ハードクーラーはオットマンにも使える
今回は秀和のクーラーボックス ラック35ULの紹介をします。
ラック35ULはホームセンターで売られている入手しやすいクーラーボックスですが、魚釣り用のクーラーボックスとして作られた高性能のクーラーボックスなのです。
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さて、下の写真はochanのソロキャンプのセッティングです。ハードクーラーは重たい反面、保温力もあるし、こうしてオットマンにもなるのでなかなか便利です。
このクーラーボックスは、商品名がラック35ULというもので、我が家がファミリーキャンプに初めて行く時にホームセンターで購入したものです。もう、7年位前の話になります。
このラック35ULを購入するとき、初心者なのにきっとクーラボックスは長持ちするだろうからと、ちょっと頑張って売り場でも中の上クラスのクーラーを選んだ記憶があります。といっても価格は5000円前後と微妙なラインですが、使ってみると保冷力は抜群でした。
また作りも丈夫で、ラック35ULは今でも一泊二日のファミリーキャンプでは1軍選手です。
秀和はあのオリムピック製のクーラーだったのか!
さて、一見平凡なホームセンターで売られているラック35ULクーラーボックスですが、つい先日面白いことに気がつきました。
下の写真は蓋の裏側の刻印です。
蓋の裏側の刻印に注目
よく見ると、PRODUCTED BY OLYMPIC FISHING TACKLE CO.,LTD. 「釣具のオリムピック社製」と書かれています。
OLYMPIC を「オリンピック」では無くて、「オリムピック」と自然と読まれた方、僕と同世代かもしれません。(*^-^*)
小学生のころに初めて釣りに興味をもち、近くの川に休みになると通っていたことがありますが、当時はオリムピックといったらシマノやダイワと並ぶ大手の釣具メーカで、クーラーボックスもラインナップしていました。このオリムピックは2000年頃に一旦倒産し、今は釣竿の専業メーカとして復活しています。
僕が購入した2008年頃は、オリムピックという会社は存在していなかったと思いますが、この刻印にはどういう意味があるのでしょうか。
同じくクーラーボックスの裏に貼られた取り扱い説明書のシールをみると、SHUWAの文字があります。秀和というのは名前はあまり知られていませんが、クーラーボックス屋さんです。調べてみると、昔はオリムピックにクーラーボックスをOEM供給していた様です。ですので、刻印は昔の成形型をしばらく使っていたのかもしれませんね。
安くても安心の質実剛健な日本製クーラー
さらにSHUWAの横にMADE IN JAPAN の文字があります。
そうなのです。
今では中華製の安いクーラーボックスがホームセンターにたくさん並べられていますが、これは日本製なのです。一時のデフレのせいで、今では日本製のクーラーボックスってあまり見かけないですよね。
このラック35ULクーラーボックスは保冷性能がいいのもそうですが、壊れやすい正面のバックルやヒンジ部分にステンレス部品を奢っているのも、クーラーを知り尽くした日本のメーカ製だからだったのですね。
2Lのペットボトルを立てたまま入れることが出来る
この秀和のラック35ULの容量は名前の通り35Lで、2Lのペットボトルを立てたまま入れることが出来ます。
そして調べてみると、驚いたことに同じクーラーがまだ売られているみたいです。興味がある方は、秀和のホームページをご覧ください。(2019年現在もホームセンターで売られていましたよ。)
(オリムピックの刻印は、まだあるのかな?)
今は、もっと性能の良いクーラーも出ているみたいですね。見た目はとても地味ですが、質実剛健なクーラーボックスです。
それでは、今回はこのへんで。