今回はイワタニのスモークレス焼き肉グリルやきまるを使って焼き肉をすると、炎が本当に上がらないか確認した結果をお話しします。
煙の少ないイワタニのやきまるのおさらいです
さて、まずはやきまるについて簡単に説明します。イワタニのスモークレス焼き肉グリルやきまるの特長は、なんといっても煙が出にくいことです。パパーマンもこのやきまるを何回か使ってみましたが、煙が出ないというポイントについてはかなりのところまで達成できているのではないかと感じています。
やきまるを使うと煙が出にくいのは、プレートの表面温度を210~250℃にコントロールすることで、脂が煙になるのを防止していることに加えて、プレートのスリット穴から下にためてある水の上に脂を脂のまま落として回収してしまうからです。
もう少しこのイワタニのやきまるについて知りたい方は、以前ご紹介した記事があるので参考にして下さいね。
パパーマンは、キャンプでもシェルターの中や2ルームテントの前室などで焼き肉をするときなど、このやきまるを使えば先ほどの煙が出にくいという点に加え、炎も出にくいので安全上の観点からもいいのではないかと思うのです。(もちろん、テント内での火器使用は自己責任でお願いします。換気には十分気をつけてください。)
というのもユニフレームのユニセラだとかイワタニの炉端大将と比べ、イワタニのやきまるは煙が出にくいことから、そもそも火がつきにくいシステムになっているからです。さて、本当にやきまるを使うと火が出ないか実際に焼き肉をして確認してみましょう。
やきまるで脂の多い豚肉を焼いてみる
最初に豚肉から焼いてみますね。炉端大将の様な網焼き器を使って脂の多い豚肉を焼くと、必ずといっていいほど炎が上がるのはパパーマンだけではないと思います。
下の写真は豚肉を焼いているところですが、全然煙は出ていませんし、もちろん炎も上がりません。良くみるとプレートの上の溝にそって脂が流れ、プレートのスリットから下に脂が落ちているのがわかります。これはイワタニさんの思った通りですね。
実は、パパーマンはこのテストをユニフレームのユニツアー3の前室で行っているのです。このユニツアー3の前室の天井は低いので、もし焼き肉をしていて炎が上がったらテントに大きな穴があいてしまうかもしれません。(笑)ですので、パパーマンが炎のあがらないやきまるの様なグリルを使うことには大きな意味があるのです。
やきまるでホルモンを焼くとどうなる
さて、豚肉だけでは当然納得しない方がいらっしゃると思いますので、次はやきまるでホルモンを焼くことにしますね。これで火がつかなければ、かなり大丈夫なのではないでしょうか。
さて、ホルモンを焼いていますよ。ホルモンだとさすがにやきまるでも、煙がゼロというわけにはいかない様ですね。それにしても煙はかなり少なく抑えられています。豚肉の時よりもプレートの上を流れる脂の量も多いですね。
気になる炎ですが、ホルモンを焼いても一回も上がりませんでした。炉端大将ならホルモンはいつも火だるまになりますから。(笑)
いいですね、やきまる。
最後に下の写真は、焼き肉が終わってプレートの下を見たところです。肉はパパーマン1人で食べた量だけしか焼いていませんが、この白くなって固まった脂の量を見て驚きませんか?この脂を最後にくずしてみましたが、かなりの厚みがあって、まるでロウソクの様でした。
こんなに脂がたまったことは炉端大将では経験がありませんでした。これはやきまるでは脂が煙にならず、そのまま下に落ちている証拠なんだと思います。
話は脱線しますが、この脂の量を見て改めて思いましたよ。年寄りに脂っこい肉はやはり毒ですね。(笑)若いうちはいいけど、歳をとると健康のために脂はできるだけ落として食べたいものです。
イワタニのやきまる まとめ
脂の多い豚肉とホルモンを今回焼いてみましたが、炎はあがりませんでした。もちろん焼く肉によって、結果が違ってくるかもしれませんので保証は出来ませんが、焼き網タイプのグリルと比べれば雲泥の差だと思います。
最後に、この「やきまる」ですが、
子供とキャンプをする時など、焼き肉で火があがると危険を感じる方にはやきまるがおすすめです。
今回は、このへんで。