今回はフリーサイトに泊まるときに便利なコールマンのアウトドアワゴンの紹介です。
目次
車からサイトまでのキャンプ道具の運搬に便利なアウトドアワゴン
キャンプ場でフリーサイトといえば、車の乗り入れが出来るオートサイトより格安なのがメリットです。でもその分、荷物の運搬をしなければいけませんね。
そんな時、車からテントサイトまでのキャンプ道具の運搬が、どうしても億劫になってしまうものです。
パパーマンの場合は、特に夏場に重い荷物を持って何回も車とサイトの間を往復すると本当にまいってしまうことがあります。
いくらキャンプが好きだといっても、ある一線を超えると、どうしてもやる気が半減しますよ。
汗をかきながら道具を運んでいると、「何のために俺はキャンプをやっているか?」と頭の中でもう一人の自分が問いかけてきますから。(笑)
というわけで、車に満載したキャンプ道具の運搬を出来るだけ楽にすることが、フリーサイト利用するキャンプでのポイントになると思うのです。
愛知県に犬山公園という広いフリーサイトがあるキャンプ場があって、パパーマンは時々利用させてもらっています。
ここでは良く折りたたみ式のキャリーカート(キャリアワゴン)を利用しているキャンパーさんを見かけます。
犬山公園では最近、このカートを使うのが流行っている様に思えるのですよ。確かに子供を載せて運んでいる親子連れを見ると楽しそうですし、何よりも楽に荷物が運べて便利そうなのですよね。
そんな姿を羨ましく思いながら今まで指をくわえていたパパーマンですが、このたびやっとコールマン(Coleman)のアウトドアワゴンを手に入れました。
そして、このアウトドアワゴンを使うことで、今まであきらめていた駐車場とサイトが離れているキャンプ場も利用することが出来ると確信しましたよ。
それでは、このコールマンのアウトドアワゴンについて詳しく紹介していきます。
コールマン アウトドアワゴンの主な仕様
それでは、はじめにアウトドアワゴンの主な仕様を紹介します。
- サイズ:使用時/約106×53×100(h)cm、収納時/約18×40×77(h)cm、荷台/約88×42×31(h)cm
- 重量:約11kg
- 材質:スチール、他
- 耐荷重:約100kg
- 付属品:フック付ラバーバンド、収納ケース
コールマン製のアウトドアワゴンは耐荷重が100kgあるのが特長です。
似たような折りたたみのキャリーカートは他社からも何種類か出ていますが、このクラスは他にはあまり見かけません。
キャリーカートは重い荷物を運ぶ道具だけに、出来るだけタフであってほしいですよね。
パパーマンの場合はこの耐荷重が100kgというスペックの高さと、やはりコールマンが作っているという安心感から購入に至りました。
アウトドアワゴンを展開してみます
ここからアウトドアワゴンを収納状態から、展開する様子を詳細にみていきたいと思います。
まずアウトドアワゴンが折りたたまれた状態です。赤いカバーがついているのがわかります。
その赤いカバーには大きなポケットがついていて、ここに写真の様に折りたたまれた板が入っています。この板は後でまた出てきますが、アウトドアワゴンを展開したときに底になるパーツです。
カバーをとり外すには、このマジックテープを両側とり外してやります。しっかりした作りですね。
カバーを取り外すと、アウトドアワゴンが折りたたまれている状態が分かります。
展開する前に、もう一つマジックテープをはずしてやります。
さて、展開しました。結束タイプの折りたたみ椅子を展開する要領です。
アウトドアワゴンの底に先ほどの板を展開して敷いてやります。この板はなかなか固いです。
これで底部が強くなりました。これで少しくらい重い荷物を載せても大丈夫ですね。
次にハンドルをのばします。それにはハンドルの根元にあるボタンを押して、ハンドルをグイッと引っ張ります。
ハンドルが伸びましたね。ここまでアウトドアワゴンを展開すれば完成です。これでもう使用可能になります。
アウトドアワゴンの細部を見てみる
ハンドルはシンプルなT型で、材質はプラスチック製です。ここをつかんで引っ張るのです。あまり気にならないとは思いますが、手が小さいと持ちにくいかもしれませんね。
アウトドアワゴンは折りたたみ式なので耐久性が心配な方も多いと思います。こういった構造は昔からアウトドア用のチェアなどでよく使われている構造なので、あまり心配ないのではないかなと思っています。実際には、これから使い込んで見ていくつもりです。
荷物を満載したいときには、ゴムロープで固定すると安定します。フック付きのゴムロープもアウトドアワゴンに同封されているので、必要に応じて写真のDリングを使って荷物を固定しましょう。
生地に力がかかりそうな部分は、この様に補強されています。よく考えられていますね。
気になるアウトドアワゴンのタイヤ
タイヤってワゴンの走破性に関わるので、気になる部分だと思います。
まず後ろ側のタイヤです。ホイールの部分は色がねずみ色で塩ビパイプの色に似ていますが、材質はよくわかりません。このタイヤは固定輪(方向が変わらない)です。
前輪にはロック機構(ブレーキ)があるので、同じようなロック機構はドッペルギャンがー製のワゴンにもついていますが、山善や、テントファクトリーにはついていません。坂道で停車させる時には使えますね。こちらのタイヤは自在輪(タイヤの向きが変わる)になっています。
タイヤを拡大したところです。タイヤを触りましたがゴムタイヤではない様です。おもちゃのようなプラスチック製ですね。
芝生の上でも、タイヤはよく転がりますよ。少し柔らかい土の上でも走ってみましたが、問題なく走破できました。
逆にアスファルトではタイヤが太いせいか、思ったより引いていて重く感じました。もちろん走破性自体には問題はありません。見た目によらず、意外に万能なタイヤだと思います。
コールマンのアウトドアワゴンまとめ
というわけでアウトドアワゴンを細部まで見てきました。
この記事を最初に書いてから2022年でもう5年以上経っていますが、紫外線による生地そのものの避けられない劣化は少しあるものの、車輪などの稼働部品や力の掛かる構造部材については全く問題なく使えていますよ。
耐荷重の設定が100kgと他社製のワゴンよりも一つレベルが高いこと、また丁寧に作りこまれているので、これからも長く使えるワゴンだと思っています。
もう何度もこのアウトドアワゴンは実際にフリーサイトのキャンプ場で良く活躍してくれています。
荷物としては結構かさばるのですが、それを上回る便利さがありますので、これからもフリーサイトでキャンプする時は持っていくつもりです。
あとは堤防で釣りをするような時も、クーラーボックスやタックルボックス、椅子、バケツ、餌箱・・・と荷物が多いので、このアウトドアワゴンが活躍してくれそうです。
ところで、このコールマンレッドのアウトドアワゴンは
コールマンカラーが嫌いでない方には特におすすめです。(笑)
以上、コールマンのアウトドアワゴンの紹介でした。
この記事が、みなさんのご参考になれば幸いです。
それではまた。