ヒョウモンチョウと大阪のおばちゃんの共通点
2018年10月13日 岐阜県可児市にある花フェスタ記念公園にて。
オレンジ色の蝶々が秋桜の花から花へと移りながら蜜を吸っているのを見つけました。花に負けないくらい鮮やかなオレンジ色をした蝶です。
この蝶は花の方に夢中だったせいか、かなり近づいて観察することが出来ました。
オレンジ色の蝶の名前はツマグロヒョウモン。ツマグロヒョウモンはオスとメスでハッキリと違いが分かるくらい模様がちがうのですが、オスの方は写真の様に全身がオレンジ色なんです。
このオレンジ色のヒョウモンチョウの仲間って、けっこう身近でも見かける機会が多い種だと思いますが、ツマグロヒョウモンのオスは翅の後ろに黒い模様があるのが特徴的で、他のヒョウモンチョウと見分けることが比較的容易です。
それにしても、名前のヒョウモンというのはヒョウ柄(ガラ)模様という意味なのですが、ヒョウと蝶って意外な組み合わせ。
パパーマンの中では、ヒョウ柄といえば大阪のオバチャンのファッションのイメージなので、ヒョウに大阪のオバチャンとくれば一番ピッタリな組み合わせだと思うのですが。(笑)。
分布が拡大中 北関東にもいるのかな?
ツマグロヒョウモンはもともと南方にいる蝶なのですが、日本では西日本の方から東へと分布が広がってきています。最近は関東地方でも見られるようになっているとか。
基本は寒いところは苦手な蝶なのでしょうけど、温暖化が進めばもっと分布が広がっていくかもしれませんね。
今回はヒョウモンチョウの仲間には多くの種類がいることがわかったので、今度見つけたらまた写真に撮って比べてみたいと思いました。
それでは、今回はこのへんで。