GOGlampingの”SKY EYE”は星空を展望できるカンガルーテント! 詳しく紹介
格安カンガルーテントSKYEYEを紹介します

こんにちは、ochanです。

今回は2023年7月に発売されたGOGIampingの「SKY EYE」を詳しく紹介します。

SKY EYEには雨に耐えられるようなフライシートが付属されておらず、大きなテントやシェルターの中に入れて使用するカンガルーテントとしての使い方がメインになります。

(フライシートは別売りされる予定。)

サイズはソロキャンプ用の小型テントです。

このGOGlampingのSKY EYEの主な特徴は以下の通り。

SKY EYEの主な特徴

  1. TC生地なので肌触りが良い
  2. 結露しにくい
  3. カンガルーテントとして利用可能
  4. 天井に空を見ることができる窓付き
  5. 風通しの良い前後大型窓
  6. コンセント用ファスナー付き
  7. うお座型アルミフレームの自立式テント

このSKY EYEに興味がある方のために、このテントの特長と主な仕様、実際に使ってみた感想、そして気になるDODのフカヅメカンガルーテントSSとの違いについて解説していきたいと思います。

それでは最後までごゆっくりとどうぞ。

インナーはSKYEYE

はじめに本製品レビューに関するポリシーを書いておきます。
GOGlampingファンだった管理人は2023年3月よりGOGlamping公認アンバサダーをやっています。
そのような訳で今回レビューする山帆はGOGlampingさんのご厚意により提供いただいていますが、金銭の報酬や記事の内容への制限、チェックなどはGOGlampingさんから一切受けていません。
よって本記事の内容はPRを含みますが、本製品に対する意見や感想についてはあくまで管理人個人の考えによるものです。

GOGlamping SKY EYEの特長

それでは、はじめにSKY EYEの特長からお話をしていきます。

TC生地を採用

SKY EYEはインナーテントとしては珍しくTC(ポリコットン)生地を採用しています。

TC生地を採用することによって①光が透過しにくい、②火の粉で穴があきにくい、③結露しにくい、④風合いが良いなどの恩恵を受けることが出来ます。

特にポリエステル生地と比べ肌触りがいいTC生地の採用は、インナーテントとしてみた場合に付加価値の高い仕様だと僕は思います。

サイドから見る

カンガルーテントとして使える

コンパクトなSKY EYEはシェルターの中に置くことで、カンガルーテントとして使うことが出来ます。

ウォウウォウにインストール

前後に大型窓付きで風通しが良い

SKY EYEにはテントの前後面にとても大きい窓がついています。

暑い夏のキャンプで使用するインナーテントを選ぶなら、①窓が大きいことと、②前後についていることはとても重要なポイント。

この見た目だけでも、風通しが良いことが容易に伝わると思います。

窓を開ける

その大型窓はフルオープン、フルクローズ、フルメッシュに切り替え可能。

気候や季節に合わせてなどの状況に応じて調整が出来ます。

前後メッシュ

天井に空を見ることができる展望ロマン窓つき

SKY EYEの名称の由来にもなっている天井の大きな窓についてお話しましょう。

まずこの窓は開けるとフルメッシュになります。

晴れた日はSKY EYEを屋外に出し天窓をメッシュにしてやるだけで、星空を眺めながら眠るというキャンパーのロマンが叶えられるというわけです。

キャンプ道具にロマンを求めるキャンパーさんには、この仕様の大切さがわかっていただけるかと僕は思うのですが(笑)

ところで、GOGlampingを以前からご存じの方は、STARRYアルミツーリングドームテントという星空を見る窓がついたテントのことを知っているかもしれませんね。

