スノーピーク チタンダブルマグカップの紹介
今回は、僕が愛用しているチタンダブルマグカップについて紹介します。
輪島塗の湯のみの存在価値とは何か
昔、能登半島のとあるキャンプ場に泊まった翌日に輪島の朝市に出かけることがありました。
輪島といえば、輪島塗という漆器が有名ですが漆器を扱っているお店の中で、お土産を買おうと輪島塗のお箸を探していたのです。そんな時、輪島塗の湯のみで、湯気の立つ熱いお茶を勧められました。
店の方に勧められるまま湯のみを手に持った瞬間、僕はハッとしました。
湯のみを握っても、全然熱くなかったのですよ。これが陶器なら、熱くて持てないこともありますが、さすがに木製だけあって断熱性に優れていると感心しました。そして陶器に比べはるかに軽く、持ちやすいところも気に入りました。
次に、飲もうとして湯のみに口をつけた時に熱くない飲み口と、木のやわらかい感触にまた感動しました。この湯のみが欲しいと、この瞬間思いましたが目玉が飛び出そうな値段でしたので、思いなおしましたけど。(笑)
お店の方も、客の心理を良くわかっていて、自信をもってお茶を勧めていたのですね。( ˘ω˘ )
チタンダブルマグカップの優れた特長とは
スノーピークにはチタン製の2重構造になっているマグカップがあります。写真のカップは僕が愛用している220ccのチタンダブルマグカップですが、軽くて保温性が良くて、コーヒーを入れてもカップが熱くなりません。
飲み口のほうも、2重構造になっているチタンを接合している部分が、ちようど薄くなっていて口当たりも良いのです。
それにマット仕上げの処理をされたチタンの表面は、ステンレス製のマグカップのような金属的な冷たさはなく、持った感触もやわらかくて暖かい感じがします。
先に紹介した漆器の湯のみにはかなわないかもしれませんが、このスノーピーク製のチタンダブルマグカップもいい線をいっていると思うのですよ。
ただ、お値段の方は、やはり目玉が少し飛び出そうかな。(笑)
まぁ、高いと言っても輪島塗の湯のみほどではありませんが。(;^ω^)
スノーピークのチタンダブルマグカップは長くつきあえる一品
前おきが長くなりましたが、僕のお気に入りのスノーピークのマグカップの紹介でした。
スノーピークのチタンダブルマグカップはファミリーキャンプの時にしか持っていかないのですが、もう10年近く使っていると思います。チタン製品は傷つきやすいのですが、このカップはそんな傷もいい味になるので、これからも永年使えそうな気がしています。
最近、カタログをみたら僕の使っている形状のチタンマグカップは無くなっていました。現行品は取っ手が折りたたみ出来るように改良されていますね。コンパクトになるので、キャンプにはいいように思います。