上高地を守るエントをみつけた
前回の記事「上高地を歩く~河童橋から明神池を目指して」の続きです。
2017年7月21(金)のまだまだ午前中です。
映画ロード・オブ・ザ・リングには「エント」と呼ばれる巨木の姿をした種族が森の中をノッシ、ノッシと歩く場面がでてきますが、昔から木が人が見ていない夜中に歩いて移動するという怪奇話はよく聞きますよね。
下の写真は、ハイキング中に見つけた大きな木の根元の部分です。これの木は完全に地上に木の根っこと思われるものが出ていました。
この木を見た時に、歩いてここまでやってきたのじゃないのかとパパーマンは想像してしまいました。
昔の人たちもこんな木を見て、「この木は夜中に歩いているのじゃないか?」と想い、そこから木のお化けとか、森の精のお話が出来たのではないかと思うのです。
そして、こっちの木には頭がついていました。(怖っ。)
このような木も歩いていていくつか見かけました。よく見ると、どれもコブのようなものが木から出てきているようです。もし、もっと暗い場所でコレをみつけたら、本当に怖いかもしれませんよね。これも、よく木が人に話しかけたりするお話の元になっているのではないかと想像してしまいました。
川の恵みが作った森
遊歩道は川に近づいたり、離れたりしながら明神池まで続いています。
明神池まで、あと2.8km。
水が透き通っているので、まるで魚が空中に浮かんでいるかの様に見えます。
森の中を、どんどん進みます。
遊歩道をどこまでも。平日のせいか、あまり人とすれ違いませんね。
うす暗い森の中を歩いていくと、時々小さな川にぶつかります。
小さな昆虫の楽園
とてもわずかですが、花も見つけることができました。アブにとっては小さなオアシスのようです。
明神池まであと少しだぞ。
今回は、このへんで。
続きは次回「上高地を歩く~明神池に到着です」の記事をどうぞ。