こんにちは、ochanです。
ある時、僕はSNSでこんな質問をされているのを見かけたのですよ。
「オイルランタンの調子が悪いです。点火してもしばらくすると火が消えてしまうのです。もちろん燃料はちゃんと入れていますよ。原因が分かりましたら教えてください。」
芯の形が悪いのではとアドバイスしている方もいましたが、そうではないらしいです。
僕もキャンプでオイルランタンをよく使っていたので、この原因について真剣に考えてみしたが、同じような経験もなく、結局その原因を思いつくことは出来ませんでした。
そして、そんなことはすっかりと忘れ去っていたのですが。
「事実は小説よりも奇なり」とよく言いますが、なんと僕のオイルランタンにもこれと同じ症状が出たのですよ。
まずSNSを読んで1週間後のソロキャンプでフュアハンドランタンを点火したのに炎がすぐ消えてしまう様になり、さらに1週間後に今度はデイツ78の方も。
もちろん、燃料はたっぷりと入れたのにも関わらず・・・
うーん、これはオイルランタンの呪いなのか。
「塩じゃ、ランタンに塩をまくのじゃー。」(∩´∀`)∩
今回の記事では、この原因と処置についてお話しします。
というわけで、もし「すでに僕(私)には原因が分かったぞ」という方にとっては今回は全然ためにならないお話になりますので、読み飛ばしていただければと思いまーす。
ご興味のある方は、ご参考までどうぞ。
フュアハンドランタンとデイツ78に起きた怪奇現象
さて、こちらがくだんのオイルランタン。
左がデイツ78,右がフュアハンドランタンです。
どちらも燃料を入れているのに、火がすぐに消えてしまってキャンプで使いものにならなくなってしまいました。
これにはホトホト困り果てましたよ。
ほぼ2台同時にこの現象が起きたので、これは伝染病の類なのかと一瞬思いましたが、同じ箱にしまっているデイツ20はちゃんと使えているので、その可能性は低いです。
やはり、毎回キャンプの時にこの2つのランタンを酷使していたからなのでしょうか。
そんなことは無いと思いますが、とにかく原因を調べていきましょう。
まずフュアハンドの芯の先端を確認しましたが、ここは特に異常が無いようです。
それでは次に芯を取り外してみましょう。
炎がすぐに消えてしまう原因を発見
「な、なんじゃ、これは芯が短すぎるじゃろー。」
続いてデイツ78の方も同じところを確認。
「あれ、こっちもだ。」(>_<)
原因は、つまりあれですね。
ランタンを使っているうちに芯が短くなってしまい、タンクに入れたオイルに芯が届いていなかったというわけですね。
じゃあ、この2台のランタンの火がほぼ同時に消えてしまうようになった理由は?
それはほぼ同じ時期にこの2台を購入して、それからずっと同じくらいの回数を使ってきたので、今回の現象もほぼ同時に起きたというわけなのでしょう。
まぁ、これについては偶然の要素の方が大きいかもしれませんが。
この現象ですが、よく考えるとオイルランタンをずっと使っている方なら誰もが一度は経験するものですよね。
ウィックをセットし先端を整える
というわけで、芯(ウィック)を交換すれば今回は解決となるはずです。
そこで、Amazonで幅1.3 cmのウィックを購入しました。
デイツ78も、フュアハンドランタンも、この幅のウィックで大丈夫です。
ただあとで分かったのですが、こう見えてウィックの長さが4.5mもあるのですよ。
これはキャンプで一生使い続けても、使いきれないかも。(;^ω^)
芯の先端をハサミでカットして形を整えてやります。
こうして端をカットすれば炎の形もきれいになります。
芯の交換が完了しました。
元に戻していきましょう。
タンクの中にウィックをいれて、これで元通り。
タンクへの灯油の注入も出来たので、後は芯が灯油を吸い込むのを待って点火するのみですね。
さて、直っているかな。
夜のオイルランタンはキャンプの名脇役
芯を交換したランタンに点火しました。
様子を見ていましたが、もう消えてしまうことはないようです。
やっぱりオイルランタンの優しい明かりは、キャンプの夜の雰囲気を盛り上げてくれますね。
というわけで、ランタンの炎が消えてしまう原因と処置についてのお話でした。
それでは、今回はこのへんで。
みなさん、楽しいキャンプを!