今回はガス器具を使う時に便利なOD缶→CB缶変換アダプターを紹介します。

OD缶からCB缶に変換するカリフォルニアパティオ製アダプター

以前、「プリムス EXQUIZA SPIDER EX-3233が見つかる」の記事でイワタニプリムスの旧式のガスストーブ(OD缶)を見つけたと書いたパパーマンですが、このストーブと長くつきあうためにガス缶代をおさえる事を考えました。

というのも、OD缶というのはアウトドア専用ということもあって小さい250g缶でも価格が1本500円前後なのですよ。それに比べて汎用性のあるCB缶ならホームセンターで1本100円をきるくらいの低価格で売られています。

一日でOD缶の250gを1本使ったとすると、これだけで500円前後の出費になってしまうので

これでは毎週キャンプに行けなくなってしまいます。(笑)

というわけで分離式のガスバーナ EX-3233でも使いやすいアダプターは無いかと探していて見つけたのが、下の写真の様なカリフォルニアパティオのカセットガスマウントでした。

カセットガスマウント01

卓上にCB缶を置いては使う時には3本足のCB缶アダプターが便利

パパーマンがカリフォルニアパティオのアダブターを選んだのは3本足で自立する構造だったからです。

3本足で自立するアダプターのメリットの一つに、CB缶を横にして使ってもコロコロと転がらないことがあります。だけどもっと大きなメリットがあります。CB缶は横に倒して使用する時に、実は上下の方向が決まっているのですが、3本足で自立するアダプターを使えば正しい向きに固定できるのです。

さて、下の写真は足を折りたたんでいるところです。結構小さくまとまっていて見た目の通りコンパクトですね。

カセットガスマウント02

つぎに3本足をひらきます。この黒い足は樹脂製です。

カセットガスマウント03

アダプターのおすネジに、ガスストーブのめすネジを取り付けます。何も干渉せず問題なく取り付けられました。ネジを締め付けたときのスイッチの角度もちょうどよい感じです。

おすネジはどんな相手でもつけられるようにとの配慮からか、少し長めに作られている様に感じます。

ちなみにカリフォルニアパティオのこの商品は使用するガス器具との互換性が無い場合には、1週間以内であれば返品が出来るようなので安心です。(2019/11月時点では、カリフォルニアパティオ製の取扱がアマゾンで無くなっているようです。)

カセットガスマウント04

CB缶も接続しました。念のため臭ってみましたが、この状態でガス漏れなどは確認できませんでした。足が安定していることもあって、ガスのツマミや点火装置の操作性も良いです。

カセットガスマウント05

どちらがオリジナルなのかわかりませんが、このカリフォルニアパティオ製のアダプターにはよく似た韓国製の類似品があります。

この韓国製のアダプターのレビューを読んでいると、CB缶をつけたら、反対側の足が浮き上がるという書き込みがありました。気になったので確認しましたが、写真のように反対側の足もぺったりとテーブルについています。

カセットガスマウント06

カリフォルニアパティオ製のCB缶アダプターを実際に使ってみる

それでは、CB缶アダプターを取り付けた EX-3233をセッティングをします。足のおかげでCB缶が動かず、都合が良いですね。

ガスストーブの点火装置周りの雰囲気とアダプターの足の質感が似ていて、あとから取り付けた感じがしないのもいいです。

カセットガスマウント07

試しにヤカンの水を沸かしてみましたが、火力が落ちた感じもせず何の問題もなく使えました。本日の確認では、合格点と言っていいと思います。これから、このセットを使い込んでいきますね。

カセットガスマウント08

まとめ

その昔(今の様に、まだネットで自由に買い物が出来ない頃)、北海道で韓国製のOD缶→CB缶カセットガスアダプターが出回っているという噂があり、パパーマンは北海道をツーリングしているときに探したことがあります。

その時は結局アダプターが見つからなかったのですが、噂のアダプターが最近アウトドア雑誌で紹介されていました。その写真はちょうど今回紹介したカリフォルニアパティオ製のアダプターに似たような形状の代物でした。

ひょっとして文中では類似品と紹介した韓国製の方が、その正体だったのかもしれませんね。今回購入したとき、ふとそんなことを思い出しました。

ところで、今回紹介したこのOD缶→CB缶アダプター(変換器)ですが、メーカー推奨の正しい使い方では無いと思いますので、あまりお勧めはできません。

あと、気になったのですがカリフォルニアパティオのこの商品には生産国が明記してありませんでした。製品は使用上問題ありませんでしたが、このあたりは少しだけ怪しさも感じました。

でも少しあやしい、この手の道具を使う時にワクワクしたり。(爆)

パパーマンの使い方では、アダプターの接続部でもしガス漏れが起きたとしても火からは離れているので、少しは安全になっているかもしれませんが、いろいろな使い方が考えられると思いますのでくれぐれもガス漏れにはお気をつけください。

それでは、また。

注意

この記事で紹介しているカリフォルニアパティオ製のアダプターは既に廃番です。

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