アザミの蜜を吸いにやってくるホウジャク
2017年10月21日(土) 公園にアザミの赤い花が咲いていたので写真を撮っていたら、そこに(蜂雀)ホウジャクが花の蜜を吸いに来ていたのを発見しました。
ホウジャク(スズメガ科)はアザミの花が好きな様で、アザミの花から花へとホバリングしながら高速で移動していました。
ところで、スズメガはキャンプでは困った虫ではないでしょうか。
というのも、パパーマンは夜中の炊事場で洗い物をしていると、突然、このスズメガが電灯の明かりめがけて高速で突っ込んでくるイメージがあるからです。
夜行性のスズメガがどこかにいると、「突然こちらに向かって飛んでくるかもしれない」と、怯えながら炊事場でコッヘルを洗うことになるのです。それはもう、悪い思い出しかありません。
ところが同じスズメガ科でも、昼行性のホウジャクやオオスカシバは別ですね。このホバリングするスズメガは、何より蜂のごとく空中で静止して、蝶の如くストローの様な口で蜜をすいます。もう、こんなハイブリッドな虫は蛾じゃないみたい。
と書くと、「蛾は蛾なんだよ、気持ち悪い~。」
という声が聞こえてきそうですが。(笑)
そうなんですよね。よくミッチーからは、カエルや虫の写真をブログにのせると、みんな気持ち悪がってひくよ!
と、言われています。(-_-;)
というわけで、この続きはグロ画像あり、閲覧注意!なんて?
ホバリングするホウジャクとオオスカシバ
ホウジャクを見て気持ち悪さは感じないパパーマンです。(笑) けしてグロじゃないと思うのですが。
翅は超高回転で動きます。自宅の庭にはよく似た体型で、体が緑色をしたオオスカシバがよくやってくるのですが、オオスカシバの方は鱗粉が無くて、翅が透明なのですよ。だから、名前の最後にスカシバ=透かし羽がついたようです。
透明なのは、ハチの擬態だそうですね。
でも、こちらホウジャクの翅には鱗粉があるようです。翅の模様にオレンジ色が入って、蝶っぽい感じといったら言い過ぎかな。
ホウジャクを例えるとハチドリというより
ホウジャクは空中でホバリングするので、ハチドリに似ているとかよく言われますが、ハチドリって実際には見たことが無いのでピンとこないのです。
なのでパパーマンの場合は、「エビのようだ。」と言われた方がピンときますね。お尻の部分がまるでエビの尻尾のようですから。(笑)
夜中の電灯に飛びこんでくるスズメガと違って、昼行性のホウジャクは機敏に動くせいか、賢そうな感じがするのですよね。
今回はアザミの花の蜜を吸うホウジャクの観察でした。
それでは、このへんで。