公園の湿った場所に白い花が咲いていた
2018年9月18日 近所の公園を散歩中に、真っ白な花の群生を見つけました。緑一色の草むらに白い花が咲いていると、とても目立つのですぐにわかりました。
少し前に散歩していたときは同じ場所に白い花が咲いているのに気付かなかったので、きっと突然咲いたのでしょう。
家に帰って調べてみると、この花の名前が「タマスダレ」だということがわかりました。
タマスダレっていうと、どうしてもあの「南京玉すだれ」という伝統芸能をパパーマンは思い出してしまいます。だけど、この白いタマスダレには清楚な雰囲気があるので、名前についてはずいぶん違和感を覚えます。
タマスダレはもともとチリやペルー原産の植物だったものが明治時代に帰化しており、日本では野生化している花がこうして見られるようです。
このタマスダレの花は人気があり、園芸店でも球根が売られているようです。そういえば、よその家の庭にこの白い花が植えられているのを見た気がします。
群生する白いタマスダレ
タマスダレが公園の一部分に群生して咲いていました。
花の方に近づいてみると、踏み込んだ足の地面から水が染み出てきます。実はこの公園には水脈があるのか?所々で水が地面に出てきているのです。
なので雨が降ってもないのに地面が濡れていることがよくあります。花が咲いているところは、まるで湿地帯のようになっているのですが、そんな環境にだけ群生しているので、このタマスダレは湿地を好む植物の様に思います。
花の裏側を見れば、下の写真の様にうっすらとピンク色に色づいていました。
綺麗な花ですが、意外にも球根には毒性がある様です。タマスダレの葉は長細くてニラやノビルに一見似ているので、もし同じ場所に育っていると間違えそうですね。
湿った場所に咲いている綺麗な花
湿地帯に足を踏み入れると、なにかがゴソゴソ動いている気配が・・・。
目を凝らしてみると、ツチガエル君でした。
このタマスダレ、この場所に毎年咲いているのでしょうか。レインリリー(雨ユリ)の別名がありますが、台風が降らした大量の雨のせいか?ここに湿地が出来たと同時に咲いた感じがします。
来年の今頃、ここにまたタマスダレが咲いているか楽しみです。
それでは、今回はこのへんで。