星空を見る窓がついているテントはブランド発足時からGOGlampingのアイデンティティの一つだったのですよ。

天井部

そのSTARRYアルミツーリングドームテントの紹介記事はこちらです。

この窓はただのロマン枠ではなく、ちゃんと実用性もありますよ。

この窓をメッシュにすると前後の大型窓と相まって、テント内の風通しが最高になるのです。

これだけ開放感のあるテントってムシムシ暑い夏にはホント貴重ですね。

コンセント用ファスナー付き

電源コードの取り入れ口がついているソロテントはあまりないと思いますが、SKY EYEにはテント前面に写真のような小さなファスナーが前面と後面に1か所ずつついていて、ここから電源コードを取り込めるようになっています。

これ実はあとで比較するDODのフカヅメカンガルーテントにもそっくりなファスナーがついているのです。(もちろんフカヅメの方が先に発売されたのでそっちがオリジナルですが)

僕はそのフカヅメカンガルーテントSSも使ってきましたが、テント内面積が小さくてポタ電まで中に入れられない(人が寝るだけならちょうどいサイズ)ため、テント内部で電気製品を使いたいときにはとても役に立つコンセント用ファスナーでした。

電源コード取り込み口

GOGlampingのSKY EYEの主な仕様

それでは、ここからSKY EYEの主な仕様についてお話していきます。

SKY EYEの主な仕様

まずは下の表に仕様をまとめました。

使用時サイズ 210*90*102/112(h)cm
収納サイズ 約52*16*17cm
重量 約2.8kg
材質 本体:ポリコットン
フロア:150Dポリエステル
ポール:A7075(超々ジュラルミン)
耐水圧 3000mm(フロア)
定員 1名
カラー カーキ、ブラック
付属 本体×1

収納ケース×1

ポール×2※1

ペグ×4※2

サイズ

※1:フレームには太いφ7.9mmのA7075材を採用しているため、実際に使ってみると剛性が高い印象を受けました。

※2:ペグは先端の尖っていないタイプが4本入っています。カンガルーテントとして使用する時はペグダウンしない場合が多いと思いますが、硬い地面に打つのは厳しいので、もし必要なら別途市販ペグを用意するといいと思います。

付属品

本体カラーは2色

SKYEYEの本体カラーはこの紹介記事で使用しているカーキの他にブラックがあります。

ブラックもなかなかかっこいいですよ。

SKYEYEブラック

オプションのフライシート"SKY EYE FLY"

