GOGlampingの超軽量エコアルミリッジテントの紹介
超軽量!!アルミリッジポールテントの紹介です

こんにちは、ochanです。

今回は、GOGlampingのエコアルミリッジテントを紹介します。

これから暑い季節がやってきますが、その前に涼しいソロキャンプ用のテントが欲しいなと探していたところ、見つけたのがGOGlampingのエコアルミリッジテント。

インナーテントが全面メッシュタイプなので風通しがよく、これなら夏の暑いキャンプでも活躍できるテントに違いないと思ったのです。

さらにこのエコアルミリッジテントは重量約2kg、収納サイズも小さく、とくに徒歩や自転車、バイクでキャンプをする方にとって運びやすい仕様なのです

そして、ここが大事なポイントです!

このテントはGOGlampingで人気のツーリングドームに装備されている「展望窓」がついているのですよ。

展望窓とはテントの中で寝転がったまま夜空を見ることが出来るという、それはそれはロマンチックな窓のことです

もうこれは星空の綺麗な場所で、このテントを張って泊まっている自分の姿を妄想せざるをえませんね(*'▽')

今回の記事では夏用のソロキャンプテントをお探しの方のために、このGOGlampingのエコアルミリッジテントの特長と主な仕様、実際に使ってみた感想について詳しくお話していきます。

それでは、最後までごゆっくりとどうぞ。

GOGlamping のエコアルミリッジテント3つの特長

それでは、まずはじめにエコアルミリッジテントの3つの特長についてお話しします。

軽量コンパクトでも広く感じる工夫

エコアルミリッジテントの一番の特長は収納サイズが49×15×15cm、製品重量が2.15kgと小型・軽量テントだということです

下の写真の様に、収納袋のサイズについてはポリコットン生地の約3m×3mサイズの正方形タープよりほんの少しだけ大きいくらいですから。

コンパクトな収納サイズ

重量についても同ブランドのエコワンポールテント(1人用)の2.06kgに肉迫しています。

なので同じGOGlampingのツーリングドームだと少し重いかな(新型のアルミポール仕様でも2.8kg)と感じていた徒歩キャンパーさんにも今回はかなりおススメできるテントになります。

またよく考えていると僕が思ったのは、小さくても広く感じる室内空間です。

インナーテントの床は210×90cmとこれは完全にソロ用サイズなのですが、天井高さが102cm確保されていることに加えリッジポールの採用よってインナーの前後壁がほぼ垂直に立ちあがっているため実際は数値以上の広さが感じられるのです。

垂直な壁

 

リッジポールとは?

「リッジポール」という単語が出てきたところで、このテントの名称にもなっているリッジポールについて少し説明します。
リッジポールとはテントの居住性をあげる目的で使われるポールの名称です。
このテントでは、下の写真にある天井部のこの短いポールがそのリッジポールに該当します。
リッジポールとは?
このページをご覧の方の中には、リッジポールがついて無い類似テントも見たことがあるかもしれませんが、このリッジポールの有無により居住性に大きな違いが出てきますので、価格が変わらなければリッジポール付きのテントを僕はおすすめします。

風通しが良い

エコアルミリッジテントのインナーはフルメッシュです。

虫の侵入を防ぎ風を通す仕様なので、夏場でも比較的過ごしやすいテントになります。

フルメッシュ

ロマンあふれる展望窓つき

GOGlampingではツーリングドームシリーズに採用されている「展望窓」がこのテントにもついています。

テントの正面に向かって右側にGOGlampingのアイデンティティーと言ってもいいこの窓がついています。

展望窓はここです

このロマンチックな窓を開け星空を眺めながら寝れば、きっとそれが思い出になるはず。

こういう遊び心が感じられるテントって最近はなかなか無いと思うのですが、これは良いアイデアですよね。

展望窓を開ける

GOGlamping エコアルミリッジテントの仕様

それでは次にエコアルミリッジテントの仕様についてみていきましょう。

エコアルミリッジテントの主な仕様

エコアルミリッジテントの主な仕様です。

使用人数 1人
使用時サイズ 約215×95×105cm
インナーテントサイズ 約210×90×102cm
収納サイズ 49×15×15cm
重量 テント本体(アルミポール込):1.9KG

セット重量:2.15kg

材質 テント生地:リサイクルポリエステル

ポール:A7075ジュラルミン

防水性 耐水圧3000mm
カラー カーキ、グリーン
内容物 インナーテント、フライシート、アルミポール、アルミペグ×14本、自在金具付ロープ5本、キャリーバッグ×1

