ピルツ7のポール交換 タープ連結時の強風対策

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ピルツ7とムササビウイング連結時の問題

こんばんは、ochanです。

今回は強風対策としてピルツ7のセンターポールの強度をUPしたお話です。

ピルツ7で夏の暑さを乗りこえるため、購入したテンマクデザインのムササビウイング13ft.TC“焚き火”versionはピルツ7と合体させた姿が美しく、僕のお気に入りのタープとなりました。

ところが問題発生!

以前、ムササビウイング13ft.TC“焚き火”version 強風に注意編という記事で書いた通り、ピルツ7にムササビウイングを粕川オートキャンプ場で連結していたら、強風でポールが大きく変形したのです。

この時はやむなくムササビウィングを撤収しました。(´-ω-`) もちろん、このままではいけませんね。

センターポールの変形とその対策を考える

ピルツ7のセンターポールの直径は16mmと比較的細い(タープポールとしても最も細いクラス)ので、ムササビウイングの様なタープをピルツ7に連結させると強風時にポールに強い力が加わり、完全に変形(塑性変形)してしまう可能性があります。これは三角テントとウイングタープを連結する上で、とても深刻な問題です。

この時は本当にセンターポールが破壊しそうだったので、慌てましたよ。

この問題に対して、7/11、7/12のキャンプ日記

の時に対策を施してみましたので、その一部始終をみていきましょう。

ピルツ7のポールを交換する

これは単純な解決策ですが、まずピルツ7のセンターポールの強度UPを図るのが第一です。ピルツ7に付属のポールは長さ180cm、直径16mmのアルミ製ですので、同じ長さで強度の強いポールを探せばいいのです。

ただし、強度を上げるために直径があまり太くなると、テントの頂点までしっかりポールが差し込めない問題が起きそうなので、径のUPはほどほどになるポールを探しました。

選んだのはキャプテンスタッグ製の3本つなぎポール

見つけましたよ。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 3本つなぎポール180cm M-7156 です。

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キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 3本つなぎポール180cmは、直径19mmです。ピルツ7の付属ポールに対し3mmUPだけですが16mm→19mmですのでこの差は大きいですね。また材質がスチールだということもあり、より強度UPが期待できます。

下の写真は上がピルツ7に付属のポールで、下が代替に使うキャプテンスタッグの3本つなぎポールです。付属ポールは4分割なのでコンパクトになりますが、3本つなぎポールは折りたたんでも付属ポールより長いのでピルツ7の収納袋には入らなくなってしまいます。

オートバイにテントを載せている方は積載性に問題があるかもしれませんので注意が必要ですね。僕の場合はテントはいつも単体で車に積んでいるので、この点については特に問題とはなりませんでした。

それでは組み立てた状態で、2本を並べてみましょう。まず、直径の比較です。

右がキャプテンスタッグの3本つなぎポールですが、+3mmの差でもこうして並べてみると数値以上に太くて丈夫になった感じがします。試しに手でグイッと曲げてみたところ、付属ポールは簡単に曲がりますが3本つなぎポールは頑丈でなかなか変形しませんでした。

次に全体像です。3本つなぎポールはタープの穴に差し込む細くなった金具部分だけ長いようです。

ポール先端の金属棒をカットする

先端部分を拡大しました。購入前から考えていた通り、先端の金具が無ければ長さはぴったり揃いそうです。

庭に出てのこぎりで切断しました。作業時間は約1分。(; ・`д・´)これで準備完了です。次はいよいよ実践です。

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ピルツ7に再びムササビウイングを連結

さて、それでは場所を粕川オートキャンプ場に移しましょう。ここは、夕方になると強風が吹く可能性がとても高いキャンプ場です。

写真はピルツ7のメッシュインナーを立ち上げたところです。このポールは強風対策品のキャプテンスタッグの3本つなぎポールです。問題なさそうですね。

次は心配していたピルツ7の頂点へのポールの差込み深さですが、下の写真の様に赤い矢印までポールが差し込まれているのを確認できました。

ピルツ7に付属している白/黒のツートンカラーの輪の縫い目より上までささっているので、ポールを交換したことが原因で縫い目が破れるということは無さそうです。

ムササビウイングが風を受けたらポールはどうなる

夕方になって、強い風が出てきました。ピルツ7の中に入ってポールの変形具合を観察しますが、下の写真の様に、見た目では全く変形がわからない程度です。

ただし、前回の 梅雨の晴れ間キャンプ 粕川からさざれ石公園へ(前編)の時のほうが、風は強かったのは確かです。

風対策についてはひとまず成功としますが、もっと風が強いとどうなるかという疑問が残りましたので、この装備のまま粕川オートキャンプ場でキャンプを続け、しばらく様子を見ていきたいと思います。

 

そしてポール改造後に実践投入した

粕川オートキャンプ場で、今までで最大の強風に会いました。下のキャンプ日記を参照ください。

この経験から、交換ポール、ピルツ7のツートンカラーの輪の縫い目の強度にも限度はあると思いますが、普通に使っていてまず問題ないレベルと考えられるようになりました。

それでは、今回はこのへんで。

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