今回は、僕がソロキャンプで使っているサーモス(THERMOS)の真空断熱カップ300mL(400mL) ミッドナイトブルーについてご紹介します。
キャンプで使うカップを選ぼうとすると、永遠に迷ってしまうくらいの種類が世の中にあるので、ある意味とても困ってしまうかもしれません。
僕もこれまでに何度もキャンプ用のカップを変えてきたのですが、これから暑いシーズンのキャンプに限れば「真空断熱カップ」が一番最適な選択だと今は思っています。
ご存知の方も多いと思いますが、この真空断熱カップは保冷力が凄いのです。
夏なのに氷を入れたカップにアイスコーヒーを注いでも、氷がなかなか溶けないので冷たいコーヒーがずっと飲めますよ。
今回ご紹介するサーモスの真空断熱カップは、実は本体が無塗装(シルバー)のタイプがこれまでも売られていたのですが、今年はアウトドア向けにミッドナイトブルーにカラーリングが変更されました。
なーんだ、色が変わっただけかと思われるかもしれませんが、実物を見ていただけばわかる通り、ミッドナイトブルーのカップってアウトドアに似合っているし、とてもカッコいいのです。
僕は今回で2つめの真空断熱カップになりますので、キャンプで真空断熱カップを使いたいけど、何が良いか迷っている方のために、真空断熱カップの選び方のポイントがわかるように説明をしていきたいと思ってます。
それでは、ごゆっくりどうぞ。
目次
夏キャンプにありがたい真空断熱の性能
アウトドアの夏は冷たい飲み物をゴクゴク飲みたくなる季節。
僕はこの季節、スーパーで氷を買ってキャンプに持っていくことが多くなります。
アイスコーヒーに氷を浮かばせて、軽くカップを振った時のカラカラという音に涼しさを感じてしまいますね。
ステンレス製の真空断熱はとても優秀で、こんな広口のカップでもコーヒー2、3杯くらい氷が持ちます。
昔から使っているスノーピークのチタンダブルマグも見た目が気に入っていますが、やっぱり性能では真空断熱カップに到底及びません。
(そういえば最近、スノーピークさんも遂にステンレスの真空断熱マグを出しましたね。)
というわけで、夏キャンプ用に選ぶなら真空断熱カップをオススメします。
タンブラータイプよりカップをお勧めしたい理由
はじめに僕が真空断熱タイプのカップを選ぶのが2つ目だというお話をしましたが、一つ目は同じサーモスの真空断熱タンブラーでした。
タンブラータイプの良いところは容量に対して口が小さいので保冷性能は高いのです。
また、サーモスのタンブラーは別売りですがフタも用意されていて使いやすかったのです。
でも、そんあタンブラーにも不満ま点が一つだけありました。
それは、タンブラーの底部分が洗いにくいということ。
手を奥に突っ込んでも、口径が小さくてスポンジが届かないのですよね。
家に帰ってから柄のついた専用のスポンジで洗えば問題ないのですが、キャンプ場で洗いたい時に、わざわざこのタンブラーのために柄つきのスポンジをキャンプに持っていくのもどうかなって思います。
というわけで、アウトドア用のカップを選ぶ時は、洗いやすい形状かを考えて選ぶのがポイントです。
ソコカバーはアウトドアで有効な工夫
このサーモスの真空断熱カップの底には取り外しができるゴムの滑り止めが取り付けられています。「ソコカバー」とサーモスでは呼んでいる様ですね。
カップの色とゴムがよく似ているのであまり目立ちませんが、これはアウトドアではあった方が絶対良いと思います。
やはりキャンプでは地面がデコボコなことも良くあるわけですから、そのぶんテーブルも安定しないし、時には傾いていたりしますから。
そんな不安定なテーブルの上でカップが倒れる可能性を抑えてくれるのが、底面についているゴムの滑り止めというわけです。
もちろんカップ自体が背の低いデザインであることも、カップの転倒防止に一役買っていると思います。
