焚火の着火に失敗しないために
今回はソト(SOTO)のスライドガストーチ ST-480の紹介をします。
目次
焚き火で一番注目される瞬間を難なくクリアしよう
ファミリーキャンプで焚火をすることになったら、お父さんは、まず焚火台の上に買ったばかりの薪を組みあげ新聞紙を丸めてその下に入れます。それから次にライターで新聞紙に着火しますよね。
そういう時に普通のライターだと風が吹いていて火がつかなかったり、新聞紙についた火が消えてしまうと子供は、「なんだ、お父さん。」とがっかりしてしまうかもしれません。
というのも、火をつけるその瞬間が、その一日のキャンプの中でお父さんが一番注目される瞬間だからです。
というのは全てochanの経験なのですが。(笑)
同じような経験のある方や着火に失敗しないようにと思った方は、耐風性能の高いこのスライドガストーチがあれば着火の成功率が上がるはずです。
見た目は普通のライターだけどギミックがすごい
今回紹介するのは、ソト(SOTO)のスライドガストーチですが、これを使う前に今は廃盤になっているユニフレームのスタティックターボというものを使っていました。
スタティックターボは先端から、炎がシューっという音とともに出てきて、火がつきにくい蚊取り線香に対しても簡単に着火ができるし、見た目にもステンレス製で格好良く気に入っていたのですが残念なことに最後は故障してしまいました。
そこで代わりになるガストーチを探していたのです。
見つけたのが、ソト(SOTO)のスライドガストーチでした。
焚火や花火への着火を前提にすると先端がチャッカマンの様に長くなっているタイプが便利なのですが、この条件で探すと今のところスライドカストーチしかないのです。
だけどそのスライドガストーチの外観は一見すると100円ライターのようで、購入して手にするまで値段相応の価値があるのか不安でした。ところが実際に手にすると、意外にもずっしり重くて剛性もあり安っぽさなど感じられません。
スライドガストーチは先端部分が伸びる
スライドガストーチは先端部分が最大75mm伸びるギミックにより着火源から手を遠ざけて使用することが出来ますので、安全に着火することができます。もちろん使わない時はポケットにちょうど入るサイズになるのが特長です。ライターは常に持っておきたいアイテムなので、この機能はとても便利です。
ちなみに、スライドガストーチの伸ばせる長さは無段階です。
安全に配慮したロック機構付き
また、スライドガストーチには安全機構とし着火のロックもついています。下の写真の黄色い部分は着火ボタンですが、ここをスライドすることによりロックが解除され、火をつけることが可能になります。子供が間違って、このトーチを使わないようにするには有効だと思います。
ソト(SOTO) スライドガストーチの主な仕様
主な仕様です。
- 原産国:日本
- 本体サイズ:幅3.8×奥行1.8×高さ11~18.5cm
- 本体重量:52g
- 使用燃料:ライター用ガス、CB缶(カセットガス)、OD缶(※OD缶からの充てんは別売フィルアダプター必要)
- 火炎温度:1,300℃/極細集中炎
- 火口径:直径1.4cm
- 連続使用時間:30秒以内
CB缶からガスを充填できるのでランニングコストが安い
ガスの残量確認用に窓がついていますが、スライドガストーチはガスが無くなれば再充てんできるタイプなので、少し高いライターと感じるかもしれませんが、使っていると元は取れるはずです。というのも充填するガスには安いCB缶が使えるからです。
炎温度1,300℃の強力耐風バーナーを採用
炎は一般的なライターのように立ち上る炎ではなく、バーナータイプですので強い風の中で使っても消えにくいです。特にアウトドアで使うときは、このバーナータイプがとても使いやすいですよ。
ソト(SOTO) スライドガストーチまとめ
スライドガストーチST-480は名前の通り、普段はポケットに入れておけるくらいコンパクトサイズにもかかわらず、使いたい時にはスライドさせて火口を伸ばすことで安全に使えるのが一番の特徴です。また炎温度1,300℃の強力耐風バーナーを採用しているので、風の吹くアウトドアで使う場合はベストチョイスとなります。
だから焚火に着火をするような時に使いたい方にはとてもお勧めです。
最後になりましたが、これまでスライドガストーチを使用してきた管理人が独断と偏見で評価します。
コストパフォーマンス
使いやすさ
ランニングコスト
これから寒くなってくるので、焚き火を楽しみましょう。
それでは、このへんで。