。
平湯キャンプ場の静かな夜。
耳をすませば、隣のテントから二人の寝息がかすかに聞こえてきます。
それから一人、薪ストーブの火をイジリながら夜が更けていきました。
山の中のキャンプ場の寒い朝に目覚める
2019年11月4日(月)3日目の朝。
とても寒い朝でした。
僕はキャンプでも布団で寝ているのですが、今朝は結露で布団が湿っぽくなっていました。
ムーンライト5の寝床から寒冷地用のCB缶を一つ握りしめ、サーカスTCに入って朝の支度にかかりました。
今日は撤収です。このキャンプ場は12:00がチェックアウト時間です。
寒いキャンプの朝にカセットガスストーブ
寒冷地用のCB缶をイワタニのデカ暖にセットして点火。
朝は瞬発力のあるガスストーブが使いやすいです。
サーカスTCと薪ストーブの煙突について考える
薪ストーブの煙突の貫通部はこんな感じです。テントが溶けたりしないように、テンマクデザインのウッドストーブML兼用オプションプロテクターというパーツを購入して使っています。
実用上は問題ありませんが、ファスナーの開口の隙間が大きいのが少し気になります。調べるとクランプで生地を挟んで、この隙間を閉じている方がいるようですので、今度試してみようかと思っています。
煙突を固定するガイロープを作成
煙突の先端はこんな感じ。
2番で少しススがついて黒くなっていました。
煙突の転倒防止として、ウッドストーブは先端を3本のガイロープで固定するようになっています。今回はロープを1か所だけ張ってみて長さを調べました。次回のキャンプでは同じロープ長さのセットをあと2組準備する予定です。
今回のキャンプは薪ストーブを初めて使ったのですが、おかげでテントの中で過ごす時間が楽しくなりました。もうじき冬キャンプシーズンですが、今年はこのウッドストーブが活躍しそうな予感です。
今回のキャンプで使用している薪ストーブ テンマクデザイン ウッドストーブサイドヴューMの紹介記事はこちらです。
朝はヴィーナスで目を覚ます
目覚めのモカ。
ビアレッティのヴィーナスを使っています。
キャンプ羽釜で炊き込みご飯
朝は簡単にキャンプ羽釜で炊き込みご飯です。
そして、黒船でソーセージを焼いてます。
ファミリーキャンプテント村の後片付け
食事が終わったら、3人で撤収作業にとりかかりました。今回はサーカスTC、ムーンライト5、パンダTCと3つもテントを使いましたが、さすがに3人で仕事をすれば撤収作業も早いですね。
下の写真は薪ストーブの中のロストルを外したところ。
のぞいてみると、結構灰が残っていますね。
でも、付属の灰掻き棒を使うとお掃除がとても簡単でした。下にゴミ袋を置いて、残った灰を落とすだけ。
さて、12時少し前に荷物を全てステップワゴン号へ積み込み終わりました。
それでは、自宅に向かって出発!!
今回のキャンプ日記も最後までお読みいただきありがとうございました。
今年は急に寒くなりましたね、秋の期間がとても短くて、すぐに冬に入った感じがします。
これからいよいよ冬キャンプのシーズンですが、みなさん準備はすすんでいますか。
昨シーズンはパンダTC+パンダTCタープの出番が多かったのですが、僕は今年の冬はサーカスTCと買ったばかりの薪ストーブの組み合わせの出番も増やしたいと考えています。
ソロキャンプの新しい楽しみになりそうです。
それでは、今回はこのへんで。
またどこかのキャンプ場でお会いしましょう。
→初めの記事「サーカスTCに設置したウッドストーブサイドヴューMの火入れ式」に戻る。