杉山金属の角型ケトルを6か月使用してみて
キャンプで現在使っている杉山金属株式会社というメーカーで作られている四角い形が特徴のキューブケトルの紹介です。
目次
キューブケトルがアウトドア用のケトルとしておすすめの理由とは
アウトドア専用のケトルというわけではないのですが、パパーマンはこの角型ケトルをソロキャンプで使っています。
一見すると武骨に感じるケトルですが、注ぎ口にフタがついていて灰やゴミが入るのを防いでくれたり、本体が四角い形状をしている上に、取っ手が完全に折りたためるのでパッキングしやすいところがアウトドアで使う上では利点となります。
杉山金属の角型ケトル1.1LサイズKS-2625の主な仕様
杉山金属の角型ケトルには、1.1L、1.4L、2.5Lと3種類の大きさがラインナップされています。この容量は適正に使える容量で示しています。ちなみに、僕が使用している適正容量が1.1Lの角型ケトルは満水容量で現すと1.6Lになります。
この角型ケトルは、ネットで掲載されている表示を見ると適正容量で示されていたり、満水容量で示されていたりするので、たくさんラインナップがあるのかと僕も惑わされていたので、もし購入される際は注意してください。(#^.^#)
はじめに、この杉山金属の角型ケトル1.1Lサイズの仕様を示します。
- メーカー型番: KS-2625
- サイズ: 幅227×奥行227×高さ70mm
- 重量: 750g
- 満水容量: 1.6L
- 材質: 本体:ステンレス、蓋:ステンレス、取手:耐熱フエノール樹脂、トレーナー:ステンレス
- 付属品: ストレーナー
- 仕様: 電磁調理器対応
キューブケトルはキャンプでは丈夫なステンレス製
本体はステンレス製です。重量さえ気にならなければキャンプで使うにはステンレス製が丈夫だし、サビも発生しないので理想的ですね。
下の写真はイワタニ カセットフー エコジュニア CB-ECO-JRに載せたところ。
写真のカセットコンロが小さいこともあって角型ケトルが大きく感じますが、僕の印象としても面積が大きくて平べったいケトルですね。おそらく、似たような形状のケトルは他に無いと思います。
杉山金属 角型ケトルの細部を見てみよう
パパーマンはこれまで6か月の間、この杉山金属の角型ケトルを使い込みましたので、次に気づいた部分を書きます。
この杉山金属のケトルですが、写真の様に注ぎ口にステンレスのフタがついています。お湯をわかす時は、このフタを閉じた状態で沸かすと、異物が入らないので安心です。お湯を注ぐ場面では、フタを閉じたままでは、ジャバッとお湯が広がって出てくるのでフタは写真の様に開けた状態で注ぐといいでしょう。
ただし注ぎ口の先が絞り込まれた形状ではないので、お湯を少しずつ注ぐのは苦手です。コーヒーをドリップするような用途には、この角型ケトルは向いていませんね。
お茶を淹れるのに便利なストレーナーが付属
この杉山金属のケトルには、ステンレス製のストレーナーが付属しているので、お茶を沸かす時には便利です。僕もこのストレーナーに茶葉を入れて、お茶を良く作っていますよ。元々この角型ケトルは、麦茶をこのストレーナを使って沸かした後、ケトルごと冷蔵庫に入れるのがコンセプトの様です。
冷蔵庫に入れるときは、取っ手を折りたたんでおけばケトルを何個も積み重ねられます。そのような考えで作っているので、収納しやすい形をしているのですね。
実際に杉山金属の角型ケトルをソロキャンプで使ってみて
この角型ケトルですが、まず平べったい形状をしているので、カセットコンロの熱を有効に使うことが出来ていると感じます。また面積が大きいこともあって、取っ手部分が全く熱くなりません。当たり前の様ですが、ユニフレームのキャンプケトルの様な縦型のケトルはガスコンロで沸かしても取っ手が熱くなるため、取っ手をつかむ時にグローブが必要です。
もちろん、焚き火に入れてお湯を沸かすようなワイルドな使い方をするときはキャンプケトルが良いのはいうまでもありません。ですので用途にもよりますが、この使い勝手のよさもケトルを選ぶ上では大きなポイントになります。
注ぎ口のフタもありがたい機能で、外に置いておいてもホコリや虫がケトルの中に入ってこないので安心感がありますね。容量的には、1.1Lというサイズがソロキャンプにはちょうど良いです。
人によっては、少し大きいと感じることもあると思いますが、僕の場合は夏場に結構お茶を沸かすのでちょうどいい様です。ファミリーで使う時は、もっと大きいサイズをお勧めします。
一つだけ残念と感じるところは注ぎ口の形状ですね。コーヒーをドリップする様な用途に使わないのであれば、この角型ケトルはおすすめです。
まとめ
杉山金属の角型ケトルはアウトドア用に作られたものではないけど、アウトドアで使うメリットが多い角型ケトルです。
最後にメリットをまとめます。
- 注ぎ口にフタが付いていてりゴミが入らない
- 収納しやすい四角くて平べったい形状
- ストレーナが付いていて、お茶を沸かすのに便利
- 底の面積が大きく熱効率が良い
最近は、ペットボトルのお茶を飲む機会が増えたので、この様なケトルはキャンプで使わない方も多いかもしれませんが、ケトルでお湯を沸かしながらキャンプでゆっくり時間を過ごすのも良いのではないでしょうか。
それから、この杉山金属の角型ケトルですが、もともとキャンプ用品というわけではないのでキャンプに行かないときは、家で使っても違和感がないのがいいところでもあります。
それでは、今回はこのへんで。