カラーはカーキとグリーンの2色から選べます。

ポールとペグとガイロープ

エコアルミリッジテントのポールは全てつながっているので本数としては1本です。

このアルミポールは見た目に細く感じますが、主に航空機の構造部材として使用されている高強度のA7075というアルミ合金が使われており、十分な強度が確保されています。

ポールとペグとガイロープ

付属するペグは反射材の入ったロープがついている赤いYペグ、ガイロープはアルミの三角自在つきの赤いロープ(約3mm)です。

軽量化というコンセプトにマッチした付属品の仕様ですが、ペグについてはテントを張る場所の地面のコンディションに合わせ、必要であれば別に用意をしておいた方が良いです。

エコポリエステル生地を採用

エコアルミリッジテントは同ブランドの エコワンポールテント (1人用)に続き、環境に配慮した再生ポリエステル素材が使われています 

この素材はGRS認証(グローバル・リサイクルド・スタンダード)を取得済。

日本のテントメーカーよりもいち早くこのエコ素材を採用したところに、GOGlampingのブランド理念を感じます。

エコリサイクルポリエステル

フロントの栗型ドア使い勝手

このテントを初めて組み立てた時、インナーテント正面の栗の形をしたドアが可愛いと思いました(#^.^#)

なんか、愛着を感じてしまう形なのですよね。

くり型ドア

この栗型ドアのファスナーを全開にすると、上の方でテントとつながっていました。

栗型ドア全開

このブラブラになっているドアですが、なんと天井部に収納のポケットがあり、ここにまとめて収納する様になっていました。

天井にドアを収納

なかなか面白いギミックですね。

その他のテント装備

テント内にはサイドと天井にポケットが2つ付いています。

下の写真は天井のポケットですが、これは先ほどの栗型ドアの収納ポケットの横についているもの。

天井のポケット

狭いテントの中ではモノを見失いやすいものですが、この天井ポケットに入れておけば小物がなくならないので便利に使えるポケットです。

こちらはサイドポケット。

展望窓に頭を向けて寝るとサイドポケットは足下になるので、その場合は使い勝手は良くないかもしれません。

逆にサイドポケット側を頭にすると便利に使えます。

サイドポケット

天井部の中央にはランタンフックもついています。

ランタンフック

フライシートのテント後側にはファスナーがついていないのでテントの外からは開けられないのですが、テント内部からは小型ドアのファスナーを開ければアクセスできるようになっています。

