スノーピーク(snow peak) リトルランプ ノクターン GL-140 の紹介
最近、キャンプで夕食が終わった後の、まったりとした時間を楽しむために音楽(迷惑にならないくらいの音で)と、ランタンのあかりに凝っていたパパーマン。
灯りについては、大光量のLEDランタンを消して雑貨屋さんで購入したキャンドルランタンを使ってみたりしていたのですが、ロウソクの明かりだけでは少し暗くて、何かいいランタンは無いかと探していた時にスノーピークから「ノクターン」という、コンパクトなガスランタンが昨年の12月に発売されたというのを知りました。
このノクターンですが、価格が税別で3500円とスノーピークにしてはとても良心的な価格設定なので、早速ネットで注文しました。
ノクターンは発売時から大変な人気ですぐに売れ切れになっていたらしく、注文から1か月くらい待ったあとにやっと手にしました。
というわけで、今回はリトルランプ ノクターンの細部を見ていきたいと思います。
目次
リトルランプ ノクターンを開封して組み立てる
下の写真が、ノクターンを梱包している箱です。スノーピークらしい落ち着いたデザインですね。
箱を開けると、中から白い樹脂のケースが出てきました。
スノーピークの、この手のランタン製品でよく見られるおなじみのケースです。
これが本体。
ガラス部分が割れないように、緩衝材が巻かれています。
ケースの中は、この通り。
ガラス部分をを守るようにウレタンがケースについていました。
こういう配慮は、とてもうれしいですね。
250gのOD缶に取り付けたところです。
このところホームセンターで安いCB缶ばかり買っているので、アウトドアメーカのOD缶を真面目に買うのは本当に久しぶりです。
でも、ノクターンはOD缶じゃないと似合わないですね。
スノーピーク ノクターンの主な仕様
ノクターンの主な仕様です。
- 材質:アルミニウム合金、ブラス、ゴム、ガラス、ステンレス鋼
- サイズ:42×40×105(h)mm
- 重量:102g
- 収納サイズ:51×47×112(h)mm
- ガス消費量7g/時間
ノクターンは本体の長さが105mmなので、見た目もかなりコンパクトな印象です。ライバルのコールマンのルミエールランタンが長さ183mmなのでサイズ的には、かなり差がありますね。もちろんサイズの大小は良し悪しには関係ありません。
全体に、プラスチックのパーツは無く丈夫そうです。
マントル不要で気を使わなくていい
ガスランにつきもののマントルがいらないのでお手軽に使うことが出来ますので、長くつきあえそうな気がします。なんといってもマントル焼きも不要ですし、予備マントを持っておく必要がありません。
ノクターンはデザインがいい
ノクターンはシンプルだけど、いいデザインですね。このあたりはコールマンより後発なので、よく考えられていると思います。ノクターンを使うのは、きっと夕食後のくつろいでいる時間帯じゃないかと思います。そんな時にテーブル上の炎の灯りが癒しをくれるのだと思いますが、その時に洗練されたデザインのノクターンは、ぴったりです。
ガスの消費量が少ない
気になるガスの消費量は、たったの7g/時間
なので、250g缶だと35時間も使える計算になります。1日のキャンプで2.5時間使ったとしても、14日も使えますね。
僕が高いOD缶を買っても、まあいいやと思ったのはノクターンが低燃費だったからです。
ノクターンの点火方法
下の写真はノクターンの説明書です。
説明書にある器具栓ツマミは、細い線のツマミですが
ここを回すとガスが出てきます。
同時に本体下の斜めにカットされている部分から、チャッカマンなどで火をつけてやると
簡単に点灯します。
ちなみに何回か試しましたが、このツマミはガスのオン/オフだけのつまみの様で、
ガスの出る量は、いくら回しても変わりませんでした。
火力の調整は、別に火力調整ダイヤルというのがついています。
では、チャッカマンで点火します。
ここから火をつけてやるのです。
自動点火装置とか無い方が、シンプルでいいですね。
火力調整ダイヤルを回し、火力を最大にしたところ。
筒の上には、炎がギリギリでない様でした。
火力調整ダイヤルで、炎を好きな大きさに調整してやります。
消火したい時は、器具栓ツマミを閉めてやると消えます。
スノーピーク ノクターンまとめ
ノクターンの意味は「夜想曲」。夜を演出するあかりにふさわしい名前です。
そして、とても所有感を感じさせてくれる道具です。
実は雰囲気の良いランタンを調べている時に、まず候補に考えたのはPETROMAX(ペトロマックス)のHL1ストームランタンでした。これは雰囲気の良いオイルランタンで、既に生産中止になっていると聞いて最後のチャンスに買おうかと考えていたのですが、ノクターンの価格がこのストームランタンとほぼ同じだったのです。そうなれば、オイルランタンに比べて取り扱いの容易なノクターンを選びたくなります。
またライバルのコールマン ルミエールランタンも考えましたが、アマゾンでの販売価格がこの記事を書いている時点で5000円を少し超えています(5162円)。
ルミエールランタンとノクターンのデザインは人によって好き嫌いはあると思いますが、僕はどちらも優秀で互角だと思います。そんなわけで価格でノクターンを選びました。
本当に、ノクターンってアメドと同じくらいのコストパフォーマンスですね。
デザイン、価格、燃費、取り扱いやすさ・・・ノクターンは、バランスがいいです。
優しいあかりで、長い夜を楽しみたい方にはおすすめです。
この続きは、キャンプ場でノクターンを使ったレポートをどうぞ。
それでは、また。