見上げると、タープに怪しいシルエットがあった
前回の記事「粕川オートキャンプ場 天空の里 上々流茶でティータイム」の続きです。
ここ2、3日で、ぐっと気温が下がってきました。そろそろ衣替えのタイミングかな。これからのキャンプは、冬に向けて、装備も少しずつ替えていかなくちゃいけませんね。パパーマンも道具選びを考えているところです。
10月2日(日) 12:00になりました。
天気は回復してきましたが、朝方降っていた雨のせいでコットンのタープはまだ濡れているようです。タープとテントが乾燥したら撤収しようかと思いながら、またのんびりとしています。
タープの下でチェアに座っていたパパーマンですが、ふと気配がしたので見上げるとタープに何やら昆虫のシルエットがありました。
「こいつの正体は何かな?」
早速、タープの上を覗いてみました。
木の上に棲むハラビロカマキリ君の訪問です
いたいた、緑色の虫はカマキリの様ですね。
タープが白いので雪山を登っているかのようです。
パパーマンが観察しているにに気がついたのか、カマキリが移動をはじめました。
拡大すると、これはハラビロカマキリですね。ハラビロカマキリのハラビロとは読んだままの意味で、お腹の部分の幅が広いことに由来しています。
それよりもハラビロカマキリは写真のように翅の真ん中あたりに白い斑点があるのが大きな特徴で、この斑点の有無により他の種類のカマキリと見分けがしやすいと思います。
先日、オオカマキリを見つけました。(桃太郎公園 栗栖園地 オオカマキリは自分の体色を知っているのか)
オオカマキリは草原に生息しているので比較的見つけやすいのですが、ハラビロカマキリは主に樹木の上に生息しているので、なかなか見つけることは難しいと思います。こうしてタープの上に出現してくれるとはラッキーでした。
立派なカマですね。このあと、執拗にパパーマンにつけられるのが嫌になったのか(笑)・・・どこかへ行ってしまいました。
カマキリは11月くらいまで生きているそうなので、まだまだしばらくは元気でやっていることでしょう。
今回は、この辺で。
続きは次回「粕川オートキャンプ場 乾燥撤収を目指して」の記事をどうぞ。