今回はXHDATA®TECSUN PL-310ETという中華製ラジオを紹介します。
ソロキャンプにラジオはよく似合う
約2年半くらい前のことです。パパーマンがこのブログをはじめた頃ですが、ソロキャンプでは一人の寂しさを紛らわす意味でも愛用していたSONYのICF-EX5MK2というアナログのラジオが、いつか雨でやられて故障してからというもの、最近までスマホでradikoというアプリを使っていました。
radikoはタイムフリーだし、ノイズも全然ない。正直、ラジオもここまで来たのか、もうラジオは要らない時代になったと思っていました。
でも懲りずにラジオをまた買ってしまったのです。正直言って、このTECSUN PL-310ETのボタンだらけのラジオをずっと眺めていたら、なんだかワクワクしてきたのですよね。(笑) このワクワク感にradikoもパパーマンもあっさりと負けてしましました。(爆)あとはラジオは聞き流すメディアなので、やはりラジオ専用機で聞くのがいいというのもあったかもしれませんね。
今回購入したラジオは中華製ラジオのXHDATA®TECSUN PL-310ET という製品です。パパーマンの時代はラジオといえばSONYだったのですが、今や日本製ラジオの開発はほとんど行われていません。日本では残念なことにラジオ放送のリスナー離れがとまりません。これではせっかくラジオを作っても売れないでしょうね。ラジオは今や日本製に代わって中国製が世界の主流なのです。まぁ、そこはちょっと悲しいのですが。
TECSUNはテックサンと呼びます。中華人民共和国のオーディオ・ビジュアル家電メーカーのブランド名です。
XHDATA®TECSUN PL-310ETの仕様
- 電源: 単三乾電池3本(含まず) 5V DC (アダプタが含まず)
- 寸法: ( 5.6 x 3.4 x 1.2 インチ )14.1 x 8.7 x 3 cm (16cm-バンドストラップ; 51cm-アンテナ )
- 質量:約 6.7 oz(187g) 電池含まず
- 周波数帯: FM :64 - 108 MHz ; LW: 153 - 513 kHz; MW: 520 - 1710 kHz; SW: 2300 - 21950 kHz; 感度: FM (S/N=30db):3 uV以下;MW(S/N=26dB): 1mV/m 以下; LW (S/N=26db) : 10mV /m 以下;SW(S/N=26dB):20uV以下
このPL-310ETという機種はラジオ好きの方にはよく知られているロングセラーモデルです。実はTECSUNには似たようなラジオのラインナップがとても多くて、購入する時はどれを選んでいいのか迷ってしまうのですが、最初の一台には感度が良くて、機能がシンプルなこのPL-310ETがおすすめです。
それでは、PL-310ETの箱の中を出してみましょう。
- ラジオ本体
- キャリングポーチ
- ステレオイヤホン
- 取扱説明書
の4点が入っていました。イヤホンまでついているとは、なんだか良心的な感じがしました。黒いキャリングケースの中には付属のイヤホンとラジオ本体がきっちり収納出来るので、これも重宝しています。
日本語取扱説明書付きが安心
もしこのPL-310ETの購入をお考えの方がいましたら、ぜひお伝えしておきたいのが日本語マニュアルの存在です。パパーマンはアマゾンでこのラジオを購入しましたが、付属品に日本語版取扱説明書と書かれている商品を選ぶと下の写真の様な日本語の取説がついてきました。同じPL-310ETを売っている業者でも、はっきりと付属品に日本語マニュアルの存在を書いていない商品がありますので注意して下さい。
ダイヤルを回してチューンイングするラジオはこのツマミとボリュームの操作だけで覚えれば大丈夫なのですが、それに比べてこのラジオは放送局を自動でプリセットできたりと多機能なので比較的操作が複雑だといえます。それだけ取扱説明書を見る機会も多くなると思いますので、日本語の取説があれば助かりますよ。
単三電池×3本を使用します。また、PL-310ETはニッケル水素充電池を入れてやればminiUSBポート経由で充電できますので、電池代の節約にもなりますね。アマゾンでは同社の充電池やminiUSBポートに接続するパワーアダプターも安価に売られています。(最後にリンクを貼っておきますので、ご参考まで。)
液晶部分には、バックライトがついています。何故か気温が表示されます。無いよりは便利ですが、ラジオ自体の熱で温度が上がるような気もします。(笑)このくらいは、ご愛嬌ですね。またバッテリー残量が表示されるのは便利だと思います。
背面のスタンドは意外と便利
背面には折りたたみ式のスタンドがついていて、これを広げるとテーブルの上にラジオを置いた時に角度がついてくれるのでラジオを聴きやすくなりますし、操作もしやすいのです。このスタンドはいつも使っています。
サイドにはminiUSBポートがついています。充電池を入れてやれば自動で判別してくれて、USB経由で充電可能となります。あとはイヤホンジャックと、FM/SW用外部アンテナ端子がついています。BCLをしたい方にとってはこのアンテナ端子は重要なポイントですね。ほとんど見た目がそっくりのPl-380という機種などには、このアンテナ端子がないので気になる方は注意してください。
パパーマンはまだAMとFMしか使ったことがないのですが、DSPチューナーの威力のせいか感度はとてもいいと感じます。こんな小さなラジオなのによく頑張っているなぁと感心するばかりです。それから最近はワイドFMに対応した放送局が増えています。これはAM放送をFM周波数で聞くことが出来るしくみなのですが、PL-310ETでもこのワイドFMを聴くことが出来ますよ。
もうひとつほめておきたいのが音質です。とても聞きやすい音に仕上がっていますので、ボリュームをかなりしぼっても聞きやすいと感じます。
というわけでXHDATA®TECSUN PL-310ET の紹介でした。この中国製のラジオ、今まで問題と感じるところは見つかっていません。ホントに良いラジオだと思います。
これまでこのラジオを2か月半くらい使っていますが、しっかりとキャンプ道具の一つとしてその地位を獲得しています。みなさんもソロキャンプの深夜にラジオはいかがでしょうか。
今回は、このへんで。