キャンプでおいしいゴハンが簡単に炊ける炊飯鍋の紹介
今回は、ファミリーキャンプで使っているご飯鍋の紹介です。
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御飯を美味しく炊く道具の類は世の中にたくさんありますが、我が家がキャンプで使っているのはハリオ社製のフタがガラスのご飯釜です。このシリーズには1合用と3合用がありますが、我が家は3人家族なので3合炊き用を購入しました。
フタがガラスのご飯釜はアウトドア用品として売られている訳では無いのですが、我が家はIHヒーターなのではじめからキャンプ用(ガスコンロ専用で)の釜として、この土鍋を購入しています。
このフタがガラスのご飯釜は優れもので、キャンプ用のコッヘルのようにうまくご飯を炊く時に守るべき手順は少なく、比較的簡単に美味しいご飯が炊けるのです。なのでパパーマンは、これまでに炊き加減で失敗したことはありません。
フタがガラスのご飯釜のメリットと使い方
炊き方は本当に簡単です。ガスコンロの火力は最初から最後まで「強」でOKです。火加減については難しいことを考えることはありません。
しばらくすると、ブクブクと泡が下の方から盛り上がってきて(下の写真。ガラスの蓋なので様子が見えます。)、蓋の上にある笛から蒸気が吹きだすことで笛が鳴き出します。ただし笛といっても、笛吹きケトルのように分かりやすい音がでるわけではありませんが。(;^ω^)
笛でこのブクブクが大きくなってくる様子に気づくと、そろそろ来たって感じで鍋の様子を注意するようになりますね。この蒸気の抜き方の工夫によって、炊飯時に吹きこぼれてしまうことがありません。
普通の鍋やコッヘルならどうしても吹きこぼれてしまいますので、ここは使っていて大きなメリットだと感じるポイントです。
下の写真は鍋を上から見たところ、真ん中の穴が笛です。先ほどお話ししたように笛の音はそんなにハッキリとした音ではないのですが、鳴き出すタイミングはわかります。
笛が鳴いたら火を止めるだけの手順
鳴き始めたら、約1分して火を止めます。キャンプのコッヘルだと、ここから弱火でまだ数分は加熱を続けないといけないのですが、ハリオの土鍋は蓄熱効果があるおかげで火を止められるのですね。この手順の違いが大きいのです。ハリオの土鍋を使った場合に火力を弱火にしなくていいのは、重い土鍋の蓄熱効果を利用しているからです。
ハリオなら炊飯器よりも素早く炊ける
しばらく蒸らすと出来上がりです。家の炊飯器よりもはるかに早く炊けますよ。
それから、フタを開けるときに良い所があって、写真の様に笛のまわりの部分が大きなゴムになっています。フタを開けるときは、このゴムの部分を持つことですべらないし、火傷せずに持つことが出来ます。
短所は重い、大きくてかさばること。あと土鍋なので、落とすと割れるかもしれませんね。昔はキャンプといえばアルミのコッヘルで炊いていましたが、フタがガラスのご飯釜に変えてから何より美味しい御飯ができるのがうれしいので、荷物が増えたり割れないように気を付けて運ばなければいけない点をさしおいてキャンプに持っていってます。
ハリオのフタがガラスのご飯釜まとめ
ゴハンを炊ける土鍋は最近流行っていて、いろんなメーカーから商品が出ています。その中で、このハリオのフタがガラスのご飯釜は、フタをガラスにして中の様子が見れるようになっていたり、炊けたことを知らせる笛がついていたりと今までの土鍋の常識を超えた工夫が盛り込まれている点があり、実際に使っていても便利でよく考えられているなと感心しています。
ハリオのフタがガラスのご飯釜はかさばりますが、キャンプで失敗せずにおいしいご飯を炊きたい方にはおすすめですよ。
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