子供にもつかまえやすいショウリョウバッタのお話し
前回の記事「粕川オートキャンプ場 天気予報では小雨だったが出発」の続きです。
9月4日(日) 岐阜県にある粕川オートキャンプ場の午後から。
パパーマンは小さいころ、昆虫を捕まえるのが日課でした。家の前には公園があっていつも遊んでいたのですが、この公園にはいろんな虫が住んでいるのです。
虫を見つけると、網を持って走って追いかけては捕まえていたものです。そんな昆虫の中で一番つかまえやすかったのが、比較的よく見かけるショウリョウバッタだったのではないかと思います。
トノサマバッタなどは、近づくと結構な距離を飛んで逃げてしまいます。それに対してこのショウリョウバッタは、飛ぶに飛びますが短い距離なので、子供でも追いかけるのが楽なのですね。
ショウリョウバッタを漢字で書くと、精霊(しょうりょう)蝗虫(ばった)です。
これにはお盆のころに姿を見せて、精霊流しの精霊船の形に似た体をしていることからついた名前だという説がある様です。
精霊船とは思いつきませんでしたが、ショウリョウバッタは尖った頭と2本の太い触覚が特徴的なバッタですよね。あの形が船首に似ているのかと想像しました。
小さいころ、このバッタをつかまえて両足だけを持ってやると、足を動かして何回もくりかえし体をタテにふるので「おじぎバッタ」とか呼んでいたように記憶しています。
下の写真は、ショウリョウバッタを見つけたので写真に撮ったものです。こうしてみると、まわりの草に色や形がよく似ていますよね。
パパーマンは昆虫のこうした精巧な擬態を図鑑などで見て、昔からとても不思議に思っていました。何だか神サマが設計したのじゃないかと思ってしまうほど、ほんとに細部まで草や葉っぱにそっくりなのですよね。
バッタの場合は鳥に食べられないように擬態をしているので、鳥の目をごまかさなければいけません。
でも鳥の目は高性能で、こうした神業の様な虫の擬態でも、ほとんど見破ることが出来ると本で読んだことがあります。
これを知った時は、また驚きました。では虫さんは、いったい何のために擬態をしているのかと思っちゃいましたね。
干上がった小川と赤とんぼ
目の前の川が干上がっていますね。少し前まで小さな子供がこの浅瀬で遊んでいましたが、今はもうありません。上流のダムが水をためているのでしょうか。
もう一枚、水の無くなった川の写真です。もちろん奥には、いまでも川が流れていますよ。
少しだけ残った水たまりの上に赤とんぼがたくさん飛んでいます。この写真だと、ただの光の粒にしか見えませんが。(汗)
今日も日が暮れてきました
さて、痛風にならないように今日もPA-3を飲んでおきます。最近は調子がいいです。
日が西に傾いてきたので、タープの下まで日が差し込んできました。そろそろ、日が暮れそうですね。
それでは、今回はこの辺で。
続きは次回「粕川オートキャンプ場 シオカラトンボと飛び込み大会」の記事をどうぞ。