野営ソロキャンプでロゴス the ピラミッドTAKIBIの火入れ式
野営地の朝 空が赤く染まった

こんにちは、ochanです。

今回はロゴスの焚き火台ピラミッドTAKIBIに火入れをしたソロキャンプのお話しです。

僕は焚き火が好きなのでキャンプに行くといつも夜は焚き火ばかりやっているのですが、そこで使う焚き火台はキャンプ道具の中でもなかなか面白い存在だと思います。

というのも焚き火台はそれぞれ薪を燃やすための燃焼空気の通り道や空気の量に対する考え方が違うので、それだけ個性的だからです。

まただからこそ使う焚き火台が変わると、焚き火をしている時の気分も変わってくるもの。

僕が現在愛用しているコールマンのファイヤーディスクは、使い始めてちょうど1年たつのでそろそろ次の焚き火台が欲しいなぁと思っていました。

そこで以前から目をつけていたロゴスのピラミッドTAKIBIのLサイズをこのたび入手しました。

このピラミッドTAKIBIもよく似たパチもんが数多く出回っていますが、今回はお高い本家ロゴスさんの焚き火台をリスペクトさせていただいて購入したのです。

購入するずっと前からこのピラミッドTAKIBIを見て思っていたことは、ロストルの真下に大きな穴が空いていて燃やしている薪の真下から上昇流により大量の空気が入ってくるような燃えやすい構造になっているなということでした。

ここまで空気が効率よく入ってくると思われる焚き火台は今までに使ったことが無いので、どんな燃え方をしてくれるのか期待して今回はソロキャンプに出かけたのです。

それでは今回は、野営ソロキャンプでロゴス the ピラミッドTAKIBIの火入れ式のお話です。

最後までごゆっくりとどうぞ。

夕暮れの野営地にGOGlampingのツーリングドームを設営

2022年2月11日(金)、12日(土)の1泊2日で某所野営地でソロキャンプをしてきました。(この場所は野営の許可をもらっていますが秘密にしたいと思います。ご了承ください。)

