こんにちは、ochanです。
最近、パンダTCに熱田野営具店のシルス170TCを接続してソロキャンプを楽しんでいます。
シルスの販売元である熱田野営具店さんにはパンダTCのマニアックなオプション幕がもう一つあり、それが今回のソロキャンプで初張りとなるフロントヤード170TCです。
このフロントヤード170TCはいわゆる焚き火陣幕の一種ですが、パンダTCと完全に連結しているので冬は冷たい隙間風がテント内に入らず寒さ対策にもなるという優れもの。
これでシルスとフロントヤードの2つのオプション幕がそろったので、当分の間はパンダTCを楽しめるな思っているところです。
今回は11月の月明りの下でフロントヤード170TCを初張りしたときのソロキャンプのお話です。
それでは最後までごゆっくりとどうぞ。
夕暮れの野営地にフロントヤード170TCを張る
2022年11月5日(土)6日(日)の1泊2日で、某所野営地でソロキャンプをしてきました。(この場所は野営の許可をもらっていますが秘密にしたいと思います。ご了承ください。)
今回のキャンプで、今年に入って43泊目のキャンプとなります。
野営地には16時ころに到着。
いつも到着が16時ころになってしまうのですが、秋の日はつるべ落としと言いますよね。
最近はすぐに日が暮れてしまうので、この日もあわてて設営に取り掛かりました。
フロントヤード170TCは初めて張るので、パンダTCにフロントヤードを取り付ける作業が思ったより難航しました。
慣れれば簡単なのでしょうけど、最後は取説とにらめっこしながら設営を進めてやっと完成したのが下の写真です。
この通り焚き火陣幕とパンダTCが隙間なく完全合体しているので、これからの季節は足下付近に冷たい風が入ってくるのを防いでくれるのではないかと思っています。
横の方向から見るともっと全貌がわかりやすいと思います。
果たして、この空間で焚火をしても大丈夫なのかと設営した時は正直言って思いました。
今回のソロキャンプでは焚火もするので、その結果はもう少し読み進めていただければわかりますよ。
このフロントヤード170TCの紹介記事はこちらです。
設営が終えてテントに道具を運び込むころ、すっかり日が沈んでしまいました。
東の空には月が昇っています。
いつも使うキャンプの道具類をフロントヤード越しに幕の中へ運ぶためには60cm高さの陣幕部分をまたがないといけないので、これは少し手間だと感じました。
でも、よくよく考えると先に道具類を全部運んだあとでフロントヤード170TCを張ればよかったことに気づきました。
次回からはそのような手順で進めたいと思います。
日没後、西の空が赤く焼けてきました。
ここからしばらく、野営地にブルーモーメントの空が広がりました。
フロントヤードで焚き火ベースsoloで焚き火
さて、設営が完了したので早速幕内で焚き火を始めましょう。
今回使用する焚火台はユニフレームの焚き火ベースsoloです。
今回がこの焚火台の2度目の使用になりますが、初めて使ったときは火が安定せず、焚き火が思ったようにできなかったのですよね。
今回はその時の反省をもとに、もう少し小割で売っていた薪を持ってきました。
薪の種類はアカシヤです。
この薪はよく乾燥しているようで、うまく燃えてくれました。
焚き火ベースsoloは薪を燃やしていると火床に熾火がどんどんたまってくるような感じになるのですが、熾火がある程度たまってきたら火が安定するので、そこから先は調理がしやすいコンディションとなるようです。
念のために陣幕の内側に60cm高さの亜鉛めっき鋼板製の風防を強力磁石で貼り付け、これで幕への延焼防止対策としました。
フロントヤード内のスペースは意外と広いので、このくらいの焚き火なら余裕で出来ますね。
今夜は寒いので、念のためにイワタニのカセットストーブ「デカ暖」も暖房として使っています。
フロントヤードの中は、ちょうど外から覗かれないくらいの高さになっているようです。
逆にフロントヤードの中でローチェアに座ると、幕の中から外へは視界をさえぎるものが無いので眺めは良いです。
そして、なんといってもキャンプ道具を配置した時のこの秘密基地感が個人的にはツボです。
まるで穴の中に基地を作ったかのようで、童心に戻ってしまいました。
椅子に座って見た眺めです。
焚き火台の右側をフロントヤードの出入り口に設定しています。
つまり、ここをまたいで外に出るようにしているというわけです。
熱田野営具店のページには、パンダTCの後ろのドアから出入りするようにという説明がありますが、それは安全を考えてのことでしょう。
面倒くさがりのおっさんは、足が長いこともあって?普通に幕を乗り越えて出入りします。( ^)o(^ )
おでんの美味しい月下の夜
今夜、野営地に集まったのはmairaさん、jijikoさん、ハリオさんと僕の4人。
おなじみのメンバーです。
料理人のハリオさんが、今夜はおでんを作ってくれました。
ダイコン、玉子、チクワブにコンニャク。
山椒味噌をつけていただきました。
どれも出汁が染みてメチャうまかったです。
これから寒くなると、夜はおでんが最高ですね。
それにしても、今夜はよく冷えます。
mairaさんのミニ焚火台も点火。
良く燃えますね。
月が夜空の上の方まで上ってきました。
そろそろグルキャンはお開きにして、自分のテントに戻ります。
焚き火でシチューを作る
焚き火ベースsoloに焚き火鍋18cmをひっかけて、シチューを作ります。
ユニフレームの焚き火台と鍋を組み合わせて使うだけでユニフレーマーの僕は大満足(笑)
シチューは少し鍋の底を焦がしてしまったようで、焚火の味がしました(´;ω;`)
次はきをつけよう。
それからも焚き火を続け、日付が変わってもやってました。
それにしても今夜はとても寒いです。
3シーズン用の寝袋しか持ってきてないので、眠れるか心配。
でもそろそろ夜も更けてきたので、寝床に潜ることにします。
寝不足の朝
2022年11月6日(日)、某所野営地でのソロキャンプの朝。
下の写真ではもうすっかり太陽が昇ってしまっていますが、今朝は寝過ごしていつも写真に撮る野営地の日の出の風景を拝むことができませんでした。
というのも、やはり3シーズン用の寝袋で寝るには無理があったようで朝方とくに寒くて寝付くことができなかったのです。
朝日が昇って気温が上がってから、少しの時間寝ていたようですがまだ寝不足気味。
来週から冬用のダウンシュラフに切り替えなければ。
ハリオさんとjijikoさんが撤収した後も、お昼頃まで僕は眠い頭でのんびりと撤収をしていました。
さて、やっと撤収完了。
今日は天気がいいですね。
それではこれより家路に着くことにします。
今回もこのキャンプ日記を最後までお読みいただきありがとうございました。
季節はもう秋を通り越して、冬になっているようです。
夜の寒さにやられたソロキャンプでした。
というわけで次回のキャンプからは、完全な冬装備にしたいと思っています。
初張りとなったフロントヤード170TCは最高でしたね。
パンダTCと合わせてこの冬の定番アイテムとなりそうな予感がします。
フロントヤード170TCについては何回か使用したら感想など記事に書きたいと思っています。
それでは今回はこのへんで。
またどこかのキャンプ地でお会いしましょう。