今回は最近購入したTerra Hikerの2人用テントの紹介をします。
目次
Terra Hikerのソロキャンプ用テントを購入した理由
今回は最近購入したTerra Hikerの2人用テントの紹介をします。このTerra Hikerのテントは、テンマクデザインのサーカスTC用のカンガルーテントとして使う目的で購入したものです。
カンガルーテントとしては主に春・夏・秋3シーズンでの使用を想定していたので、テントのインナーはメッシュの面積が大きく風通しが良くて涼しそうなもの。それからソロキャンプなのでテントのサイズは2人用とし、さらに身長178cmのパパーマンが寝ても頭や足がインナーに触れないことを条件として考えました。これは昔使っていたソロ用のテントの長さ方向が少し短くて、寝るとインナーに頭が触れてストレスを感じていたことがあるからです。
そして、最後の条件としてごく普通なんですけど、価格が安くて品質の良いテントがいいなぁと考えましたね。まぁ、ここはとても欲張りな話しですけど。(;^ω^)
そんな条件で探して見つけたのが、今回ご紹介するTerra Hikerの2人用テントでした。
このテントはフライシートの緑色がとてもきれいな色で、きっとキャンプ場でもカッコイイはずです。いやいや、カッコイイだけで購入を決めたわけではありませんのでご安心を。(笑)
では、これからTerra Hikerの2人用テントを見ていきましょう。
「Terra Hiker ってなに?」って思いませんでしたか
そうなんです。Terra Hiker というメーカーの名前は初めて聞きましたという方が、多いのではないでしょうか。最近アマゾンでもいくつかアウトドア用品を売っているメーカーの様です。
手がかりとして下の写真のテントの収納袋についているカラーの紙タグに注目してみました。ここによくメーカのポリシーとか、製品のPRとかが書いてありますよね。
一見するとタグの写真はそれなりに立派ですが、そこにはなんと”Terra Hiker”という文字しか書かれていませんでした。(笑) うーむ、謎は深まるばかりです。( ˘ω˘ )
次にアマゾンにこのテントが掲載されているページに書かれてあった商品名をみると「Terra Hiker キャンプ テント 2人用 折りたたみ 簡易 軽量 サンシェードテント uvカット アウトドア用品 キャンプ 日本語説明書付き 一年間保証」と落語の寿限無くらい長い名前なので、よくある中華製アウトドア用品のニオイがしてきましたね。(笑)
そこで、Google先生に聞いてみますと、
おおっ、メーカーサイトを教えてくれましたよ!
Terra Hiker
Terra Hiker
正体は、やはり中国のメイリサさんという女性が創業したブランドみたいですね。正体も分かったことだし、これで少し安心出来たかな。(笑)
そんなわけで、以降はこの超長い名前のテントを”Terra Hikerのソロテント”と呼ぶことにさせていただきます。(*^-^*)
Terra Hikerのソロテントの主な仕様
まずは主な仕様から見ていきましょう。
- 色:グリーン
- サイズ(広げた状態):207 mm (L) x 133 mm (W) x 110 mm (H)
- パッケージサイズ:42 cm (L) x 18 cm (D)
- 総重量(アクセサリー含み):2.5 kg
- 素材:190Tポリエステル・フライシート、210D ポリエステル防水シート(PU3000MM)
- 付属:ランタンフック×1か所、ポケット×2カ所、フライシートに反射ストリップ付き
- 保証:1年間の保証付き
このテントを購入前に、これとそっくりなテントが同じTerra Hikerから出ていたので、ずっとカートに入れていたら無くなってしまいました。サイズはほぼ同じなのですが、もっと山岳テントとしての性能を追いもとめたせいか耐水圧が4000mmと、このテントの3000mmより高くて、値段の方も1諭吉万円高かったでのす。
この廃番になってしまった?テントはYOUTUBEに組み立て方の動画があげられているようです。構造はほぼ今回紹介しているテントと同じなので参考になると思います。
Terra Hiker テント 取り付け方法
Terra Hiker テント 山岳登山でも使える本格仕様( 1~2人用 ) 205 cm x 135 cm x 110 cm 取り付け方法についてどうぞビデオをご参考くださいね~ ...