今年通算4泊目のキャンプとなります。

15時頃に野営地に到着。

今回の野営地ではTwitter仲間のつかさん、よーてるさん、ハリオさんにお会いできました。

いつも会う約束はしていませんが、誰かしら知り合いが来ているので僕にとって楽しい場所になっています。

今回はGOGlampingのツーリングドームを張りました。

このテントはインナーテントがフルクローズできるし、いい意味で中が狭いので冬キャンプでも比較的快適に寝ることが出来て気にいってます。

ジムニーとツーリングドーム

GOGlampingのツーリングドームの紹介記事はこちら。

夕陽とツーリングドーム

向こうに見えるのはよーてるさんのハスラー&FOX-BASEです。

僕はツーリングドームのサイドについている展望窓から、FIELDOORのアルミコンパクトコット ワイドタイプ(幅78cm)を入れて寝床を整えました。

かなり幅広のローコットですが、この窓からなら問題なく入ります。

コットを入れる

ピラミッドTAKIBIの火入れ式

さて日が暮れたので、今回のメインイベントをはじめることにします。

ここではじめてピラミッドTAKIBIのLサイズを組み立てたのですが、市販の薪を使うならこのくらいのサイズがちょうど良いですね。

焚火台の高さはファイアーディスクより少し高いようです。

ピカピカの焚き火台はこれで見納めですが、さっそく火をつけていきましょう。

ピラミッドグリル

ファットウッドで点火する

ピラミッドTAKIBIに敬意を表して、久しぶりにファットウッドで点火します。

ファットウッド

ロストルにファットウッドを落とし、その上に薪を置いて火を移します。

この焚き火台のロストルは、幅が広めの格子で出来ているのでいかにも風が良く通りそうです。

また、これなら熾火も小さくなったら下の灰受けにどんどん落ちてくと思います。

なのでロストルが詰まって火力が落ちてしまうこともなさそうですね。

ファットウッド投下

焚火台の上にはじめは同梱されていたゴトクを取り付けていましたが、薪を入れる時に邪魔になるのでさっそく外してしまいました。

調理をする時以外はゴトクは無い方が良さそうです。

それにしても一度火がついてしまうと火力がかなり強い焚き火台のようで、前に座っているとかなりの暖かさを感じます。

ただ単に暖かさだけを比べると、コールマンのファイアーグリルよりも暖かいですね。

下の写真ではまだガスストーブをつけていますが、必要ないのでこの後すぐに消しています。

ピラミッドグリルで焚き火

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ピラミッドTAKIBIと2WAYトライポッドは相性良し

今晩は鍋を作っていきます。

そのためにユニフレームの焚き火鍋18cmを焚き火台の上に吊るしたいと思い、いつも使っているキャプテンスタッグの2WAYトライポッドを設置してみました。

丸い光

焚火台周辺で使う道具は共用できるか

ユニフレームの焚き火鍋18cmの紹介記事はこちらです。

キャプテンスタッグの2Wayトライポッドの紹介記事はこちらです。

キャプテンスタッグの2Wayウィンドスクリーンの紹介記事はこちらです。

焚火台を変えた時に、今まで使っていた道具が使えなくなってしまうと悲しいのですが、どうやら問題ないことが確認できたので一安心しました。

ちなみに下の写真ではウインドスクリーンが焚き火台の正面にないので気になるかもしれませんが、これは風向きに合わせて左の方に寄せているだけですのでご心配なく。

こんばんは鍋

それではニンニクたっぷりの鶏鍋が完成したので、いただきます。

今夜の鍋

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ピラミッドTAKIBIは暖かい焚き火台だった

この夜は、日付が変わるまでよーてるさんと焚き火の前で話していましたが、そこで感じたのはやっぱりこの焚き火台はかなり暖かいということ。

そのぶんこれは感覚的な話になりますが、同じ時間でコールマンのファイアーディスクに比べて1.5倍くらいの量の薪を使っていると思います。

というのも、コールマンのファイアーディスクみたいに熾火が底にたまってくるタイプの焚き火台だと熾火がある程度バッファーの役目をしてくれるので、そのぶんゆっくりと薪をくべることも可能なのですが、ピラミッドTAKIBIは熾火がすぐにロストルから落ちてしまうので、鎮火しないよう必然と薪を早めにくべることになるからです。

本日使ってみた感想をひとことで表すならば、このピラミッドTAKIBIは寒い冬に有難い焚き火台だということです。

夜のテント

それでは大きめの熾火を、次回の焚き火のために火消し壺に回収してから寝ることにします。

熾火

テントの凍る朝

2022年2月12日(土) 某所野営地でソロキャンプの朝。

放射冷却によりかなり寒い朝を迎えました。

朝日の写真を撮りたいので、日の出前に起床。

テントのフライシートは白く凍っていますね。

凍るテント

フライシートのフロントは開けたまま寝ていたので、当然ながら水も凍っている様です。

凍る朝

ペットボトルのお茶もこの通り。

凍ったお茶

それでも前回の雪中キャンプに続き、今回も寝袋の中に電熱座布団を入れて寝ていたので快適に寝ることが出来ました。

足元を開けられるタイプの寝袋を使われている方ならお勧めです。

朝焼けの美しい野営地にて

野営地に太陽が顔を出しました。

ここから空の色が刻一刻とダイナミックに変化していきます。

日の出の野営地

太陽が出ると気温も徐々に上がってきました。

それにしても今朝の日の出は綺麗です。

日の出

この日の出の直後の気温が-3℃でした。

マイナス3℃

日が上ると渡り鳥の群れが一斉に飛び立ち始めます。

鳥が最近増えてきた感じがします。

渡り鳥

朝ごはん

それでは、日が出てしまって落ち着いたところで朝ごはんにします。

朝のテントサイト

昨夜の鍋の残りにうどんを投入していただきました。

本当はこのうどんは晩ごはんのシメだったのですが、最近はそんなに食べれないので晩ごはんが朝ごはんになることが良くあります(笑)

うどん

それではいただきます。

朝はうどん

使用後のピラミッドTAKIBIを確認

それでは、明るくなったので焚き火台を観察してみます。

まず昨夜は熾火を回収したこともあって、ロストルの上には何も残っていないようです。

本体はほんの少しですが変形している様です。

ただし気になる感じの変形ではありませんね。

ピラミッドグリル使用後

ロストルを外すと、下の灰受けにたくさん灰が溜まっていました。

これ以上焚火を続けたら、灰受けから灰があふれてしまって地面に灰が落ちそうな感じになっていました。

地面を汚さないために、焚き火シートを使った方がベターですね。

溜まった灰

収納バックがついているので、焚火台を分解すれば全てこの中に収納できます。

ファイアーディスクはもちろんですが、ユニフレームのファイアグリルなどよりコンパクトに収納できるのは良いですね。

この日はお昼前に撤収を完了して家路につきました。

収納ケース

今回もこのキャンプ日記を最後までお読みいただきありがとうございました。

そろそろ2月も後半になったので、いよいよもうすぐ春がやってくるのを感じます。

キャンプをしていると自然の変わり目をすぐに感じるので、草木が芽生えてくる瞬間を今年もとらえることが出来ればいいなと思っています。

やっぱり長い冬の後に春がくると、それだけで十分感動しますから。

それでは今回はこのへんで。

またどこかのキャンプ地でお会いしましょう。

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