こんにちは、ochanです。
今回はDODのタキビノムコウという、ティピー型の焚き火陣幕についてご紹介します。
このタキビノムコウの姿を写真などで一度でも見たことのある方なら、きっとティピー型という今までにない斬新なデザインに興味を持たれたのではないでしょうか。
なにせ僕もタキビノムコウに一目惚れをした一人ですから(笑)
今までの焚き火陣幕はどれも基本は台形のデザインでしたから、そんな中に突如として登場したティピー型のタキビノムコウては誰もが気になる存在だと思うのです。
すると次に、「たしかに格好は良いのだけど、本当に使える陣幕なのぉ?」と思ってしまいますよね。
かくいう僕も、発売されて間もなくの頃に購入した一人なのですが、購入前に使い勝手についての情報が全く無く、本当に買ってもいいものか?迷っていました。
ところが、このタキビノムコウは超人気商品だったのです。
やっとAmazonに在庫が入ってきても、数時間で売れ切れになってしまう状況がずっと続いていたのですよね。
これはまさに、目に見えない誰かとの戦い!?
そんな時、ふいに、”Don't think! Feel.”というブルースリー先生の教えが降りてきて、感じるままに光速でポチりました。
結果については満足していますが、でも決して安いモノではないので、本当なら使い勝手を購入前に知りたかったというのが本音ですね。
そこでこの記事では、僕がこのタキビノムコウを実際に使ってみて分かった設置のコツや、使い勝手、注意すべき点について、みなさまにしっかりとお伝えしますので、参考にしていただければと思います。
それでは、最後までごゆっくりとどうぞ。
目次
タキビノムコウの3つの特長を紹介
それでは、はじめにこのタキビノムコウの3つの特長について説明します。
洗練されたティピー型デザイン
やはり一番目に来るのは、個性的なティピー型のデザインですね。
他とは違う、独創的な形の焚き火陣幕です。
やっぱり、キャンパーは三角形に「美」を感じるのかも?
これはもう、カッコいいという言葉しか浮かびませんw
自立するので設営が容易
下の写真はペグダウンする前の状態です。
3本のポールで幕を支える構造なので、このようにペグを打つ前でも自立することが出来ます。
なので、このままどこに設置したら良いか、実際に動かしながら位置決めが出来るというわけ。
この長所をいかしてここで設置する場所選びをしっかりとやるのが使いこなすコツです。
あとはペグダウンをすれば完成! とても扱いやすいのですよ。
火の粉に強い帆布生地を採用
幕は綿100%の帆布生地で出来ているので、化繊生地とは違って火の粉が当たっても穴が空きにくいという特長があります。
帆布はゴツゴツした丈夫なものではなく、やや薄い質感です。
実際に設置してみてよう
では、さっそく組み立てていきましょう。
1.商品の内容
タキビノムコウのパーツですが下の写真の左から、
- 左・・・ポール(収納袋入り)
- 中・・・ペグ(収納袋入り)
- 右・・・幕
です。
2,組み立て
まず、幕を広げます。(裏表あり)
次にティピー型の骨となるポールを組み立てます。
ポールは全てつながって一体になっているので、展開して差し込んでいくだけで簡単につながります。
ポールには左右があるのですが、写真のようにポール自体に「左・右」の表記がありますので、これを目印にしましょう。
なかなか親切ですね。
下の写真は組み立てたポールの接続部を拡大したものです。
どうでしょう?
