それでは2020年のお盆休みに出かけた、暑い真夏のソロキャンプ旅のお話、今回は最終話の第六話です。
ごゆっくりとどうぞ!
目次
飛騨市森林公園キャンプ場の最後の夜
前回の記事「2020年夏の能登半島より episode5;豪雨から飛騨高山の町を散策」の続きです。
石川県河北郡津幡町にある石川県森林公園三国山キャンプ場 2020年8月14日(木)の夕方になりました。
飛騨高山の古い町並みを離れ、スーパーと温泉に寄ってまたキャンプ場に戻ってきました。
飛騨市森林公園キャンプ場は、下の写真にある大きな炊事場、サニタリーの建物を中心としてサイトが広がっています。
夏休み期間だというのに役所の方が常に炊事場まわりに必ず一人待機していて、テントを張る場所などの場内の案内を、訪れたキャンパーさんにずっとしていました。
そのおかげだと僕は思いますが、このキャンプ場は人が多いこの時期にもかかわらず、騒ぐ人がいなくて意外に静かに感じました。
僕のサイトはその炊事場のすぐ裏にあるので、キャンプ場を利用するにはとても便利な場所でした。
設営と撤収の時は炊事場に車をつけて荷物を運んでも良いルールなので、比較的楽に設営も出来ましたね。
車から荷物を運ぶキャリヤーを貸してもらえるのですが、斜面のずっと上や下の方のサイトだと、キャンプ道具を運ぶのに難儀するかもしれませんね。
ただサイトによって広さが結構違う様で、僕がテントを張ったサイトは少し狭いようでした。
地面が水平なのはこのショウネンテントがギリギリ張れるくらいの大きさしかないので、きっとソロキャンプ用のサイトということなのでしょう。
一息ついたら、暗くなる前にランタンを点灯。
あまり風が無くて、日が落ちてきても少し暑さを感じます。
それでも扇風機を回すと、快適です。
今日もユニセラで炭焼き
さて、今日も炭を熾していきますよ。
onoeのハイチャッカー2かけら割って火をつけます。
着火剤の上に炭を積み上げて、あとはしばらく待つだけです。
炭が白くなったら完成です。
ご飯の方は、いつも通りトランギアのメスティンで自動炊飯。
自動炊飯の方法については、こちらの記事にまとめています。
このクイックキャンプのメノーラも、ずっと使っています。明るさはないけど、テーブルの上を優しく照らしてくれるのがいいですね。
このランタンは充電式なのですが、僕はほとんどのキャンプ道具を車に積みっぱなしなので家でランタンを充電することは無く、内蔵バッテリーが切れたらキャンプ場でポータブル電源につないで充電していますね。
メノーラの紹介記事はこちらです。
大きなホンビノス貝を焼いてみた
炭焼きを始めました。
ホンビノス貝を、生まれて初めて食べました。
大きいので味も大味なのかと思ったら、なかなか美味しい貝ですね。
続いてブラックライガーも焼いて食べました。
これも美味し。
能登半島のしょう油干し
今回の旅で、初めに泊まっていた石川県のキャンプ地で買った能登半島、輪島のしょう油干し。
これも炭火で焼いて食べます。
魚の皮が網にくっついてボロボロになってしまった。
でも味はGOODでした。
飛騨市森林公園キャンプ場の夜は更けていきました。
今日も静かな夜です。
明日は、午前中に撤収しなきゃね。
楽しかった夏休みも、そろそろ終わりです。
それでは、そろそろ寝床に入ります。
暑かった夏のキャンプの朝
おはようございます。
石川県河北郡津幡町にある石川県森林公園三国山キャンプ場 2020年8月15日(金)の朝。
テントに朝の日差しが降り注いできたようです。
気温が上がって、暑さに我慢できずに起きました。
朝食はモヤシと豚肉をキャンプ中華鍋で炒めていただきました。
クマ出没注意の看板がキャンプ場にある
キャンプ場で見かける看板。
このキャンプ場はゴミは全て持ち帰りなのですが、受付するときにゴミを寝る時に外に出しておくと野生動物に荒らされるという話を聞いていました。
念のため夜は車の中に入れておきましたが、クマも出るのかな。
今回持ってきて役に立ったアイテム
僕は、夏場は短パンをはいているので足を虫に良く刺されます。それから最近は感染症を媒介するマダニの話をよく聞くようになったので気になっていました。
もちろん虫刺されには長ズボンを履くのが一番効果があっていいのに決まっていますが、僕の場合はキャンプといってもそんなに茂った草むらに入るわけではないので、夏の暑さと虫刺されを天秤にかけると、どうしても短パンになってしまうのです。
結果としてですが、今回の旅で泊まった2つのキャンプ場では虫にほとんど刺されませんでした。
これは赤い森林香と、「マダニにも効く」という下の写真のディート30%の虫除けの効果があったのかなと思っています。
暑い夏に扇風機のありがたさ
今回のキャンプで一番ありがたさを感じたアイテムは、やはり扇風機でした。
標高の高い高原でキャンプをするのであれば不要かもしれませんが、そうでなければ、もう夏キャンプに扇風機は欠かせませんね。
この扇風機はDCモーターで動くので、省エネです。
容量が400Whのポータブル電源で動かしていましたが、ちょうどキャンプ5日目の朝にバッテリーが無くなりました。
下の写真は予備に持って来たバッテリーで動かしているところです。
この30cm羽根の扇風機の記事はこちら。
2020年夏のキャンプ旅の終わり
今回の旅では途中で暑さに参ってしまい、3日目にキャンプ場を急遽変更したのですが、お盆休みでも空いているこのキャンプ場のことを知ったのは、実はツイッター仲間の土の塊さんの情報なのです。
今朝、その土の塊さんがこのキャンプ場に向かっているらしいのですが、帰り際に会えないかなと思いながらサイトの撤収をぼちぼちはじめました。
あと残すは、このテントのみ。
片付けていると、息が切れてきます。
ちょうどチェックアウト時間の12:00、撤収を終えてジムニーでキャンプ場の受付に向かいました。
すると受付が終わったばかりの土の塊さんがそこにいるではありませんか。
最後に少しお話をして、そこで別れました。
これで今回の旅のお話は終わり。
今回のお話も最後までお読みいただきありがとうございました。
それにしても、今年の夏のキャンプは暑かったです。(^▽^;)
夏に滞在型キャンプをするなら、セオリー通りに本当は標高の高いところに行くか、風の通る海辺のキャンプ場がいいのですが、そういうキャンプ場はもともと人気だし、昨今のキャンプブームで予約を取るのが一段と難しくなってしまいました。
キャンプの寝苦しい夜を涼しく過ごすためには、今のところ扇風機くらいしか対策がないのですが、一晩中回すとそれなりに電気を喰いますので連泊の場合はポータブル電源だと心もとないです。
そこで小型のファンで風を送って体を冷却してくれる省電力の敷きパッドのような商品が、アウトドア用に発売されないでしょうか。
小型ファンを内蔵した空冷のジャケットが工事現場などで使われるようになったので、そんな時代もあと少しだと思うのですけど。
それでは、今回はこのへんで。
またどこかのキャンプ場でお会いしましょう。
→初めの記事「2020年夏の能登半島より episode1;直前で予約したキャンプ場へ」に戻る。