前回の記事「冬の雨キャンプでも焚き火は無事出来るのか?」の続きです。
岐阜県揖斐郡揖斐川町の粕川オートキャンプ場でのソロキャンプ 2020年2月29日(土)の夜も更けてきました。
ブログをやっているせいではないと思うのですが、僕は毎回キャンプをするときに何かひとつだけでも新しいことを試してみたくなります。
一見して同じようなキャンプを繰り返している様に思えますが、本人は少しでも進化しようと考えているのでしょうね。
今回のソロキャンプでのお題はメスティンによる自動炊飯です。
少し前までAmazonでメスティンの価格が3000円くらいまで高騰していたのですが、最近は定価まで下がってきました。需要に供給がやっと追いついてきたのでしょう。
この間にメスティンを使った料理本もいくつも発売され、メスティン料理がちょっとした流行りになっています。
今なら3000円も出せばメスティンとエスビットのポケットストーブが買えてしまいます。
僕もメスティンがずっと気になっていたのですが、最近やっと買ってもいいと思える価格になったので今回のキャンプの前に購入しました。
メスティンの自動炊飯ですが、これはブログやYOUTUBEなどで良く紹介されている炊飯技術で、評価も高いようです。
果たして本当にメスティンを使って美味しく炊けるのでしょうか?
今まで僕はキャンプでいろんな炊飯器(土鍋やコッヘル、羽釜など)を試してみたこともあり、このメスティンの実力も比較したいと思ったのです。
それでは、やってみましょう。
お米は軽量してメスティンに入れる
メスティンに入れるお米は1合。無洗米を使っています。
お米はシェラカップで180ccを正確に計って入れました。
次に水の量はメティンの内側にあるリベットの中心まで入れました。この状態で1時間くらい水につけておきました。
エスビットのポケットストーブと市販の固形燃料を使用
Esbit(エスビット) ポケットストーブミリタリーと、青い固形燃料25gを使っています。
固形燃料のサイズは何種類かあるのですが、調べると1合炊きだの場合は25gの固形燃料を使うと良いようなので今回はこれを使っています。
25gの固形燃料は25個も入っていてAmazonで550円くらいでした。うまくいけばコストパフォーマンスの良い炊飯方法ですね。
固形燃料に着火して炊飯開始。
火加減も全く気にしなくていいのでとても楽です。
燃料がほぼ燃え尽きるころ、やっとメスティンから湯気が出てきました。
もう少しで炊飯工程が終わりそうです。
固形燃料が無くなるとタオルにくるんで毛布に入れ保温しました。
それから10分くらい蒸らしをやりました。
蒸らしを終えて炊飯が完了
炊飯の完了です。
さて上手く炊けているでしょうか?
メスティンのご飯を食べてみた
別に焼いていたサンマと一緒にいただきます。
食べてみると、芯は無いのですがお米が少しべちゃっとしていました。
特に底の方はそんな感じでした。
というわけで今回の炊飯は失敗です。
失敗の一番の原因は水の量が多かったのかもしれません。次回炊く時は水の量もシェラカップで正確に計ってみようと思います。
あと、蒸らしの際にメスティンを逆さまにするといいというような意見も見かけたので、これも次は試してみようかと思っています。
炊飯というのは、やはり一筋縄ではいかないようですね。土鍋のような蓄熱量の大きい炊飯器だと炊飯の条件が少しくらいブレても上手く炊けたりしますが、アルミの薄い素材で出来ているメスティンみたいなものは、炊飯の条件設定がきっとシビアになるのだと思います。
メスティンで上手く炊けるよう、これからのキャンプで条件だしをしていこうかと思います。
雨と焚き火とショウネンテント
夕食後に、また薪を追加して焚き火の炎を大きくしてやります。
雨の降るキャンプ場での焚き火の雰囲気も悪くありませんね。
風も強くなってきたようですので、このへんで焚火も終わりにしてそろそろ寝床に入ることにします。
それでは、今回はこのへんで。
この続きは次回の記事をどうぞ。