炊飯方法の進化
前回の記事「テントとタープのレイアウトの最善形を考える」の続きです。
粕川オートキャンプ場 2017年3月4日(土)の夜
パパーマンは主食はやっぱりゴハン派なので、毎回キャンプの夜はご飯を必ずと言っていいほど炊いています。
そこでキャンプで炊飯をするときに失敗せずに美味しく炊く方法をいつも考えていましたが、最近はやはりお米や水の量の加減や炊飯の時間などを正確に測ることに重点をおくようになりました。
まず昔やっていた方法です。これをクンクン法と呼んでいました。
- まず水加減ですが、お米をコッヘルに適当に入れて、水をお米の深さの2倍になるまで入れる。これは人さし指をお米や、水の中に突き刺し深さを計っていました。
- つぎに火加減ですが、コンロの火力を最大にして沸き上がったら、弱火にし蒸気が出なくなるか、香ばしい香り(おこげのニオイ)がしてきたら火を止めます。鼻でクンクンにおうので”クンクン法”です。(笑)
言葉で説明すると適当な感じなのですが、これでも慣れてくれば意外とまともにご飯が炊けますよ。
でもある程度は炊きあがりにばらつきが出てしまうのが難点。点数でいえば80点くらいでしょうか。
そこで100点を目指すために、最近の炊飯方法は以下の様にしています。
- 水加減ですが、まずシェラカップ(キャプテンスタッグのミニシェラカップには180cc=1合の目盛りがついている)でお米の量を計りユニフレームのごはんクッカーに入れます。ごはんクッカーには内側にお米に対する水量の目盛りがついているので、この線に合わせて正確に水を入れます。
- 火加減ですが、コンロの火力を最大にして沸き上がったら、弱火にするまでは以前と同じです。それから14分間たったら火を止めます。この14分という時間は試行錯誤の結果決めたのですが、この時間を守ればうまく炊けます。時間ですが、下の写真の様なタイマーアプリを使って正確に測っています。
もう一点補足すると、毎回変わらない火力を再現することも重要です。特に冬場の寒い季節はガスコンロなどドロップダウンしやすいのですが、火力が落ちてしまうと先ほどの炊飯時間(14分)とマッチしなくなります。
そうすると、クンクン法に戻るしかありませんが、この状態ではうまく炊くのはなかなか難しいです。また強い風にコンロの火が流されると、これもまた火力が落ちることになりますので注意が必要です。これにはウィンドスクリーンなんかを使うといいですね。
実際に炊飯してみます
パパーマンは、イワタニのカセットフー BO(ボー)EX CB-AH-41に自作の風防を取り付けて使用しています。
おかげで今夜も風が強かったのですが、火力は最後まで安定していました。
ご飯が2合分完成しました。
一口食べてみましたが、上手く炊けている様です。
夕食に続きます
一杯目は、やはり大好物の卵かけごはんです。これがたまりません。
この日は、ハンバーグをおかずにいただきましたよ。
結局12時前までまったりしていましたが、そろそろ眠くなってきたので寝るとします。
それではまた。
続きは次回「今日は啓蟄(けいちつ)の日です」の記事をどうぞ。
おやすみなさい。