こんにちは、ochanです。
前回の記事「北海道ソロキャンプ旅2023 第三話 キャンパーの宴」の続きです。
今回のお話しは浜小清水前浜キャンプ場で泊まった翌朝からスタートします。
最後までごゆっくりとどうぞ。
海辺のキャンプ場の朝
2023年7月17日(月) 浜小清水前浜キャンプ場の朝です。
天気は曇り。
静かなキャンプ場なので、昨夜はよく寝ることができました。
さてガスストーブを取り出して、昨日セイコーマートで買ったあるものをいただきます。
北海道の食べ物と言えば、僕の中ではジンギスカン。
パックに入ってタレに漬かったジンギスカンが安くておいしいのです。
ジンギスカン製作中。
甘辛のタレが絶妙でめっちゃうまい。
おはようございます。
7月17日(月)の朝。
今日も曇り空が広がるキャンプ場。
穏やかな波の音が心地よいですね。
漁師さんがシャケ網の作業を沖でやっているのを見ながら朝食。
昨日コンビニで見つけたジンギスカンが美味いです😋#ジンギスカン pic.twitter.com/7lx9S7CSQ7— ochan(おーちゃん) (@tomorrowcamp) July 16, 2023
このキャンプ場ですが、利用料金は大人1泊で300円でした。
トイレと炊事場も完備している上に、こういう安いキャンプ場が北海道には多いので助かります。
止別駅
キャンプ場を後に、オホーツク海添いの国道を東に進むと止別駅という、これもまた趣のある見た目の駅が見つかりました。
この止別駅(やむべつえき)は、原生花園駅と同様に北海道斜里郡小清水町字止別(やんべつ)にあるJR北海道釧網本線の駅です。
別れを止めると書いて止別駅という名前にロマンチックな物語性を感じますね。
これが駅です。
「駅馬車」って書いていますが、ここでラーメンを食べられるみたいですよ。
さらに進路を東に進み、知床半島の海岸線を北上しました。
するとオシンコシンの滝に到着。
雨が降っていたせいか今日は水量が多め。
滝の前で写真を撮っていると飛沫がかかってきました。
ホクホクのホッケ定食
さらに北上し、今回の目的地に到着する前にまずはウトロの町で少し腹ごしらえ。
ホッケ定食を注文。
ほくほくのホッケがデカくてうまかったなぁ。
今日は気温が30℃を超えて暑い一日でした。
朝から写真をずっと撮っていて、今はやっとのんびり🥳
♨️にはいって🍨食べて休憩室でまったりしているところです。
これからスーパーで夕飯買ってキャンプ場に戻ります。
日が落ちたら涼しくなるはず。#ホクホク#食べ過ぎた pic.twitter.com/bWdlJJaXej— ochan(おーちゃん) (@tomorrowcamp) July 21, 2023
知床五湖とヒグマの親子
そしていよいよ知床五湖へやってきました。
今回の旅の目的地の一つは、知床五胡ツアーに参加することでした。
過去に何度も一人で五湖をめぐる遊歩道を歩いたことがあるのですが、そのたびにヒグマの出没情報などがあって歩く範囲に制限がかかっていたので五湖全てを回ることがまだ達成できていないのです。
今はガイドなしで遊歩道を歩くことができないようになっています。
五湖全てを周るツアーは参加料5000円で、所要時間は3時間ほど。
途中でクマが出没すると残念ながらそこでツアーが中止になってしまう可能性があるのですが、そこは運ですね。
そんなことを心配しつつも、熊を観たくてツアーに参加している命知らずの方も一定数いらっしゃると思いますが。
時間になるとツアー参加者全員が部屋に集まり、ガイドさんからレクチャーを受けます。
このレクチャーを受けることでツアーに出ることが認められます。
ということで、それでは熊発見知床五湖ツアーに出発!
この時は小雨が降るコンディションだったので、カッパの上着だけを着て歩き始めました。
下の写真ですが、目線よりやや上の木の幹にクマの爪痕があるのがわかるでしょうか。
いやぁー恐ろしや。
襲われたら鋭い爪でズタズタにされそうです。
ツアーの順路は5湖→4湖→3湖→2湖→1湖です。
まずは五湖から。
木に大きな穴が開いていますが、これはキツツキが穴をあけたもの。
続いて四湖。
空が曇っていて写真は今一つですが、霧が出たりして面白い。
こちらの木の穴もキツツキによるもの。
木は、こういう穴を開けられてもまず枯れることは無いようです。
よく鹿に皮を食べられた木が枯れてしまうという話を聞くことがありますが、木にとって大切なのは皮の部分だとか。
そんな話をガイドさんに聞きながら歩き続けます。
続いて三湖。
意外にもお馴染みの睡蓮がびっしり繁殖していました。
木の上に野鳥を発見。
名前は分かりませんでした。
続いて2湖です。
今年はある親子のヒグマが経路に出てくることがよくあり、ツアーが中止になることが多かったと聞きました。
次の一湖の先からは木道の上を歩くことになります。
一湖です。
ここで雨がやんだので、カッパを脱ぐと爽快な気分(笑)
一湖の対岸に木道が見えてきました。
ここから木道の上にあがっています。
木道の上から見た一湖ですが、このあたりも睡蓮がいっぱいですね。
実は綺麗な白い花を咲かせる睡蓮は外来種で、この睡蓮が増えると在来の植物や動物に悪い影響があります。
というわけで、ここの睡蓮は増えると駆除されたりしていますが、すぐにもと通り。
花に罪はないのですけどね。
この木道の上だけはガイドツアーに参加しなくても歩くことができます。
「出たあぁぁ!」
木道から100m位離れたところにヒグマの親子を発見。
小熊がやんちゃで可愛い。
画像をトリミングしているので写真が荒くなってスイマセン。
熊が木道に上がってこないか気になる方もいると思いますが、木道の周りには高電圧の電気柵が張り巡らされているので大丈夫です。
知床峠を越えて
ガイドツアーのあと、知床横断道路を越えました。
下の写真は頂上にある駐車場で撮影したものですが、ここはいつも雲がかかってますね。
そしてこの日の夕方に次のキャンプ場に到着しました。
この日はスケジュールが詰まっていて疲れていたせいかテントを張ったらすぐに爆睡していたようで、この日キャンプ場で撮った写真は下の牛乳パックの写真一枚だけでした(笑)
「別海の牛乳屋さん、この牛乳は濃厚でおいしいかったよなぁ。。。バタッ(o _ _)o」
と最後にこの牛乳を飲んだときの感想だけはかすかに覚えています(笑)
それでは、今回はこのへんで。
この続きは次回の記事「北海道ソロキャンプ旅2023 第五話 タンチョウに会いに行く」をどうぞ。