なかなか感覚的に理解しがたいポールとポールのつながり方してませんか。
左右とセンターのポールがどれだか、みなさん想像つきますか?(@_@)
真上から見ると、こうなっています(笑)
幕のスリーブに3本のポールをそれぞれ差し込んだあと、幕がずり落ちないように幕についているフックをポールの穴に引っ掛けていきます。
3.ペグダウンは全部で6箇所
最後はペグダウンですが、ペグはブラック塗装されたよくあるアルミペグ(6本)。
このタイプのペグはペグダウンする時には問題ないのですが、抜きずらいので僕は普段使いません。
ただし、このペグに限っては親切にロープの輪っかがついていたので、抜く時は輪っかをつかめば良いと思い今回は使ってみました。
このように、3箇所にそれぞれ2本ずつペグを打っていきます。
4.設置は簡単だった
これで完成しました。
設営は3分もあればで出来ますよ。
設営自体は、とても簡単だと感じました。
DOD タキビノムコウの仕様について
それでは、ここで主な仕様をみていきましょう。
僕が購入したのはブラックですが、DODのカーキは色が綺麗なので、こちらもいいですね。
収納サイズ | (約)W44.5×D12×H12cm |
使用時サイズ | 最大時:(約)W145×D64×H141cm 最小時:(約)W110×D75×H143cm ※開く角度により変わります |
重量(付属品含む) | (約)1.8kg |
材質 | 生地、キャリーバッグ:帆布(コットン) ロープ:コットン ポール:スチール ペグ:アルミニウム ペグ/ポール用バッグ:ポリエステル |
セット内容 | 生地、ロープ×3本(生地に取り付け済み)、ポール、ポール用バッグ、ペグ×6本、ペグ用バッグ、キャリーバッグ |
カラー | カーキ、ブラックの2色 |
サイズ
使用時のサイズですが、タキビノムコウはポールを開く角度がある範囲で変えられる仕様になっています。
角度は焚き火台のサイズや風向きによって調整できるので便利です。
この角度の設定によって、使用時のサイズも下の図のようの変わってきます。
収納ケース
キャリーバックです。このバックも帆布製です。
幅44.5cmなので、これならバイクへの積載も出来そうですね。
ティピー型風防の使い勝手はどうだったか?
それでは次に、実際につかってみた感想についてお話します。
煙りに巻かれない
これは当然ですが、幕が正面からの風をしっかり遮ってくれますので、煙の前に座っていても煙に巻かれることがなく、これだけでも十分な価値があると思いました。
写真はコールマンのファイアーディスクを使っているところですが、幕の高さが約70cmと高めなので、もっと背の高い焚き火台を使ってもこの効果は変わらないと思います。
風が強い時の注意
使用している時に真横から強い風が吹き、この時に炎が幕の近くまで伸びることがありました。
そして一瞬、幕が直接炎であぶられましたが、幸いなことにあとで確認したところ幕は焼けていませんでした。
まだタキビノムコウの扱いに慣れないので、ちょっと心配になった瞬間でした。
帆布素材が燃えにくいと言っても燃えないわけではないので、幕と焚き火台のサイズ、そして風向きをよく考えてセッティングすることが大切だと思いました。
この時の動画も貼っておきます。
本日の焚き火🔥🔥🔥
あったかい😊#ファイアーディスク#タキビノムコウ pic.twitter.com/7CLl03zfIl
— ochan(おーちゃん) (@tomorrowcamp) March 20, 2021
風防効果と正面に見える景色の微妙な関係
幕の部分の高さが約70cmという、少し高い仕様について。
まず、座面の高さが30cmのローチェアに座わって焚火をしていると、幕の風下側では肩の付近まで風を避けることが出来て快適だなと感じました。
この時に気になるのが、「目の前の風景が幕に隠れて見えなくなるのでは?」ということですよね。
身長178cmの管理人だと、ローチェアに座っていてもタキビノムコウの向こう側の風景を不満なく見ることが出来ましたので、ご参考まで。
まとめ
それでは最後に、これまで見てきたタキビノムコウについてまとめますね。
この製品のポイント
タキビノムコウの特徴と注意点です。
- 斬新なティピー型焚き火陣幕は、デザインがカッコいい。
- 自立する構造なのでペグダウン前に設置する場所を選びやすい。
- 幕は帆布素材なので、火の粉で穴が空きにくい。
- 収納すると幅が44.5cmとコンパクト。
- 幕の高さは70cmもあり、ロースタイルでは効果的に風が避けられる。
- 幕と焚き火台の位置、そして風向きの3つの関係をよく考え設置する必要あり。
- 幕の向こうの景色も問題なく見える。
タキビノムコウで幸せになるために
このタキビノムコウの購入を検討されている方へ、アドバイスを一つ。
タキビノムコウはAmazonで販売されています。(DODストアでは2021.4現在、販売はされていないようです。)
購入するにあたって注意いただきたいのは、この商品の定価が9,835円だということ。
管理人は定価で購入しましたが、現在は価格が少し高騰しているような状態がずっと続いています。
ところが、この商品はときどきAmazon(販売元として)へも入庫されており、このタイミングで価格が定価に戻りますので、ここがチャンス。
ただ、直ぐに売れ切れてしまうと思います。(;^ω^)
さて最後になりましたが、このDODのタキビノムコウ、
ティピー型の独創的なデザインが気に入った!という方には、強くおすすめしたい焚き火陣幕です。
それでは、今回はこのへんで。
みなさん、楽しいキャンプを!