前回の記事「夏休みは父子キャン△ ヒスイってどんな石なの?」の続きです。
富山県下新川郡朝日町にある朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場 7月23日(月)の昼。
糸魚川市のヒスイ海岸でヒスイ探し
前回の記事でご紹介した糸魚川市のフォッサマグナミュージアムを出たあと、すぐ近くにある海岸に向かいました。この海岸はヒスイ海岸という名前ですが、場所は新潟県糸魚川市です。
ここで少し混乱する方もいらっしゃるかもしれませんが、パパーマン達が泊っているキャンプ場は富山県下新川郡朝日町にある朝日ヒスイ海岸キャンプ場です。そして、そのキャンプ場の目の前にある海岸が朝日ヒスイ海岸という名前です。この2つは名前が似ていますが、少しだけ離れています。
調べると日本でヒスイが採れるのは、この2つの海岸だけみたいですね。(もちろん、その間の海岸でも採れるのかもしれませんが。)
さて今日も超暑いのですが、元気を出してヒスイ採集に向かいましょう。(;^ω^)
あっくんがヒスイを探し中です。他にもヒスイを探されているベテランらしき方を見つけましたが、同じように波打ち際を歩いていたので、二人でその真似をしています。
足元はこんな感じで、小石がいっぱいです。
それにしても水に濡れた石って、どれもキラキラしていて奇麗に見えてしまうものなんですよね。そして、これはキレイな石だよなぁーと感動して拾った”キラキラ石”も、時間がたって乾くと輝きが消えて”ただの石”にしか見えなかったりすることが非常に多いのです。まるで魔法がとけたかのように・・・。
これはもう、人生の教訓にもなり得る現象だといってもいいです。(笑)
今回は白くて、スベスベしている石をひらすら探し続けました。
どの石を鑑定に出そうか2人で検討中です
1時間くらい二人で頑張って見つけたそれらしい石を広げます。
これからフォッサマグナミュージアムに再び訪れて、石の鑑定をしてもらおうと思っているのですが、一度に鑑定をお願いできる石の数は10個までなんですよね。
二人で話し合いをして、これはきっとヒスイだなと思う石や特徴的のある珍しい石を10個選びました。
夏休みは鑑定をしていただけるようです
フォッサマグナミュージアムに戻ってきました。石の鑑定は受付のところでお願いすれば無料で行ってもらえます。今日は月曜日ですが、夏休み期間中ということなので鑑定をやってもらえるようです。
鑑定してもらう前ですが、持ってきた石の中にヒスイがあったらどうしようかと、かなりドキドキしていました。
お宝鑑定!
さて、とても石に詳しい大学教授のような方に採れた石を鑑定して頂くことができましたよ。それでは、鑑定結果です。
まずは3個がメタチャート。うーん、残念です。
続く3個が石英片岩、これまた残念!
1個が、流紋岩だそうです。残るはあと3個です。
緑色のきれいな石だと思っていたのですが、これは石英だそうです。ヒスイのイメージって、こういう緑色なんですが、白い石を探した方がいいみたいです。これはキレイなので、持って帰ろうかと。(*^-^*)
残るは、あと2個。うぅーん。(;^ω^)
1個がロディン岩でした。この石は餅サイズなのですが、こんな大きなヒスイが採れたら良いなあという期待も込めて鑑定に出したものでした。残念です!
あと、1個。
最後に残ったこの透きとおった石はメノウでした。(笑) これはパパーマンが拾ったのですが、パパーマンは今までに何回か他の海岸でメノウを探した経験があったので、この石を見つけた時にはメノウだとピンときました。今回は鑑定してメノウのお墨付きをいただけたので良かったです。(*^-^*) これは今まで見つけたメノウの中で一番大きいサイズです。
本物のヒスイを触ってみたらスベスベだった
さて、残念ながら今回はメノウが見つかりませんでした。でも、とても良い石の勉強になりました。こういう経験って、理科の教科書で勉強するよりも10倍頭に入ります。( ◠‿◠ )
最後に鑑定いただいた方に本物のヒスイを見せていただきました。ヒスイを触ったら、自分が想像していた以上に表面がスベスベでした。この感触を忘れずに、また再チャレンジです。(笑)
これも本物のヒスイです。海岸でこんなにきれいな緑色の石を見つけたら、何はともあれ絶対にひろうことでしょうね。この石を見ているとトキメキます。(笑)
これはおまけ記事。 メノウの思い出です。(*^-^*)
それでは、今回はこのへんで。
続きは次回「夏休みは父子キャン△ 釣った魚をインターセプトする鳥」の記事をどうぞ。