GOGlampingからSKY EYE専用のフライシート、SKY EYE FLY(スカイアイフライ)が発売されました。

このフライシートをプラスしてやれば、SKYEYEをソロドームテントとしても使うことができるようになります。

SKYEYEにフライシートを追加

SKY EYE FLYの詳しい紹介についてはこちらの記事をどうぞ。

SKY EYE自立式テントTCの細部を観察する

では続いてSKYEYEの細部をじっくりと見ていきましょう。

収納ケース

収納ケースはテントと同じTC生地。

ファスナーで開閉するタイプで、靴が大きく開くため収納はしやすいです。

SKYEYE収納袋

取扱説明書は収納ケースに取り付けられています。

GOGlampingではこの方法が標準ですが、取説が無くなることがなくて良いアイデアだと思います。

取扱説明書

本体を丸めた後で固定するベルト付きです。

収納袋から出す

SKY EYEの全体姿

設営はとても簡単です。

慣れれば3分もあれば完成すると思います。

SKY EYEの姿についてまず言いたいのは、生地がカラーリングされているのが好印象だということ。

テントメーカー各社が商品化しているインナーテント(単品販売)に関して言えば、圧倒的に標準的な白色が多いのですよ。

SKY EYEはフレームとフロアが黒なので、テント全体が引き締まっている感じを受けますね。

組み立て後

下の写真はSKY EYEを横から見たところ。

奥行方向にスリムなテントですが、うお座フレームの採用によりテント上部のスペースは十分に確保されていてるので見た目以上に居住性は良好です。

横から見る

天井窓

天井の窓は前後2つのファスナーで開閉することができます。

天井のファスナー

開けた後の窓はまとめて天井にあるポケットにすっきりと収納することができます。

天井窓の収納

天井窓をあければフルメッシュ。

これは開放感満点ですよ。

天井メッシュ

天井に使い易いポケット

天井には三角形のポケットが左右に2つあります。

1つは天井窓の収納用としての役割がありますが、もう一つは純粋に小物ポケットとして使うことができます。

このポケットはテント内で寝ると常に目の前にあるわけで、メガネや鍵などの貴重品などすぐに手に取りたい小物を収納しておくのに便利に使えます。

天井ポケット

SKY EYEを実際にソロキャンプで使ってみた感想

GOGlampingのSKY EYEを実際にソロキャンプで使用してみました。

この日はDODのソロソウルウォウウォウの中にカンガルーテントとして設置。

まず設営した後の第一印象ですが、SKY EYEのカーキ色が緑のウォウウォウの中で映えますね。

何度も言ってますが(笑)、色付きのインナーってやっぱりいいです。

設置する前にどうかなと思っていたソロソウルウォウウォウ後ろ側2本のポール間にもテントをぴったりと収めることができホッとしました。

というわけで、ソロソウルウォウウォウのカンガルーテントとしては合格でしたよ。

ウォウウォウをお使いの方ならきっと同メーカーのフカヅメカンガルーテントSSを選ばれる方が多いと思いますが、メーカーを気にしないのならこちらのSKY EYEもかなりおすすめのテントです。

カンガルーテント

この時はウォウウォウの前後面を開放にした状態で、さらにSKY EYEの前後窓をフルメッシュにすることで、とても風通しの良い環境を作ることができました。

おかげでこの日は熟睡できましたよ。

これから暑くなっても、この組み合わせならよく眠れそう。

夏の暑さ対策としては、最善の使い方かなと思います。

前後開放

山帆ヘキサタープTCと組み合わせる

天井部分にメッシュ窓があって風通しの良いSKYEYEは、濃い影を作ってくれる同じGOGlampingの山帆ヘキサタープTCと組み合わせて夏のキャンプで使うことで、タープ下で涼しく過ごすことができます。

山帆とSKYEYE

山帆(やまほ)の紹介記事はこちらです。ご興味のある方はどうぞ。

山帆は形がかっこいいタープです。

ただしタープサイズが小さいため雨が降るとテントが濡れてしまう可能性があります。

なのでこの使い方は天気予報で晴れることが確認できる場合に限りますね。

朝の際サイト

雨が降るときにはオプションで発売されているSKYEYEのフライシート、SKY EYE FLYを使用することをオススメします。

SKY EYE vs フカヅメカンガルーテントSS

ここまでお読みになった方でしたら、DODのフカヅメカンガルーテントSSの存在が気になるのではないでしょうか。

そこで、ここではSKY EYEとフカヅメの違いについてじっくり見ていきたいと思います。

正面から

収納袋の比較

まず収納袋ですが、サイズ的にはほぼ互角。

あとSKY EYEはテントと同じTC生地ですが、フカヅメSSの方はポリエステル生地です。

フカヅメの本体はコットン生地なので、袋と本体が違う素材なのですよね。

コットン生地は汚れやすいのでポリエステルにしたのかなと僕は想像しますが、だとしたらこれはいい判断ですね。

まあ袋の素材については、どちらでもよいかなと正直思います。

収納袋をフカヅメSSと比較

サイズ比較

さて、テントの前側どうしを向かい合わせるように並べてみました。

下の写真の左がSKY EYE、右がフカヅメカンガルーテントSSです。

こうしてみると、天井高さはSKY EYEの方がフカヅメよりも高いですね。

また天井面積についてはフカヅメよりもSKY EYEの方が広いことがわかると思います。

サイドを比較

テントの幅を比べてみました。

2つのテントの片側のフレーム位置でピッタリ合わせると、反対側は写真のように約3cmほどフカヅメが広いことがわかります。

幅比較

最後にテントの後面どうしを向かい合わせてみました。

ここで注目すべきところは、もちろん後面の傾斜の角度ですね。

この写真はカメラの位置によって見え方(傾斜角度)が変わってくるので、できるだけ正面で撮るように気を付けてます。

結果としてやはりフカヅメの方が後面の壁の傾斜角度がSKY EYEにくらべ緩やかなため、SKY EYEに比べシェルターなどに入れた時にはより深く入れられるということですね。