カップを重ねることでコンパクトになる
広口の形状になっていることで、すぐに気がついた方もいらっしゃるかもしれませんが、このTHERMOSの真空断熱カップは重ねてスタッキングが出来るようになっています。
スタッキング時には、先ほどお話したソコカバーがついているため、カップ同士が当たって傷がつかないように工夫もされています。
僕みたいにソロキャンプでしか使わない人はメリットにはなりませんが、ファミリーキャンプなどで多人数分のカップを持ち運ぶときなどは、収納姿がコンパクトになるのでかなり便利だと思います。
ミッドナイトブルーがアウトドアで映える
ミッドナイトブルーは、黒にとても近い青色。でも黒じゃなくて、アウトドアで使うと意外と映える色です。
焚き火の炎や燃料系ランタンなどの、暖色系の灯りの中に置くと少し光るのですよね。
サーモスもやっとアウトドア向け商品に力を入れはじめたのだと思うのですが、ミッドナイトブルーで塗装された商品はカップ以外にもランナップされています。
350ml缶がすっぽり入る保冷缶ホルダーや、タンブラーなんかもありますよ。いずれもカラーはミッドナイトブルー。
虫の飛び込み問題はこれで解決
夏キャンプでは、夜になるとランタンの光に虫がたくさん集まってくるので、よく飲み物を入れているカップに蛾がドボンと飛び込んで大変な目に合うことがありますよね。
だからアウトドアで使うカップには、必ずフタが必要だと僕は思うのです。
サーモスの真空断熱カップにはオプションのフタがないので、他でいいモノが無いかと100均を探したら、シリコンマグカバーなるものを見つけました。
似た様なマグカバーは、100均ショップを探せばきっと何種類か見つかると思います。
下の写真のカバーは直径が10cmなので、容量が0.3Lの小型のカップにはちょうど良い大きさです。(0.4Lのタイプには少し小さいですね。)
下の写真はフタをしたところ。
これで虫対策は万全です。
サーモスの真空断熱カップまとめ
それでは最後にまとめです。
サーモス真空断熱カップミッドナイトブルーの仕様
ここでサーモスの真空断熱カップの主な仕様をまとめておきます。
サイズは0.3Lと0.4Lの2種類あります。僕が使用しているのは0.3Lの方ですよ。
0.3L | 0.4L | |
サイズ | (約)幅9.5×奥行9.5×高さ8cm | (約)幅10×奥行10×高さ9.5cm |
容量 | 0.3L | 0.4L |
重量 | (約)0.1kg | (約)0.2kg |
材質 | ステンレス鋼 (アクリル樹脂塗装) | ステンレス鋼 (アクリル樹脂塗装) |
サーモスと他社製品の違いは?
僕がサーモス製のカップを選んだのは、これまでずっとサーモス製品を使っていたので性能の高さを分かっていたことが一番の理由ですが、次の理由は他社アウトドアブランドから発売されている似た様なカップやマグカップに比べてると比較的安価だからです。
もちろん各社とも特色が違うので単純に価格の比較はできないのですが、同じくらいの容量のものを下の表にまとめてみました。
THERMOS真空断熱カップミッドナイトブルー0.3L | |
THERMOS真空断熱カップミッドナイトブルー0.4L | |
YETI 296ml ミニタンブラー |
|
STANLEY(スタンレー) クラシック真空マグ 0.35L |
|
スノーピーク(snow peak) ステンレス真空マグ |
価格はAmazon調べ(2020.7.16時点)
ソロ用のカップなら少し高くてもカッコいいYETIやスノーピークを選ぶのもありだと思いますが、家族分のカップを揃えるならサーモスが財布に優しいですね。
というわけで、今回はサーモスを中心に真空断熱カップのポイントを紹介してきました。
是非、お気に入りのカップを選んでくださいね。
それでは、今回はこのへんで。
みなさん楽しいキャンプを!