3年前、キャンプでポータブル電源を使う様になってからというもの、それまで使っていた乾電池やエネループなどの充電池を利用するLEDランタンを使用することが、だんだんと面倒に感じる様になってきました。
そこで今は、乾電池や充電池をなるべく使わないようにし、代わりにポータブル電源をメインで使う様になってきています。
この記事では、ポータブル電源1台からキャンプで使う各電気機器へ給電する方法に統一する利点と、実際にコールマンのCPX6のLEDランタンをAC電源化した例についてお話します。
まだ少し早い考え方かもしれませんが、これからのキャンプ用電源の使用方法を考える上でのご参考になればと思います。
目次
キャンプのポータブル電源化が進んでいる
はじめに、従来の乾電池や充電池を使ったランタンの利用方法が、今でも便利と言えるかお話します。
乾電池はバッテリーが切れても交換できるので便利か
長期間、電源無しのキャンプに泊まったときなど、バッテリーだと一度電池切れになってしまったらそれっきり使えなくなってしまいます。
一方、乾電池ならコンピにやスーパーで容易に手に入るので、購入して交換することでずっと使えるので昔から乾電池は便利だと言われてきました。
でも、これはバッテリーの電源容量がまだ小さかった時代のお話だと思うのです。
昨今のポータブル電源は大容量化が急速に進んでいて、乾電池とは比較にならない電源容量があるためかなり長期間使えるようになりました。
使い方にもよりますが、大容量のポータブル電源を使うことで一回のキャンプで電源切れになってしまうことは目滅に無ったため、乾電池を使うの利点は、だんだんと無くなりつつあります。
エネループは今でも便利に使えるか
乾電池代を節約しようとして、「エネループ」を昔はよく使っていました。(最近はあまり聞かなくなってしまいましたが。)
このエネループなどの充電池は、乾電池の様にバッテリーが無くなったら購入するというような使い方は出来ないので、充電器をつかってキャンプの出発前に1本づつランタンなどから取り出し充電しておかなくてはなりませんでした。
当時は手間を惜しまず節約のためにやっていましたが、ポータブル電源や内蔵バッテリーを使う今となってはとても手間に感じるのではないでしょうか。
ポータブル電源からLEDランタンへ給電する
僕が一番便利だと感じるLEDランタンの使い方は、ポータブル電源からLEDランタンに常に給電しながら使う方法です。
今はまだ理想の部分もありますが、キャンプで使う電気を全てポータブル電源一台から供給出来れば、自宅に帰ってからポータブル電源をたった一台だけ充電することで次のキャンプに備えることが出来るため手間いらずになります。
たとばスノーピークの「ほおずき」という有名なLEDランタンがありますが、これはUSBケーブルで給電しながら使うことのできるLEDランタンです。
ほおずきは単三電池3本で連続使用時間10時間。2回くらいキャンプをしたら電池を交換することになりますが、ポータブる電源から給電しながら使えば電池交換の手間がないわけです。
コールマンのCPX6 LEDクラシックランプをいつまでも使いたい
これは僕が使っているコールマンのCPX6 LEDクラシックランプ。珍しい間接照明を取り入れたLEDランタンなのですが、今では残念なことに廃番になっています。
このランタンはテーブルに置いてもまぶしくないし、見た目も良いのでとても気に入っているので、これからも使い続けたいと思っていたのです。
ただ、このCPX6ランタンシリーズは単一乾電池を4本セットするタイプなので、これだと電池代が馬鹿になりません。
それがこのランタンの弱点です。
このためオプションで充電バッテリーも売られていましたが、このオプション自体もなかなかお値段がお高いのですよね。
そしてこれら標準の乾電池やオプションの内蔵バッテリーは、先ほどご説明したように今となっては便利とはいえません。
コールマンのCPX6 LEDクラシックランプの紹介記事はこちら。
CPX6 ACバッテリーパックでポータブル電源から直接給電
コールマンのCPX6シリーズのLEDランタンとしては現在も、CPX® 6 レトロLEDランタン、CPX®6 トライアゴ™LEDランタンなどが販売されているので、オプションは今でも購入することが出来ます。
最近、このCPX6ランタンのオプション、CPX6 ACバッテリーパックをアマゾンで購入しました。
これはランタンをAC電源で使えるようにするものです。2300円とお求めやすい価格でした。
家庭用コンセントからランタンに給電できるようになる優れものですが、もちろん、CPX6 ACバッテリーパックを使うことによってキャンプでもポータブル電源から給電可能となります。
ただしあまり作られていないいのか?在庫切れになっている期間がとても長いため入手が困難なのが難点。
僕はずっと欲しかったので相当待ちましたよ。
乾電池を入れるスペースに、電源ケーブルとコンセントがコンパクトに納まっています。
これなら標準の乾電池のパッケージの代わりに、常にランタンの中に収納して運ぶことが出来るので使い勝手が良いです。
ポータブル電源によるLEDランタン点灯
僕の使っているsuaokiのポータブル電源に、購入したCPX6 ACバッテリーパックのコンセントをさっそく差し込んでみたところ。
これでポータブル電源から電気を供給してLEDランタンを使うことが可能となりました。
まとめ
キャンプでは今回ご紹介したLEDランタンに限らず、夏は扇風機、冬は電気毛布などポータブル電源の大容量化によって使い道がどんどんと広がってきています。
このポータブル電源を出来るだけ活用し充電の手間を省くことが出来れば、これからはもっと楽にキャンプが出来るようになると思うのです。
それでは、今回はこのへんで。
みなさん楽しいキャンプを!
この記事でご紹介したコールマンのCPX6 LEDクラシックランプは現在廃番になっています。