こんにちは、ochanです。
前回の記事「屋久島&九州ふたりキャンプ旅2023第四話 縄文杉へと続く長い道のり」の続きです。
今回は、第一の目標だった「縄文杉トレッキング」から命からがら帰還した日の翌日のお話になります。
普段、週末にソロキャンプをするだけで筋肉痛になる僕には、それはまあ覚悟は出来ていたのですよ。
この日、朝起きると体が全く動きませんでした。
やっと起き上がっても、歩くと足が痛くて痛くてたまらず、ミイラ男のように歩幅20cmくらいで両手を前に出してミッチーの後を歩いていましたよ。
藁にもすがる思いで膝につけるサポーターを買い求めることに。
屋久島のドラッグストアをまわって探し、見つけたお店で早速サポーターを試着。
膝サポーターを装着するのは初めてだったのですが、足が楽になりかなり助かりました。
そのような僕を尻目にミッチーは何事もなかったかのように動いていたのですから僕としては驚きでした。
僕より若いし、元山岳部だったので見かけによらず体力はあるようです。
というわけで、この日は休養日。
僕たちは朝はゆっくりと支度したあと、お昼ご飯を食べ、夕飯の食料調達をするためにキャンプ場を出発しました。
今回は、そんな何でもない一日のお話ですが最後までごゆっくりとどうぞ。
お食事処「樹」(いつき)でトビウオを食べる
2023年10月24日(火) 屋久島のキャンプ場 もりときランタンの朝です。
この日で今年ちょうど43泊目のキャンプとなります。
あまり知られていないかもしれませんが、屋久島はトビウオの漁獲量が日本一なのです。
普段生活していてスーパーの鮮魚コーナーでトビウオって見ない方が大半だと思いますが、トビウオって食べられるのですよ。
トビウオはマグロなどの天敵から逃げるために海の上を滑空するのですが、そのために胸ビレと腹ビレがとても長いのです。
ボラのような顔立ちだし、一見すると鳥っぽいというか、なんだか魚じゃないみたい感じがします。(#^.^#)(個人の感想ですが。)
僕は過去に一度だけ屋久島に一人で旅をしていた時にトビウオの焼き魚定食を食べたのですが、あの独特の味が忘れ難くて今回も屋久島でトビウオ料理を求めてお店を探していました。
そして訪れたのが、宮之浦にあるお食事処「樹」(いつき)
僕が注文したのがトビウオ唐揚げ定食。
食べた食べた。
ヒレも全部食べましたよ。
トビウオが2匹ついていて、これはかなりボリューミーでした。
屋久島名物の首折れサバ
相撲の決まり手に「鯖おり」という背骨を折るような技がありますが、首折れサバは首をポキッと折られて絞められた鯖のことです。
よく「サバの生き腐れ」と言われますよね。
首折れサバは、腐る速度が早いサバを刺身で食べるために、屋久島の漁師さんたちによって生み出された技。
お昼ご飯を食べたあと、この屋久島の名物の「首折れサバ」を売っている魚屋さん「丸高水産」に行きました。
この丸高水産も、もりときランタンの管理人さんにおおススメされたお店です。
店内では見慣れない地元の魚介類が並んでいて、テンションが上がりました。
首折れサバが売られていたので、お店でお刺身にさばいてもらいました。
これはのちほどいただきます。
もりときランタンに戻りのんびり
キャンプ場に帰ると満身創痍の僕はテントでのんびりと過ごしました。
そろそろテント内に生活感が出てきていますね。(笑)
ソロソウルウォウウォウにはDODのフカヅメカンガルーテントSSとGOGlampingのSKY EYE TCを入れて寝室にしています。
それではカンパーイ。
首折れサバで至福の時間を
首折れサバのお刺身の食感はコリコリしていました。
これはたまりません。
美味しくて、ごはんがすすみます。
鯖のお刺身、また食べたいですな。
今回はこのへんで。
この続きは次回「屋久島&九州ふたりキャンプ旅2023第六話 西部林道の野生動物」の記事をどうぞ。