今回はモンベルのムーンライト5にテンマクデザインのムササビウイングを小川張りして使用する方法をご紹介します。
新しいテントに合わせてムササビウイングの小川張り
今年に入ってすぐに購入したモンベルのムーンライト5ですが、テントを張る時間が短い上に、快適に過ごせるサイズが気に入ってます。
これまで使っていたテンマクデザイン ムササビウイング13ft.TC “焚き火”version をソロキャンプで組み合わせて使っていくにはムーンライト5のテントの前にムササビウイングを「小川張り」するしかないと思い、見よう見まねで小川張りに挑戦することにしました。
下の写真はムササビウイング+ムーンライト5の小川張りの完成形ですが、問題点はいくつかあるものの初心者にしてはまずまずの見た目になったのではないかと思っています。
それでは次から、人生2回目の小川張りの様子を手順をおいながら説明したいと思います。
小川張りの為に用意したもの
はじめに小川張りの為に用意したアイテムの紹介をします。ポールはロゴス システムロックポール230cmを2本使いました。これは長さの調整が簡単で安価なポールです。
いずれ詳しくお話ししますが、このポールは振り出しの釣り竿の様に伸縮出来る構造になっている畳めばコンパクトになる反面、先端にいくほどポール径が小さくなることから強度はあまり強くありません。もし、強風の中でも使いたいと考えているのであれば、、あまりおすすめできるポールではないです。(´-ω-`)
タープ用のペグは長いものを使う
ペグは全部で7本必要になります。
パパーマンは鍛造ペグのエリッゼステークを使用しています。強風が吹くとかなりロープが引っ張られるので、ここは出来るだけ抜けにくい長いペグ(38cm)を使用するのが良いと思います。
その他、後側のポールを固定するために、ガイロープを2本用意しました。今回は、とりあえずロッジシェルターに入っていたロープを流用しましたが、このロープは短かったためいずれもう少し長いものに替える予定です。
また、ムササビウィングと後ろ側のポールを接続するロープはムササビウイングにはじめから装着されていた赤いロープをそのまま使っています。ソロキャンプ用としては比較的大きめのムーンライト5(4人用)でもロープの長さは十分でしたよ。
このロープは一度最適な長さを決めたら、以降は動かない様に固定しておくと次から張るのが楽になりますが、ムササビウイングに初めからついているロープの自在はロープのテンションが抜けても、長さが変わらないタイプですのでとても便利です。
下の写真は、ムササビウイングとよく似たタイプの自在です。
小川張りの手順を紹介します。
パパーマン流の小川張りの手順になっていると思いますが、早速、ムササビウイングを張っていくことにします。
まず用意したタープとポール2本、そしてガイドロープ2本を全て接続して地面に並べておきます。
次に後ろ側のポールに接続したガイドロープ2本をペグダウンします。この日は強い風が吹いていましたので、気合を入れて、ここから一気に立ち上げます。
後ろ側のポールを立ち上げた後、前側のポールを立ち上げるとムササビウイングが浮き上がりますので、前側のガイドロープを引っ張り、しっかりテンションをかけてペグダウンします。
後から見たところです。
後ろ側のポールは写真の様に2本のロープでぺグダウンしているので安定しています。
サイドのロープをペグダウンしていきます。目分量でいいのですが、左右均等にタープにテンションがかかる様に出来るだけペグダウンする位置が対称になるように気をつけましょう。
サイドのペグをすべて打った後、タープのセンターがまっすぐ通るようにサイドのロープについている自在を調整して左右のテンションを均等にします。
これでムササビウイングを張るのは完成ですが、小川張りと呼ぶにはテントが必要ですね。
次にムーンライト5をセッティングします。
あとはムーンライト5をセッティング
タープは一度張ると位置を動かせないので先にタープを張って、テントは組み上げた後に最適な位置になるように位置を微調整することになります。移動が簡単なテントであれば先に別の広い場所で組み立てて、それからタープの後ろに運んでも良いと思います。
テントを組み立てたら、ペグダウンする前に位置を微調整してやります。ペグダウン後、タープ側のロープがテントに触れていないか良く確かめましょう。触れていると、風が吹くたびにタープのロープがテントに擦れテントの生地が傷んでしまいます。
これで完成です。
この日は強風が吹き荒れていましたが、小川張りが破たんすることなく最後まで無事でした。ただ、この時少し問題と思われるところがあったので、これについては別の機会にご紹介します。
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それでは、今回はこのへんで。