ピラミッドグリル・コンパクトで実際にBBQをやってみます
前回の記事 ソロキャンプで炭火焼 ロゴスピラミッドグリル・コンパクトの組立 に続き、今回は実際にベランダで、ロゴスピラミッドグリル・コンパクトを使って実際に一人BBQをやってみましょう。
目次
ピラミッドグリル・コンパクトに必要な炭の量
ピラミッドグリル・コンパクトには、下のようなエコココロゴス・ミニラウンドストーブ4という固形燃料を使用することが推奨されていますが、今回は安価な炭を使ってみたいと思います。
使用したのは、ホームセンターで売っている炭で一番安いもの。
まず適当に炭をピラミッドグリルの上に並べます。ユニフレームのユニセラは炭を入れる燃焼部分が2面でしぼられていましたが、このピラミッドグリルは4面でしぼられている為、ユニセラに比べて圧倒的に炭をのせられる量が少ないです。
感覚的には炭は1/3くらいです。
網をのせて炭の量が多すぎないか確認します。ここでは網がうき上がってこない量に調整しました。今回はソロで使用した場合の使い勝手をみていきますので、この量でユニセラと使い勝手が同じであればかなり炭の節約につながりますね。
ピラミッドグリル・コンパクトで炭をおこすのは簡単だった
それでは、炭をおこします。着火剤は、よくホームセンターに売られている固形タイプを使用。
おこす炭が少ないので、着火剤の量は1かけらで十分ですね。ちなみに説明書には液体の着火剤は使わないようにと書かれています。
液体の着火剤を炭にかけると、ピラミッドグリルの構造からロストル下にある灰受け、もしくは運が悪ければテーブルの上などに直接落ちてくる可能性があり、やはり危険だと思われるので要注意です。
着火剤に火をつけたら、いつもの様に着火剤のまわりに炭をおいていきます。この時、着火時の上部を完全にふさぐとせっかくついた着火剤の火が消える場合があるので、下の写真の様に少し火が通るスキマを開けておくとよいです。
着火剤の火が消えたばかりの状態です。すでに炭に火がついています。空気の流れが良くできているので、炭への着火は簡単ですね。
まだすぐには、BBQができる炭の状態ではないので、先に土鍋でご飯を炊いてみます。この土鍋については、こちらの記事を参照ください。
しばらくすると、土鍋のフチからからぶくぶく泡が出てきたので、ピラミッドグリルから土鍋をおろします。炭の方は、表面が白くなっていますので、これでBBQを始めることができます。はじめに炭を網の高さまでいっぱいに詰め込んでいたので、このままでは網と炭火が近すぎて火力が過大にならないかと心配しましたが、炭ができてくるとボリュームが小さくなって、ちょうどよい炭の高さになりました。
ピラミッドグリル・コンパクトでBBQをしてみる
味噌だれ付きの鶏肉を焼きます。タレのせいもあってか、煙がものすごく出ますね。(^_^)
(この時は近所から消防に通報されないか、ドキドキしながら焼いていました。)
肉を焼くと炎がついたりしましたが、これは想定内です。肉のまわりがカリカリにやけて、中はジューシーに仕上がりました。やっぱり炭火焼は、いいですね。
このころ、蒸らしてあったご飯の方も完成です。ふたをあけてみると、うまく炊けていました。
次は、牛肉を焼いていきます。これもタレつきです。火力が少し落ち着いてきたことと、牛肉になったこともあってここからは炎上することなく、肉をじっくり焼くことが出来ました。
いやぁー、最高です。
ごはんも、肉も完食です。もう何も残っていませんね。
ごちそう様でした。(*^-^*)
結論:ピラミッドグリル・コンパクトは完成度の高いソロキャンプの道具
灰受けの上には、若干ですが灰が落ちています。ロストルも確認してみましたが、灰で詰まることはありませんでした。このまましばらくおいておくと、炭は最後まで燃えつきていました。
燃焼については、全く問題ありませんね。使い勝手もユニセラと同等ですね。
ロゴスピラミッドグリル・コンパクトを使ってみた感想ですが、軽量コンパクトであること、構造上の安定性、組立の容易さの特長に加え、今回は着火のしやすさ、燃焼性の良さ、そしてソロでの使用にちょうどあった炭の量で十分使えることが良いと思いました。
結論として、これはなかなか良いソロキャンプ道具ではないかと思いましたよ。愛着を感じるサイズだし、これからも使い込んでいきたいと思います。
それでは、今回はこのへんで。