大きな獲物をくわえて飛ぶ小鳥
2018年8月4日(土)近所の公園にて。
この頃はとても暑くて、公園に散歩に来ても他に訪れている人影のない時期でした。
池の側でカワセミの写真を撮ってられる方も、さすがに見かけませんでしたね。
そんな公園ですがパパーマンは鳥や虫の観察にのため、時々散歩にはきていました。
すると、小鳥が自分の体の大きさに似合わないような、何か大きな獲物をくわえて飛んでいるのを見つけました。
ひょっとしてアレ? とても気になります。
拡大してみると、やっぱりアレですね。
夏によく見かけるアレですよ。
池の周りの囲いの支柱に獲物をくわえたまま小鳥がとまりました。
ここまでくると、もうその獲物が「アブラゼミ」ってことがはっきり分かりますね。
アブラゼミを捕食した野鳥の正体
この小鳥なんですが、あとでPCの画面で拡大してみるまでは、100%スズメだと思っていました。
スズメも雑食なので、セミを食べたりすることがあるようですね。
でも、なんだか頭や顔周りの模様がスズメと違うような気がして、分からなくなてきました。
スズメなら、頬っぺに黒い斑点が見られるのですけど。
クロジのメスとも少し違うし、やっぱりスズメの幼鳥なのかなぁ。
顔にスズメの特徴が見えないのは、光の加減による影響なんでしょうか。(*^-^*)
そんなことを想っている時、これから4日後の8月8日に同じ公園で見かけたアカモズのことを思い出しました。
ああ、これか?
アブラゼミ激減の原因に野鳥が関係?
同じ時に、この公園で撮影したアブラゼミ君です。
アブラゼミのオスって一応はとまっている木の保護色になっているのですが、あれだけ大きな声を出して鳴いていると効果薄な気がします。まぁー、野生の世界では、この世で一番大切なものは自分の命ではなくて種の保存ですからね。
岐阜ではアブラゼミとクマゼミはどちらもよく見るセミで、きっと個体数は半々くらいだと思います。ところが、このアブラゼミって北海道や北日本では個体が激減しているそうです。野鳥による捕食が、激減した原因の一説になっているとか。
それでは、今回はこのへんで。