さて、パパーマンが最後に購入に踏み切ったのはモデルチェンジ?して価格が一気に下がったからなんですよ。(笑) どうせ山頂でキャンプをするわけではないので、性能はこれくらいで十分ですから。
Terra Hikerのソロテントのパーツ確認
収納袋の中を確認しました。
- 防水シート×1
- ポールセット×1
- インナーテント×1
- フライシート×1
- ステークセット(10個)×1
- ウインドロープセット(4つ)×1
- 持ち運びバッグ×1
- 持ち運びバッグ用ストラップ×1
あとで出てきますが、防水シート(フットプリント)付きなのはありがたいです。
ペグはよくあるアルミペグで、固い地面でなければ普通に使えます。ポールやフライシートの修理キットもついていて良心的だと思いました。
緑色のポールは全部つながっているので、こんなにボリュームがあっても本数は1本です。こんなふうにポールが全てつながっていると、ポールを組み立てる時間が早くなるのでありがたいです。
Terra Hikerのソロテントを組み立てる
説明書を見ることなく、適当に組み立ててます。(*^-^*)
まずインナーテントを広げ、ポールを連結。
この緑色のポール、まるでナナフシみたい。(笑)
インナーテントの組み立て完了。ここまで、とても作業は簡単でした。
メッシュ部分の面積
テントを選ぶ基準として、インナーテントのメッシュ部の面積の広さを考えていましたが、このテントは地上から30cmくらいメッシュではない生地になっています。実は寝床が外から見えてしまうとみっともないので、インナーの下から30cmくらいはメッシュになっていないインナーがいいと考えて選びました。ここは好みが分かれるかもしれませんね。
ポールをインナーテント四隅の穴に入れた後、あとはフックでインナーを吊り下げるだけなので作業は簡単で早くできます。
テントの天井部分は、このようにとめます。安いテントだとここを紐で結ぶ方式になっていたりしますが。このテントはワンタッチで簡単ですね。
この留め具の真下にランタンフックがついているので、ランタンなどの荷重はフレームでしっかり受けられるようになっています。
とっくにお気づきかもしれませんが、このテントは某MSRの高級テントに構造が似ていますよね。(笑) これはきっと偶然ではないはずです。
インナーテントの長さは207cm とそこそこあるうえに、加えてAフレームのような構造をしているので、インナーの短辺サイドの壁が、垂直に近い角度で立ち上がっています。おかげで数字以上に長さに余裕があり、寝ていてもインナーに頭や足が触れることはありませんでした。さすが、MSRのテントTerra Hikerのテント! 画期的なフレームを採用してくれたものです。(; ・`д・´)
防水シート
これが防水シートです。軽量化のためか?けっこうペラペラですね。( ˘ω˘ )
防水シートの四角に留め具がついていましすが、この留め具を使えばフライシートとしっかり連結できます。
一応インナーテントを使わずに、防水シートとフレーム、それにフライシートだけでも自立させることが出来る仕様になっています。でもきっと、パパーマンはそういう使い方はしないと思います。
防水シートの上に、先ほど組み立てたインナーテントを載せましょう。
フラレイシート
ここからフライシートをかぶせた後、ペグダウンしていきます。
フライシートをかぶせるとナチュラルカラーのいいテントになります。もうこれは、お値段以上のテントに見えるはずです。
組み立て完成
これで完成ですね。
テントのサイド面です。
矢印の所に結べば付属の張り綱を4本使えるのですが、今日は風がないので使っていません。
テントのサイド面のフライシートの真ん中にペグを打ちこむことが出来ます。これでフライシートとインナーの間にしっかりとすき間ができるので、風の通りが良くなるし雨にも強くなりますね。
フライシートのサイド両面の上の方には通気口がついています。
インナーの上が全てメッシュでもあるので、風は良く通りますね。
組み立てているときに1つだけ、なかなかうまくいかなくて気になったところがりました。中央に短いポールがついているのですが、このポールの両側にフライシート前部と後部の穴をはめる作業があります。この穴になかなかポールが入らなくて苦労しました。
フレームをぐっと変形させながら入れたのですが、何かコツがあるのかも? そう思い、先ほどご紹介したYOUTUBEのテント組立の動画をもう一度見ていたのです。 ところがテントを張っている彼女はパパーマンと同じくマニュアルを読むのが苦手なタイプのようで、この作業工程をすっとばかしてテント完成!としていました。(@_@;)
まったく、このタイプには困ったものです。(笑)
ここがゴム製で少し伸縮するようになっていれば、穴の位置が調整出来て作業がもっと楽だったのになと思いました。
Terra Hikerのソロテントまとめ
パパーマンが選んだテントの基準についてもう一度まとめておきますね。
- ソロキャンプにぴったりな二人用サイズのテント
- テント長さが207mmである上に、フレーム構造に立ち上がっているので、身長178cmでも足や頭がつかない
- メッシュ部分の面積が大きく風通しが良い。
- メッシュの下部30cmくらいは非メッシュなので、テントの中が外より見えにくい
- 品質が良い
- 価格が安い
品質について書いておきます。
実際にこれまでにこのTerra Hikerのソロテントで2泊しかしていませんが、縫製やファスナーなどに悪いところもなくて、普通に使えるテントだと思いました。だから品質的には今のところ特に問題を感じていません。
あえていうなら、黒い防水シートの生地が薄目なので、すぐに傷みそうな気はしています。これについてはもっと厚めのシートを別に探してみてもいいかなと思っていますが、とりあえずしばらくこのまま使うつもりでいます。
というわけで、少し怪しいけど購入して問題ないと思ったTerra Hikerのソロテントのお話でした。
このテントはサーカスTCやシェルタータープ内でカンガルーテントとして使ってもピッタリなサイズ。
サーカスTCで使用した例については、次の記事内にありますので興味がありましたらご参照ください。
それでは、今回はこのへんで。