今回はキャンプでポーターブル電源を使うというお話です。Rockpalsの比較的低価格のポータブル電源を購入しましたが、これ一つで電源なしのサイトでスマホの充電や、LED照明の電源として使えるので便利ですよ。
目次
電源無しサイトで便利な電気製品を使えないかと考えた
パパーマンはソロキャンプがメインですので、電源サイトがあるような整備されたキャンプ場には泊まることは基本的にありません。電源サイトといえば、冬キャンプでホットカーペットやコタツ、電気毛布などを使って暖まることが出来て便利なのですが、これらの暖房器具を使わなくても、寒さをしのぐ手段はいくらでも考えられますよね。
それよりも本当に電源が欲しいと思うのは、日本の暑い夏のキャンプなのです。夏でも高地のキャンプ場に泊まれば、それなりに涼しく過ごせることもできるかもしれません。でも、どうしても釣りなんか楽しみたくて、海辺のキャンプ場に泊まりたい時もあるでしょう。
キャンプでの暑さ対策は、今のところ扇風機を自分にむけて回すしか方法はありません。このために電源がどうしても必要になるのですが、ポータブル電源で扇風機を回すことが出来れば、これだけの目的でわざわざ電源サイトに泊まる必要がなくなりますよね。これって結構大きなメリットだと思うのです。
下の写真は今年の夏にパパーマンが実際に使ってみたRockpalsのポータブル電源です。最近はポータブル電源がリチウム電池の高性能化によって、とても小型になってきていますし、同時に容量も実用なところまで来ています。なので、これから先のキャンプは、このポータブル電源を上手く使いこなすことで、ずっと快適にすごせるのではないかとパパーマンは思うのです。
ただ、ポータブル電源というのは自分を含めて、大多数のキャンパーさんにとっては馴染みが少ないアイテムだと思うのでとっつきにくいことも確かです。
そこで、最初にRockpalsのポータブル電源について、まず今回は細部を見ていきたいと思います。
Rockpalsのポータブル電源が届いた
パパーマンは、このRockpalsのポータブル電源をアマゾンで購入したのですが、アマゾンの箱から取り出すと、この様な箱が入っていました。
大きくポータブルソーラージェネレーターと書かれているので、太陽電池をつないで発電した電気を充電することもできるようですね。まぁ、これは使わないと思いますが。
Rockpalsのポータブル電源の主な仕様です
- 本体容量:40800mAh/150Wh
- 寸法:165x80x175mm、重量 :1.4kg
- 3WAY入力方法:ソーラーパネル、ACアダプタ、カーチャージャー
- 7WAY出力方法:2口のUSBポート出力:5V/3.1A(最大)、3口のDC出力:9から12.6V/15A(最大)、2WAYのAC出力:100W以下のすべて製品に充電可能ですが、機種により充電不可の場合もあり
- ポータブル電源本体、ACアダプター、車載シガーソケットアダプタ、カーチャージャー、日本語取扱書
購入したRockpalsのポータブル電源の電源容量は150Whです。ポータブル電源は目安としてこの容量が大きくなれば、価格もほぼ比例して高くなるようです。最近のポータブル電源の機種の中では、Rockpalsのポータブル電源は比較的小さい方だと思います。
箱を開けたところです。きれいに梱包されていました。
Rockpalsのポータブル電源本体を取り出したところです。四角い躯体に持ち運びしやすい大きめのハンドルがついているのが特徴です。
付属品は、1.カーチャージャー、2.電源アダプター、3.車載シガーソケットアダプターの3点でした。車のシガーソケットからこのポータブル電源に充電する時は、1のカーチャージャーを使います。2は自宅でAC電源から充電する時に使うものです。3はシガーソケットがついているDC電源の機器を、この製品に接続する時に使用するものです。
日本語の取扱説明書がついていました。これがあると、少し安心です。
Rockpalsのポータブル電源の操作ボタンは4つだけです
電源を入れたところです。Rockpalsのポータブル電源は、中央の表示パネルの周りにボタンが4個あります。
- まず、表示パネルの左上のボタンが電源です。
- 左下が、LEDライトのオンオフボタンです。(LEDライトについては、後で説明します。)
- 右上が、AC出力とDC出力の切り替えボタンです。起動した直後はDCですが、ACにしたい時はこのボタンを1回オスとAC出力に切り替わります。
- 右下がUPSです。このボタンを押すと充電しながら出力出来るそうですが、パパーマンはまだ使ったことがありません。
LEDライトは、先ほどのボタンの面の裏側についています。明るさは2段階になっていて、ボタンを一回押せば明るさが弱で点灯、もう一回押すと明るさが強に変わり、もう一回押すと消えます。あまり使わないかもしれませんが、災害時にはあれば助かる機能だと思います。
サイドには各種接続口があります。こちらはAC電源のコンセントが差し込めるようになっています。Rockpalsのポータブル電源のいいところは、このACコンセントが直接つなぎこめるところです。
ポータブル電源の種類によってはACコンセントの穴がないタイプもあるので、その場合はDC/ACインバーターなどを別途用意する必要があります。もし他のポータブル電源を購入される場合は、この点をチェックしておいた方が良いと思います。
反対側にはDCのインプット(ポータブル電源を充電する時に使う)とDCとUSBのアウトプットがついています。スマホはUSBにつなげば充電できますよ。
Rockpalsのポータブル電源まとめ
というわけで、今回はRockpalsのポータブル電源をひと通りみてきましたが、構造としてはそんなに難しいものでは無いと思います。それよりも、このポータブル電源で何ができるのか?どのくらい使えるのか?というところが気になりますよね。
パパーマンが、これまでに使ったのはスマホのUSB経由での充電と、カメラの電池のAC出力での充電、それとメインがAC出力での扇風機ですね。これらについては、全て何の問題もなく使えています。
そこで、次回は暑さ対策として、この夏にポータブル電源で扇風機を回してみたお話をします。
それでは、今回はこのへんで。
続きは、こちらの記事をどうぞ。