少し前に「火事になりそうなキャンプ」という記事を作りましたが、今回も昔作ったオートバイのHPの記事をひとつ紹介します。
あっくんが今年の夏休みの自由研究で「鉱物探し」をテーマにしていましたが、パパーマンもお宝探しをするのは好きです。
今回はそんなパパーマンが昔集めた、あるお宝のお話しです。
では以下に昔の記事をそのまま載せますので、乱筆乱文はご容赦ください。
夕陽の涙
さて問題です。
上の写真の3つの物体はいずれも海岸で拾ったものですが正体は何でしょうか?
3つとも答えて下さい。
答えは左より、
メノウ(透明)、メノウ(赤)、ガラスです。
何故、海岸にメノウが落ちているのか?
その理由をσ(・_・)は知りませんが、メノウが採れる海岸と言えば、礼文島には「メノウ海岸」と言う、そのものズバリの名前の海岸があります。
このメノウ海岸でσ(・_・)もYHで友達となった人達とメノウ探しをしたことがあるんですが、ここで見つかるメノウは小指のツメくらいの小さなものばかりでした。
メノウ海岸は小さな浜なのに、島ではメジャーな観光スポットになっているので、きっと観光客が採っているうちに大きなメノウは無くなってしまったのでしょうね。
この時、メノウ探しをしていて面白いなと思ったことがあります。
みんな中腰のつらい体勢のまま宝探しを続け、やがて本当に腰が上がらなくなった頃に探すのを辞め、各自の成果発表会になりました。
女の子はちゃーんとメノウだけを拾って来ていました。
それに対して、σ(・_・)を含めた男達といえば・・・「メノウ探し」と言われても肝心のメノウがどんな石なのか初めからピンときてない訳で。。。
「きっと、奇麗な石なんだろうなー」とどんどん勝手に頭の中で想像を膨らませた挙句、上の写真右の様なガラス玉ばかりをみーんな集めていたことです。
だってガラスの玉の方が透明だし、大きいし、それに水に濡れるとキラキラ光って奇麗だから。
たくさん集めたのに後で、「これはガラスだよ。」とか「コーラの瓶」とか聞いてショックの大きかったことと言ったらありません・・・しかし男ってなんでこんなに単純なのでしょうか?
全国には、他にも探せばきっとメノウが落ちている場所が他にもあるのだと思います。上の写真のメノウを拾ってきた場所ですが、これは北海道最大の湖の真水側では無くて海岸側で拾ったものです。これ以上先は秘密です。探してみてね。
この時は1時間くらいかけて海岸を探したのですが、左の白くて大きなメノウが5個くらい、中央の赤いメノウが1個見つかりました。勿論、今度はガラス玉がたくさん落ちていたけど拾いませんでしたよ。(^^;)
赤いメノウというのは、なかなか見つからないそうです。それでこの辺りでは、この赤いメノウのことを「夕陽の涙」と呼んでいるのだと聞きました。
なるほど、ここは夕陽が沈むのが奇麗な場所かも知れませんね。
この日、この赤いメノウを民宿で会ったおばちゃん達に見せびらかして、「これは夕陽の涙っていうんですよ。」と自慢していたら「そんなの聞いたこと無いわ。何言ってんの。わはは。」と爆笑されてしまいました。
「あ~、なんで自分ってこんなに単純なんだろう。」と再び思ったのは言うまでもありません。そんな思い出もあって、「夕陽の涙」は今ではσ(・_・)の大事な宝物です。
記事はここまでです。
あれから25年くらいたっていますが、この夕陽の涙は今でも宝物として持っていますよ。
それではまた。