傾斜を比較

スペック値を比較

ここで2つのテントのスペック値を比較してみましょう。

SKY EYE フカヅメSS
使用時サイズ W210*D90*H112cm (約)W215×D95×H116cm
重量 約2.8kg (約)2.4kg
素材 本体:ポリコットン
フロア:150Dポリエステル
ポール:A7075(超々ジュラルミン)
本体:コットン
フロア:210Dポリエステル
ポール:アルミ合金
税込価格 10,980円※1 14,300円※2

※1:Amazon調べ(2023.7.12)GOGlamping 製品はここから割引があります。

※2:DODSTORE価格調べ(2023.7.12)送料込み

数値的には、フカヅメSSの方が使用時の一番高いレベル(テント前側)が高いのですが、実物で比較した値と逆転しているようですね。

この理由はよくわかりませんが、実物比較の結果が間違いなく正しいです。

スペックで見たときの2つのテントの大きな違いは本体素材のポリコットン(SKYEYE)、コットン(フカヅメSS)であること。

フカヅメSSのコットン生地は肌触りがとてもいいと感じます。

フロアの厚みもフカヅメSSの方が厚くて丈夫ですね。

というわけであくまでスペック上は少し違いがあることが確認できましたが、実際に両方を使ってみた感じではそれほどの差はないと僕は感じました。

ここで一番大きな差はやはり価格ですね。

実売価格でみるとフカヅメSSはSKYEYEの約1.5倍になりますのでこの差は大きいです。

比較して分かった2つのテントの違いはココ!

今回比較した2つのテントは姿が似ているようで、コンセプトが少し違っていると感じました。

つまりカンガルーテントとしては、フカヅメカンガルーテントSSの方がSKY EYEよりシェルターの奥深くに入れることができる(名前の通り深く詰められる)ので使い易い

一方でSKY EYEの方はカンガルーテントとして最低限の使い易さを確保した上で、天井窓から空を眺めるソロテントとをコンセプトにしているようです。

もしどちらか迷ったときは、以上の点を基準にして自分にあった方を選ばれることをお勧めします。

SKYEYE自立式テントTCまとめ

以上、SKY EYEの特長と主な仕様、実際に使ってみた感想、そしてDODのフカヅメカンガルーテントSSとの違いについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

今回ご紹介したSKY EYEは、これまでのテントには無かったスキマをピンポイントで狙って作ったなという印象を僕は受けました。

見た目の高級感に対し価格が比較的抑えられているので、多くの方が手に入れやすいテントだと思います。

最後になりましたが、僕がこのテントについて思うことを一文で表すなら。

晴れた日にシェルターの外に出して夜空を眺めながら寝てみたいテントです。

個人的には「空を見るテントシリーズ」をこれからもGOGlampingさんに作り続けて欲しいなと思っています。

夕暮れのウォウウォウと

それでは、今回のお話はこのへんで。

みなさん楽しいキャンプを!

このブログを見て購入いただく方への特典

GOGlampigさんよりAmazonのプロモーションンコードをいただきました。
AmazonでSKY EYEをご購入の際、支払い方法の欄に次のコードを入力すると10%オフになります。
プロモーションコード:OchanSEGOG
有効期限:2023年7月10日から7月20日まで

GOGlamping製品の正規品は国内でAmazonでしか販売されていません。

他の販売者から購入した場合、保証を受けられない可能性がありますので皆さんお気をつけください。

GOGlampingのそのほかの製品はこちらの記事にまとめています。

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