キャンプ用のペグハンマーはこれで十分ではないかと思う
ペグハンマーが壊れた

今回は少しお話ししたこともある、僕がソロキャンプで愛用しているペグハンマーを紹介します。

僕がキャンプをはじめたころは、テントを買ったときについてくる黄色いプラスチック製のハンマーを使用していました。

そう、ペグダウンしている時、キャンプ場にカンカンという高音で鳴り響くあのハンマーです。

キャンプをしばらくしているうちに、この黄色いハンマーに対して直ぐに不満を感じるようになりました。

今までに使ってきたペグ専用ハンマーの変遷

黄色いハンマーはしばらく使っていましたが、やはりペグダウンに時間がかかるためキャプテンスタッグの柄がアルミニウムで出来ているハンマーを買い求めました。

こんな製品でです。(現在は廃番になっているので、他メーカーの同等品をピックアップしています。)

この製品は軽量でしたが、それまでのプラハンマーと比べてペグダウンのスピードはかなり早くなりました。

でもですね、使っているうちにヘッドの根本のアルミの柄がポッキリと折れてしまったのです。

このハンマーはきっとお店で今でも売られていると思いますが、耐久性が今一つなのですよ。(泣)

次に買い求めたのが、スポーツ用品店ヒマラヤのブランドであるビジョンピークス製です。

今ではもう売られていませんが「ブラスヘッドハンマーと」いう名前の製品です(下の写真)。

なんとヘッド部分がブラス(真鍮)で作られてます。この効果で実際にペグを打ち込んだ時に、手に伝わる衝撃を軽くしてくれる様なソフトな感じで、なかなか良い使い心地です。

ヒマラヤハンマー01

このハンマーですが、見ての通りあの有名なペグハンマーにそっくりですよね。

ペグ専用ハンマーを作ったのはスノーピークだったが

そう、下のスノーピーク製のペグハンマー PRO.Cです。

スノーピークが偉いのはペグ打ち専用のハンマーを作ったことだと思います。

それは普通のハンマーと違って、打面に銅ヘッドを取り付けたことと、ペグ抜きをつけたことです。

それに対してビジョンピークス製のハンマーは、これは明らかにパクリもんでしょう。

当時のビジョンピークスはこのハンマーに限らず、アウトドアメーカーさんの商品とそっくりな商品を作り、お求めやすい価格で売るのがお決まりの商法でしたから。

ヘッドが銅で出来ているペグハンマー PRO.Cは現在約7000円ですが、このビジョンピークス製は2000円を切る価格で売られていました。

そのスノーピークのハンマーですが、本当は欲しいもののびっくりするような価格で売られていて僕には手が出せませんでした。

そこでスノーピークに敬意を表しながらもビジョンピークスのハンマーを手にすることに。(笑)

このハンマーは今では売られていませんが、もしかしてスノーピークさんに怒られたのかもしれませんね。

そっくりさんの耐久性と使い勝手

このハンマーもだいぶ使い込んで、今は満身創痍の様相です。

まず、写真の通りペグ抜き部分が途中から折れてしまいました。(泣)

折れたときは、いよいよ本物(SP製)に買い換えようかと一瞬思いましたが、これでもペグ抜きには支障がないので今でも使っています。

ヒマラヤハンマー02

また真鍮ヘッドの部分ですが、下の写真の通りグラグラになっています。でも、これも使用上問題ありません。

ヒマラヤハンマー03

ヘッドも潰れてきましたが、まだまだ大丈夫そうです。きっとヘッドが全て潰れたときが寿命じゃないかと思っています。スノーピーク製の様に、交換用のヘッドは売られていませんから。

ヒマラヤハンマー04

そっくりさんのそっくりさんが出てきた

ところで最近、このビジョンピークス製のハンマーのそっくりさんを見かけるようになりました。

そっくりさんのそっくりさんは中華製。(笑)

初めに買うハンマーとしては、あの時の僕が手を出せなかったスノーピーク製と違って、中華製ペグハンマーも価格的に購入しやすいものと思います。

それにしても、この手のローテク製品は今では価格で日本製が中国製に全く勝てなくなったように思います。

そこが、すこしさびしくもありますが。

中華製ペグハンマーもいいね

ここからは、2018年6月20に追記しています。

最近、中華製の安いペグハンマーが出てきたと記事に書いていましたが、はじめは同じようなデザインだった中華製ハンマーにも個性的なものが見られるようになりました。

これを見ていると、日本製キャンプ用品の受難の時代がしばらく続く気がします。

それでは、今回はこのへんで。

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