今回はピルツ7を1年間使っていてテントを張る際に気づいたツボについて書きます。同じテントを使ってらっしゃる方はもちろん、ワンポールテントをお使いの方にも参考になると思いますので、最後までおつきあいください。
目次
ピルツ7をペグへ固定するテープの長さ調整はどうしている?
パパーマンはピルツ7しか使ったことが無いので、他のワンポールテントの構造をあまり知らないのですが、これから書こうとしているのは下の写真のペグに固定する黒いテープの長さ調整についてです。
フライシートのペグへの固定にアジャスターがついているか
みなさんが使われているワンポールテントにはフライシートとフロアシートをペグに固定するテープがそれぞれついていると思いますが、ここにアジャスター機能がついているでしょうか。
この部分は、どのテントも似た構造ではないかと想像していますが、同じだよ!ということであれば、この記事が参考になると思います。
雨が降りそうな日のキャンプで考えたこと
これから雨が降りそうな日にテントを張ろうとしていたのは、北海道のキャンプ場でのこと。
ピルツ7のオプションのグランドシートは上の写真の通り、フロアシートより少し大きくてはみ出しているのですが、このグランドシートの上に雨が落ちると、フロアシートとグランドシートとの間に雨水がたまってテント内が浸水するという最悪の事態にもなりかねません。
フライシートを広げて張る方法
それを防ぐために思いついたのが、出来るだけフライシートを広げて張ってやることです。
言葉ではわかりにくいので、下の図を見てください。
図1の状態からペグを更にテントから離した位置に打ってやると、図2の様にフライシートと地面の間のすき間がより広くなりますが、同時に外にも広がります。
もちろん、広がるとはいってもフライシートの生地が自在に伸びるわけではないので限度はありますよ。でも、ある程度は調整できるはずです。
図2の状態にすることで、雨が侵入することを防ぐ効果がありました。
季節や気候によってペグの打つ位置を使い分ける
そこで、応用編です。
夏の暑い日のワンポールテントの張り方
もうここから先の話はだいたい想像つくと思いますが、夏の暑い季節には図2の張り方へ近づけてやります。これは出来るだけテントの特徴を使って気候に対応するという考え方です。
こうすると地面とフライシートの間の隙間が広がって、風通しがよくなります。
冬の寒い日のワンポールテントの張り方
逆に冬の寒い時は図1の状態に近づけてやれば、すき間が減って風の侵入を抑えることが出来ますね。
あとは雨が降るかどうかも考えながら、その日に打つペグの位置を自由自在に変えてやればいいのです。
一度お試しください。
それでは、また。