前回の記事「SOTOのレギュレータストーブST-310を使ってみた」の続きです。
愛知県犬山市にある桃太郎公園 栗栖園地キャンプ場 2018年3月11日(日)の朝。
青鬼の角の深い意味
日曜日、朝起きるといいお天気で、テントの中が温かくなってきました。テントの外からウグイスの鳴き声が聞こえてきます。
パパーマンは10時ころまでコットの上で寝ていましたよ。起きるのが遅かったのは、昨夜寒くて眠れなかったからでは無く、本当にずっとぐっすり眠っていたのです。なので、スッキリ気持ちの良い朝でした。やはり疲れていたのかな。
では、朝のパトロールに出発です。
まずは、桃太郎神社へ。
ここでパパーマンの大好きな故・浅野祥雲先生のコンクリート像を鑑賞しました。この青鬼は桃太郎に負けて、貢物を献上している場面を演じています。
迫力はあるけど、どこかユーモラスな感じのする鬼の顔。悪者なのにちっとも憎めないキャラクターに仕上がってます。浅野祥雲先生の作品を見ていると、先生の心の中の童心を感じるのですよ。歳をとっても全然衰えを感じられない純粋な童心です。
よく見れば頭の真ん中から生えている1本の角が、こっそりと頭上の重量物を支えています。晩年のコンクリート像作者の創意工夫をみつけ、思わず”ほぉー”と声をあげてしまいました。
できたばかりのモグラ塚
栗栖園地キャンプ場では芝生の上にモグラ塚がたくさん見つかります。このモグラ塚はまだ新しい様ですね。土が盛り上がっているのは、モグラが地上に顔をのぞかせた跡ではなくて、トンネルを掘った土を地上に捨てている場所なのですよ。
キャンプ場には昔の船着き場の跡地があります。この先で木曽川を見ていましたが、このあたりは川の流れがかなり速いですね。
水上を走るオオバンの大足
しばらく川を見ていると、川上からドンブラコと一羽の黒い鳥が流れてきました。これはいつか別の川で見つけたオオバンみたいですね。県によっては、レッドリストにもなっている鳥さんです。
そのときのオオバンの記事はこちら。
激流に流されてしまうのかと思いきや・・・そこは水鳥さんらしく、はばたき始めましたよ。
本当に水上を蹴って走っています。すごいなぁー。
オオバンの足をよく観察すると、これが思っていたよりデカイのですよ。体のサイズに似合わないくらいの大きい足を持っていますね。まるで大きな靴を履いてるみたいです。それにしても強い脚力と大きな足を持っているからこそ、あの水上をダッシュができるのですね。
遠くの岩の上のカワウと目があいました。このカワウは婚姻色が出ていますね。右にいるのはオオバンみたいです。
そろそろお腹が空いてきたので、朝のパトロールを終わります。またテントに戻りましょう。
それでは、今回はこのへんで。
続きは次回「栗栖園地キャンプ場 翌朝食べるお雑煮のお味」の記事をどうぞ。