後室のエリア

ですので後室は荷物置き場として使用することが出来ますよ。

実際にソロキャンプで使ってみた

このエコアルミリッジテントを使って実際にソロキャンプをしてみましたので、ここではその時に気づいたことをお話していきたいと思います。

ソロキャンプでテントを使用した

設営がとても簡単

テントポールは中にショックコードが通っていて、組み立て時はパチパチと自然につながって1本になっていくのでとても楽です。

アルミポール

このテントは左右非対称ですが、「赤いポールのエンドは赤いベルトのハトメへはめる」という色分けによってで組み立中の間違えを防止する工夫があります。

色分けでミス防止

インナーテントはこのテントポールに吊り下げ式フックで固定していくタイプなので、この作業も簡単に終わります。

吊り下げ式フックを留める

あとはフライーシートをフレームにかぶせ、フライシートとインナーテントの四隅にちているプラスチック製バックルを接合していくだけで出来上がります。

バックルを留める

最後にペグダウンとガイロープを張る作業が必要ですが、慣れれば5分程度で組み立てることが出来ると思います。

アルミリッジポールテントの組み立て方

GOGlampingエコアルミリッジテントのAmazonページより引用

キャノピーの使い方が楽しい

このテントはキャノピーのアレンジ方法が多彩で、状況によって使い分けることが出来ます。

  1. 左側キャノピー展開
    このテントのキャノピーはテントを後ろにして左側にのみついています。つまりキャノピーをそのまま普通にたてると非対称になります。
    雨の降るときなどは、屋根が出来るこのパターンで使うと良いですね。
    ただしキャノピーはそれほど大きくないので、大人1人がキャノピー下で雨をしのぐのは難しいと思います。
    雨の時は人はテントの中に入り、調理などをキャノピー下でするような使い方をするのが良いでしょう。
    キャノピー展開
  2. 両キャノピー収納
    両側のキャノピーを巻き上げて、フロントをすっきりさせた使い方です。
    晴れているときに使い易いアレンジです。
    キャノピー収納
  3. 左側キャノピー巻き上げ
    左側のキャンピーを上まで巻き上げてしまえば、メッシュ部分がむき出しになる面積が増え風通しが良くなります。
    さらに展望窓を解放すれば、これが一番風通しをあげるアレンジとなります。
    左側キャノピーを巻き上げ
  4. 観音開き
    これは雨よけというより、日差しや風よけです。
    ほかに人の目をさえぎるという意味でも有効。
    立て方としてはセンターのファスナーをあけ、フロントの幕を左右に開いた状態でポールで支えてガイロープでそれそれ固定してやれば完成です。
    雨が降ってなければ、この張り方がカッコいいですね。
    観音開き

きっと他にもアレンジ方法が思いつくと思いますが、こういうギミックがこのテントを使っていて面白いと感じるところの一つです。

なお、キャノピー用のポールは別売りになります。

風に強い

ちょうどこのエコアルミリッジテントを張った時に風速6m/sくらいの風が吹いていたのですが、風に煽られてバタバタすることなく立っていました。

この時はガイロープを全て使っていましたが、ペグダウンさえちゃんとしておけばこの程度の風なら問題ないようです。

フレームは細くて見た目には頼りないけど、風に強いテントだと感じました。

展望窓からコットが入る

僕は幅78cmのワイドタイプのローコットを使っているのですが、前後にしかドアが無い小型テントの場合では、このコットを入れるのに苦労することが良くあります。

ところがこのエコアルミリッジテントの場合は、展望窓からコットを入れると簡単に入れることが出来ます。

コットを使う方にとっては、とても便利なのがこの展望窓の存在です。
コットを入れる

GOGlampingのエコアルミリッジテントまとめ

ここまで、GOGlampingのエコアルミリッジテントの特長と主な仕様、実際に使ってみた感想についてお話してきました。

ここからまとめにはいります。
リッジポールテントでソロキャンプ

エコアルミリッジテントのメリット・デメリット

このテントを使ってキャンプをする時のメリット、デメリットをまとめます。

1.メリット

  • 軽量・コンパクト
  • 星の見える展望窓
  • 風通しが良い
  • リッジポールにより居住スペースは広く感じる
  • 再生ポリエステル生地採用で環境に配慮
  • 設営が簡単
  • 風に強い

2.デメリット

  • 前室の荷物置き場が比較的狭い
  • 冬はテント内に風が入ってくるので寒い

エコアルミリッジテントが向いている方

夜のエコアルミリッジテント

徒歩や自転車でキャンプをされる方にとって、この軽量コンパクトなテントがぴったりだと思います。

また、オートキャンプの方も夏場は軽量なタープと組み合わせて使うことで快適なサイトが作れるのではないでしょうか。

逆にこのテントが向かないのは、重装備のオートキャンプをされる方で盗難の気になる場所でキャンプをする場合です。

前室がやや小さめなので就寝時に荷物をテント内に全て入れることが難しい場合があり、他に夜間やテントを離れる時の盗難対策が必要になるかもしれません。

まとめ

アルミリッジポールテントで焚き火

GOGlampingのエコアルミリッジテントは軽量で春夏秋の3シーズン使えるソロキャンプ用テント

似た様なテントは他メーカーにもありますが、エコアルミリッジテントは独自の展望窓や変幻自在のキャノピー、いち早い再生ポリエステル生地の採用など個性的で使っていてとても楽しいと感じるテントです。

品質についても縫製やシムシールも同ブランドの他テントと同じように丁寧に施されているようですし、アフターサービスが手厚くて保証もありますので安心して使えるテントではないでしょうか。

もし迷ったら、この様な点にも注目されると良いと僕は思います。

その他、この製品の価格などは下のリンク先より商品ページをご確認ください。
(なお、GOGlampingの製品は日本ではAmazonだけで正規販売されていますのでご注意ください。)

それでは今回はこのへんで。

みなさん、楽しいキャンプを!

注意

この商品は既に廃番になっています。
本記事は中古品ご購入の際の参考になるよう残しています。
詳しい情報は本商品のメーカHPをご覧ください。

GOGlampingというブランドと扱っているテント・タープの紹介はこちら。

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